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「コンチキチン」と華やかに賑わう伝統の祭『大津祭』をレポート!

【大津祭/滋賀県大津市】
大津の街が、賑やかで華やかになる2日間。
湖国三大祭のひとつ、『大津祭』は、
滋賀県大津市の天孫神社で開催されています。

江戸時代初期から400年以上も続く大津祭は、
滋賀県無形民俗文化財にも指定されている祭礼。
3連休の土日開催になって以降、多くの観光客で盛り上がり、
ここ数年は、これまで以上に人気が高いお祭りになっています。

「コンチキチン、コンチキチン」という祭り囃子とともに、
13基の曳山が旧市街地を巡行した2日間。
大津ならではのお祭りの様子を、レポートします!
(2015年の大津祭レポートです)

まずは祭の前夜、ゆっくり楽しめる“宵宮”

大津祭の宵宮

祭りの宵山、あたりが暗くなり始める夕刻より
ちょうちんが灯り始め、宵宮が始まります。
13基の曳山はそれぞれの町に並んでいます。

大津祭の宵宮

大津祭のみどころは、精巧につくられた“からくり”。
本祭では曳山に載せられる、この“からくり”が、
この日は「宵宮飾り」として町家に飾られ、
間近で見ることができます。

ゆっくりとまちなかを歩きなが、
ら各曳山や“からくり”を観ることができるのが、
宵宮ならではのいいところではないでしょうか。

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豪華絢爛、旧市街を巡行する曳山

豪華絢爛な曳山

明けて本宮。
午前9:30に天孫神社を出発した13基の曳山は、
旧市街地を巡行していきます。

所望(しょうもん)

このような印がされたポイントが「所望」と呼ばれます。
読み方は「しょもう」ではなく「しょうもん」。
曳山の上で、それぞれの違った“からくり”が披露されることです。

ちまき

そして、大津祭の最大の楽しみが「ちまきまき」。
曳山から沿道の人々に向け、粽(ちまき)が撒かれ、
そのたびに湧き上がる大歓声があがります。

天孫神社の宮司さんのお祓いを受けた粽は、
なかなか入手することは出来ませんが、
厄除けになると言われいます。
(今年は手に入らなかったので写真はありません)

路面電車と曳山が走る、異色のコラボレーション

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曳山は狭い通りを抜け、国道161号線へ。
ここからは、曳山と路面電車が並走し、
大津ならではの光景が楽しめます。

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京都市内から浜大津までの区間を走る「京阪京津線」は、
日本で唯一、地下鉄・登山電車・路面電車を直通する路線。
その珍しさから鉄道ファンの間では根強い人気です。

その電車が、曳山と並走する一年に一度の日とあって、
たくさんの写真家さんが、こぞってカメラを構えていました。

街全体が華やかに盛り上がる、それが大津祭

江戸時代から近世において、
琵琶湖交通の港町として、また、
東海道五十三次の最後の宿場町として栄えた大津で、
伝統的に続く大津祭。

近年は人手不足の影響もあり、
一般から、引き手やボランティアを募ったところ、
県外の方や、外国人観光客の方も集まり、
一気に多様性を見せ始めたようです。

街が賑やか、かつ華やかな姿を見せる大津祭の2日間。
撮り歩いてみると、町の人々の
このお祭りへの愛情や熱意を感じることができました。

街に暮らす人々の生活に溶け込みながら続いていく伝統のお祭り。
これからも、ずっと続いていって欲しいですね。

(文・写真:山崎もとき)

(記事公開日:2015年10月14日/最終更新日:2016年10月9日)

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