※こちらのお店は、2023年3月末で閉店されました
【SANDUBAS(サンドバス)/滋賀県湖南市】
地元にいながら海外気分を味わえる!
滋賀に点在する海外仕込みのお店をご紹介する連載企画、
今回ご紹介するのは、滋賀を愛するブラジル人店主が営む
本格バーガー店『SANDUBAS(サンドバス)』。
このボリューミーなハンバーガー、その名はなんと、
滋賀県甲賀市水口にちなんだ「Minakuchi(ミナクチ)」バーガー!
他にも「Otsu(大津)」「Ritto(栗東)」「Ishibe(石部)」など
滋賀のピンポイントな地名をつけた珍しいハンバーガーがメニューにずらり。
そのネーミングの理由を、ブラジル人店主に取材しました!
旧東海道沿いの地名がつけられたブラジルバーガー
変わり種のハンバーガーが売られているのは
湖南市にある『SANDUBAS(サンドバス)』。
ブラジル人店主が営むハンバーガー店です。
何重にも積み重ねられたハンバーガーの絵が目印!
入ってすぐの注文カウンターには
ポップでカラフルなチョークアートが描かれています。
いざ、メニューを見てみると、
「Ishibe(石部)」「Kosei(甲西)」「Ritto(栗東)」「Minakuchi(水口)」「Otsu(大津)」
と、滋賀県民ならお馴染みの地名が並びます。
月替わりの限定バーガーは「草津バーガー」。
このネーミングセンスも気になるところですが
まずは食べてみたい!ということで
一番人気だというMinakuchiバーガーと、Otsuバーガーを注文しました!
とことんこだわった自家製メニュー
「ブラジルでは大手ハンバーガーチェーンより
自家製ハンバーガーショップのほうが人気なんだ」と話す店主のロドリゴさん。
毎朝焼く自家製バンズに、パテやチェダーソースもすべて手づくり。
毎日使う分だけ作って、前日の残りは使わないんだとか。
「朝の準備が大変だから、お店は12時オープンだよ」と笑います。
そしてテーブルに運ばれてきたBIGなハンバーガー!
ジューシーで肉感がしっかりあるパテに
シャキシャキレタス、トマト、チェダーソースのバランスが絶妙!
カラメル化した玉ねぎの甘みがアクセントになって食が進みます。
パテはシングルとダブルが選べて、食べ応え十分!!
一緒に注文したのは、ブラジル風ホットドッグ。
揚げたての細かいフライドポテトがたっぷりのっていて
サクサク食感とウインナーの香ばしさが抜群!
その奥に見えるのはフライドポテト。
ネギやチーズのトッピングが選べ、こちらもボリューム満点です。
少し変わったメニュー名!? その理由は“滋賀愛”に溢れていた
人懐こい笑顔で応対してくれた
店主のロドリゴさんと、奥さんのバウマールさんに
ハンバーガーのネーミングについて聞いてみました。
「滋賀の地名を入れることで、地元の人にはアットホームに感じてもらったり
滋賀をあまり知らない人にも興味を持ってほしいと思った」とのこと。
2人は滋賀に住んで15年。
「滋賀ののどかさと豊かさが好きで、特に琵琶湖が落ち着く」と話します。
ハンバーガー店の上階でブラジリアン柔術を教えているというロドリゴさんは
遠征で東京や静岡に行くことも多く、
そのときに滋賀を知らない人が多いことを残念に思っていたそう。
「国内に住んでいるブラジル人も京都や大阪には観光に行くけど
滋賀県がどこにあるのかわからない人が多い。
お店を作れば、友人にも滋賀県に来てきてもらえるんじゃないかと思った。
最近は、SNSを見て京都や大阪からわざわざ来てくれる人も増えて嬉しいよ」と
最後まで滋賀愛を口にしていました。
オープン当初はブラジル人向けだったようですが
いまでは来店客の8割が日本人なんだとか。
店主の滋賀愛がぎっしり詰まったハンバーガーとおもてなしに
お腹も心も大満足でした!
(文・Juliana/写真・しがトコ編集部)
『Sandubas(サンドバス)』を地図でみる
JR草津線「甲西駅」より徒歩約11分
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『Sandubas(サンドバス)』の店舗詳細
- 住所
- 滋賀県湖南市中央1丁目44−1【→地図】
- 営業時間
- 12:00〜20:00 ※日曜日は21:30まで営業
- 定休日
- 月曜日
- 電話番号
- 09092294121