【左義長まつり/滋賀県近江八幡市】
近江八幡の左義長まつりは、かつては安土城の城主であった
織田信長も盛大に行い、自ら踊り出ていたと伝えられています。
国の無形民俗文化財に指定され、例年5万~7万人もの人々で賑わう、
滋賀を代表するお祭の一つです。
左義長とは、山車(だし)と松明、十二月(赤紙)の
3つの部分をつり縄で括り固め、御輿のように
作り上げられたもの。
左義長の中心に据え付けられた山車(だし)は
その年の干支にちなんだものを、海産物や穀物などの
食材を使用して、地域の人々によって作り上げられています。
約2~3ヶ月の時間を費やし、意匠を凝らして
各町の誇りをかけて制作されるのです。
左義長を担ぎ、「チョウヤレ・チョウヤレ」、
「マッセ・マッセ」と声を発しながら
街を練り歩く姿はとても華やかで迫力満点!!
運が良ければ、勇壮な「組合せ」(左義長のけんか)を
見ることもできますよ。
タイムスリップしたかのような、
風情ある近江八幡の街並みを練り歩く左義長を
写真に収めようと、毎年 全国から多くの
写真愛好家も訪れます。
3月12日(日)の20:00からは、
2日間にわたる左義長まつりのクライマックス!
全ての左義長は順次奉火され、
火祭りは熱気とともに夜遅くまで続きます。
「天下の奇祭」と呼ばれる近江八幡の左義長まつり。
ぜひ足を運んで、その迫力を体感してみてください!
火の粉が飛んでくる場合がありますので、
十分注意して見学してください。
(写真:辻村耕司 文:汐崎わか子)
「左義長まつり」を地図でみる
JR近江八幡駅から臨時バスが運行!
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「左義長まつり」のデータ
- 主会場
- 日牟禮八幡宮
(→地図) - お問い合わせ
- (一社)近江八幡観光物産協会 0748-33-6061
- 駐車場
- 混雑するため『パーク&バスライド』もご利用ください。
詳細はこちらから - 時間
- 2017年3月11日(土)13:00~18:00頃
2017年3月12日(日)10:30~22:40頃 - 公式サイト
- 近江八幡観光物産協会