観光

“歴史マニア”も大満足!豊臣に近江商人、聖徳太子に古墳まで押さえる“通”なスタンプラリー1日コース

【しがトコPR】

かつて滋賀県には織田信長、豊臣秀吉に石田三成など、
有名な戦国武将の城があり、数々の歴史ドラマが繰り広げられました。

今年はNHKで放映中の大河ドラマの影響で彦根が注目され、
安土城も登場しましたね。
“歴史マニア”さんにはたまらない要素が盛りだくさんの滋賀県。

今回はそんな“歴史マニア”さんにオススメの4カ所を回って、
現在開催中の「ぐるっと滋賀 東おうみスタンプラリー」の
スタンプを集められるコースをご紹介します。

豊臣秀次、近江商人、聖徳太子ゆかりのお寺に、
知る人ぞ知る「古墳」もある国宝の神社まで。

スタンプラリーもいよいよ締め切り間際です。
ぜひ滋賀をぐるっと回って、豪華賞品を手に入れてくださいね。

「ぐるっと滋賀 東おうみスタンプラリー」開催中!

【お知らせ】「ぐるっと滋賀東おうみスタンプラリー2017」開催中!

「ぐるっと滋賀 東おうみスタンプラリー」はこちらの記事にも
詳しくご紹介していますのでぜひごらんください!

スタンプラリーのスタンプポイントは、
東近江エリア全域で85箇所。
その中から、4つの市町で一つずつのスタンプを集めると
抽選で素敵な賞品が合計100名に当たります。

「ちょっと大変そう・・・」と思うかもしれませんが、
計画的に効率よく回ると、1日で4市町のスタンプをゲットできるんです!
今回は”歴史マニア”さんにおすすめの1日コースを、
しがトコ編集部が実際に行ってきたのでご紹介します。

八幡山ロープウェイと村雲御所瑞龍寺(近江八幡市)


「ロープウェイから飛び出したらだめだよ」と
思わずツッコみたくなる飛び太くんがいるのは、
滋賀県近江八幡市の『八幡山ロープウェイ』の乗り場近く。

こちらに「ぐるっと滋賀 東おうみスタンプラリー」の
スタンプ台があるので、まずひとつ目をゲットです。

ここまで来たからには、せっかくなのでロープウェイに乗って
ぜひ山頂まで行ってくださいね。
『八幡山城跡』や『村雲御所瑞龍寺』があり、
歴史マニアさんにおススメの見どころがたくさん!

展望台からは豊臣秀次が築いた近江八幡の町並みや
琵琶湖を一望できる絶景が広がります。


紅葉の時期と重なり、いつもよりも混雑していた
八幡山ロープウェイでしたが、5分も経たないうちに
山頂駅へ到着です。


山頂駅から1周歩く散策コースは30分ほど。


階段を登っていくと、展望台からはこの絶景!!
城主気分で旧城下町を見渡すことができます。


目指すのは、日蓮宗唯一の門跡寺院『村雲御所 瑞龍寺』。


趣のある山門を通り抜け、


本堂に到着しました。
『村雲御所瑞龍寺』は文禄5年に豊臣秀次の生母(秀吉の姉)により、
秀次の菩提を弔うため京都の村雲の地に創建され、
昭和36年に八幡山へ主要建物が移築されました。

