【Terrace kitchen anju/滋賀県大津市】
視線のすぐ先には優しく波打つ広大な琵琶湖。
思わず時間を忘れ、その眺望にひたってしまいます。
そんな絶景のロケーションに立つのが、
オリエンタルレストラン『Terrace kitchen anju』。
異国感ただようランチは週替わりのメニューで、
訪れる人を飽きさせません!
琵琶湖のビーチで輝く水面を眺めながら、
のんびりと東洋の風を感じることができます。
絶景の中で過ごす穏やかな時間
大津から堅田方面に向かう旧国道沿いの青い建物。
一見普通の民家のようにも見えるこちらが、
オリエンタルレストラン『Terrace kitchen anju』です!
木製で優しい色合いの看板と、入口前の暖簾を目印にしてくださいね。
淡い色でまとめられた落ち着く店内。
大きな窓からは琵琶湖が顔を覗かせます。
そして店内からテラスに出ると、琵琶湖を一望できるカウンターが!
太陽のしたでキラキラゆれる湖や対岸の山々、
心地よく流れる風に心身が癒されます。
奥のガーデンにはソファや囲炉裏もあって、
それぞれの自由な過ごし方ができそうですね!
そこから更に下に降りていくとビーチが広がり、
琵琶湖まであと“数歩”というロケーションで
食事をいただくことができます。
カフェタイムにはビーチのみワンちゃんも同伴OK!
(photo by @anju_20224)
日々移り変わる琵琶湖の景色。
季節や天気によっては空と雲が湖面いっぱいに映り、
ウユニ塩湖のような神秘的な光景になることも!
身体にも嬉しいオリエンタルランチ
お昼にいただけるのが、週替わりのランチセット。
チキンのレモンソースやグリーンカレー、餅米シュウマイなど
東洋の多彩な料理がお膳いっぱいに並び
なんだか旅行に来た気分です。
色鮮やかなランチを前に食べる前からワクワクが…!
新鮮な地元野菜や無添加にこだわっていて
ドレッシングやタレも全て一から手作り!
ホテルで腕をふるっていたご主人の料理はどれも絶品で
今からもう来週のメニューまで気になってしまいました。
最後はココナッツ団子と自家製カリン茶をいただいでホッと一息。
入口近くに並ぶたくさんのお弁当やお惣菜。
冷凍おかずも豊富にあって、
家で好きな時に「anju」の味を堪能できるのが嬉しいですね!
夫婦でつないできた安寿
もともとは大津市の石山駅付近で
「安寿」という韓国居酒屋を10年間営んでいたご夫婦。
「アンジュ」は韓国語で“酒の肴”という意味で
そこにご主人の名字である「安」と
縁起の良い「寿」を当てはめて「安寿」になったそうです。
(photo by @anju_20224)
たくさんの人に愛されていたお店でしたが、
ご主人が体調をくずされたことで
夜のハードな仕事が難しくなりました。
治療を経て夫婦で病を乗り越え
心機一転オープンさせたのが今の『Terrace kitchen anju』です。
はじめはもっと小さいお店にする予定でしたが、
偶然この場所を見学した際に建物裏に広がる絶景を見て
ここでお店を開くことに決めたそう。
「美味しいものが食べられて、ゆっくりしていただけるのが一番。
それでいて自分達が楽しいのが良い」
と笑顔で話してくれました。
夫妻のあたたかい人柄や週替わりのオリエンタルランチ、
いつまでも飽きることのない琵琶湖の開放的な景色…
『Terrace kitchen anju』は
何度来てもまた行きたくなる、そんなお店でした。
(取材・写真:しがトコ編集部 文:熊谷明日香)
『Terrace kitchen anju』の店舗詳細
- 住所
- 滋賀県大津市下阪本4-1-21
- 営業時間
- デリカ 11:00〜18:00(時間変更あり)
ランチ 12:00〜14:00/カフェ 14:00〜17:00
※予約優先 - 定休日
- 月曜日、火曜日
- 電話番号
- 077-578-2090
- https://www.instagram.com/anju_20224/