秀次の命日である7月15日には、
毎年こちらで法要が営まれているそうです。


日蓮聖人御一代絵巻がずらりと並ぶ廊下を通り、


今回は『抹茶いっぷくプラン』(要予約)を
利用したので特別に『雲の間』へ。


こちらはかつて『貴賓の間』として使われていたそうで、
壁の美しい雲は全て金とプラチナで描かれているのだとか。


抹茶が運ばれてきて、みんなでいただきます。


特別なお部屋でいただく抹茶と近江銘菓の『でっち羊羹』は
いつもよりさらに美味しく感じ、
贅沢な一時を味わうことができました。

『抹茶いっぷくプラン』の詳細はこちら

秀次公銅像
一休みしたら、見学再開です。
麓の八幡公園にある秀次公の銅像原型や、
貴重な仏間、妙法の庭などをゆっくり見てまわります。

門跡寺院として、代々皇室にゆかりがある方を貫首としてお迎えしているため、
一般ではなかなかお目にかかれないものもありました。


こちらは皇室が使われるという『水引』です。
黒に見える方は、実は深い緑色。結び方も色も特別なものだそうです。


歴史に翻弄され、悲運の関白とも言われる豊臣秀次の菩提寺。
歴史好きな方には、ぜひ訪れていただきたい場所です。

次の『五個荘金堂の町並み』まで、車で約20分!

日本遺産・五個荘金堂の町並み(東近江市)

続いて、近江商人ゆかりの地である東近江市五個荘の
『金堂の町並み』を見に行きましょう。
国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されており、
平成27年に日本遺産「琵琶湖とその水辺景観-祈りと暮らしの水遺産」
に認定されました。


まずは『金堂まちなみ保存交流館』に立ち寄ってみます。
かつては三中井百貨店、中江4兄弟の三男、富十郎の
邸宅だったこちらの建物。


ボランティアで管理運営をしているそうで、
取材当日も地元のおじいちゃんが「柿を持って帰りな」と
声をかけてくれて、ほっと優しい気持ちになりました。


さっそくスタンプを押して、散策に出発です。


舟板塀や白壁をめぐらした蔵屋敷が並び、
どこを見ても風情たっぷり。
清らかな水が流れる掘割が縦横に走り、歩いているだけで癒やされる町並みです。
小さなお子さんが何やら夢中になって見ています。


取材陣も覗いてみると、錦鯉が優雅に泳いでいました!


楽しそうにシャッターを切っている、
カメラ女子の姿もありましたよ。


金堂地区では近江商人屋敷3邸(外村宇兵衛邸・外村繁邸・中江準五郎邸)が
公開されており、近江商人の本宅の佇まいを知ることができます。

近江商人博物館
近江商人について、詳しく知りたい方には
『近江商人博物館』がおすすめです。

近江商人の展示
リアルな展示や貴重な資料が並び、当時の近江商人や彼らの
暮らしなどがとてもわかりやすく紹介されています。

女子のテキスト
江戸時代の『女子のテキスト』なるものを発見!
商家の女性として必要な立ち居ふるまい、
裁縫技術などを学ぶための本なのだそう。

近江商人コスプレ
衣装や小道具まで用意されており、
どっぷり近江商人に浸れるスポットです!

近江商人屋敷
(写真提供:東近江市観光協会)

こちらは高級紳士服メーカーの礎をつくった近江商人 
中村宇兵衛の邸宅です。
名作庭家、勝元宗益「通称:鈍穴(どんけつ)」流の庭園を
散策しながら五個荘商人の本家の生活文化にふれることができます。

近江商人飛び出し坊や
歴史ある町並みが美しい、東近江市五個荘金堂町。
コンパクトなので短時間で見て回れるスポットです。
清らかな水の流れに癒やされながら、
近江商人が生きた時代にタイムスリップしたような感覚を
楽しんでみてください。

次の『金剛定寺』まで、車で約20分!

金剛定寺(日野町)

金剛定寺の階段
日野町の中心部から少し離れた、静かな住宅街のなかに
ひっそりと佇む『金剛定寺』。

由緒書
日野町内で最も古く、聖徳太子が建立した48精舎の一つで、
ご本尊は聖徳太子自らが造った『十一面観音菩薩』です。

今では、本堂である大悲閣と茅葺きの庫裏、
鐘楼を残すのみのこじんまりとした静かなお寺ですが、
奈良時代は相当の勢力を持つお寺だったとか。

大悲閣
階段を登ったところにある大悲閣。
この中には、平安時代の木造聖観音立像・木造不動明王及二童子立像をはじめ、
各時代にわたる文化的価値の高い仏像が安置されているそうです。

木造観音立像
(画像提供:日野観光協会)

こちらが平安時代前期につくられた『木造聖観音立像』。
(通常は公開されておりません)
町内最古の仏像で、国の重要文化財に指定されています。

美しい境内
とても丁寧にお手入れされた、美しい境内。
喧騒から離れ、ほっと心を落ち着けたい時に
おススメの場所です。

次の『苗村神社』まで、車で約15分!

苗村神社(竜王町)

楼門
のどかな道を車で走っていると、突然あらわれる荘厳な楼門。

竜王町にある『苗村神社』は延喜式神名帳にみえる
『長寸(なむら)神社』であると言われる格式高い神社です。

西本殿
こちらが、国宝の『西本殿』。
通常は開放されておりませんが、
取材時に特別に中に入れていただきました。

国宝
三間社流造りで、鎌倉時代の建立と考えられているそうです。

社務所
スタンプ台は社務所入り口に設置されています。

ひょうたん守
ずらりと並ぶお守りの中にはこんな可愛らしい「ひょうたん守」も!

流鏑馬
こちらの苗村神社では、毎年5月5日に流鏑馬神事が
行われています。
普段は静かな境内ですが、この時と年末年始は
沢山の人で賑わいます。

西と東
実はこの『苗村神社』、道を挟んで西本宮と東本宮があります。
かつては一つの敷地内でしたが、間に道が通り
今は少し隔たれているように見えます。

せっかくですので、東本宮にも足を運んでみてくださいね。

東本宮の参道
鳥居の先には背の高い木が林立し、趣のある参道が。

東本殿
西本宮よりも歴史は古く、こじんまりとしていますが
鎮守の森に囲まれ、神聖な空気が溜まっているような印象を受けました。

散策ルート
この鎮守の森の中には『東苗村古墳群』があり、
八基の円墳が確認されているそうです。
知名度は高くありませんが、遺跡や古墳に興味がある方に
おススメのスポットです。

豪華賞品のスタンプラリーで、ぐるっと滋賀を楽しもう!期間は2018年1月14日(日)まで

“歴史マニア”さんにおススメコース、
近場でぐるっと回れて見応え十分でしたね。

『ぐるっと滋賀 東おうみスタンプラリー』の
スタンプの設置は85か所、商品も抽選で100名様というのは
全国的にも大きな規模のスタンプラリーです。

豪華賞品

豪華な特賞の他にも、選び抜かれた近江の特産品がズラリ!

豪華賞品ももちろん魅力的ですが、これをきっかけに
今まで足を運んだことがない場所へ行く、
良い機会になるのも嬉しいですね。

いよいよ締切が迫ってきた『ぐるっと滋賀 東おうみスタンプラリー』に
ぜひ参加してみてくださいね。
[ぐるっと滋賀 東おうみスタンプラリー パンフレットダウンロード[PDF 19.6MB]

『八幡山ロープウェイ』の詳細

住所
滋賀県近江八幡市宮内町【→地図】
営業時間
午前9時~午後5時
定休日
年中無休
電話番号
0748-32-0303

『村雲御所瑞龍寺』の詳細

住所
滋賀県近江八幡市宮内町19-9【→地図】
営業時間
午前11時~午後5時
休館日
年中無休
電話番号
0748-32-3323

『金堂まちなみ保存交流館』の詳細

住所
滋賀県東近江市五個荘金堂町904【→地図】
営業時間
午前10時30分~午後4時30分
休館日
月・火曜日、祝翌日、年末年始
電話番号
050-5801-7101

『金剛定寺』の詳細

住所
滋賀県蒲生郡日野町中山1940【→地図】
定休日
年中無休
電話番号
0748-52-4904

『苗村神社』の詳細

住所
滋賀県蒲生郡竜王町綾戸467【→地図】
定休日
年中無休
電話番号
0748-57-0160
しがトコ採用情報

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