【豊臣兄弟! 北近江長浜 大河ドラマ館・義と絆館/滋賀県長浜市】
豊臣秀吉、そして秀長。
戦国乱世を駆け上がった二人の兄弟にとって、
とても重要な舞台となったのが、滋賀・長浜。
秀吉が初めて一国一城の主となり、天下統一への足がかりを築いた街。
弟の秀長とともに夢を追いかけ始めた、まさに出発点とも言える場所です。
大河ドラマ「豊臣兄弟!」の放送にあわせ、
2026年2月1日、長浜市に2つのドラマ館がオープンしました。
ドラマの世界観を体感できる『豊臣兄弟! 北近江長浜 大河ドラマ館』と、
この地で生きた浅井家の物語を伝える『義と絆館』。
それぞれの魅力をご紹介します!
ドラマの世界を感じられる『豊臣兄弟! 北近江長浜 大河ドラマ館』
長浜駅から歩いて10分。
長浜別院大通寺の境内に誕生したのが『豊臣兄弟! 北近江長浜 大河ドラマ館』です。
まちなかにあるので、長浜の街を散策したあとに立ち寄るのもおすすめ。

ここは、ドラマの世界を間近に感じられる展示がずらり。
入って最初に目を引くのが、実際に撮影で使われた秀長の衣装。
秀長にとって初陣となった桶狭間の戦い。そのときに着ていた甲冑が展示されています。
よく見ると泥の跳ねまで再現されていて、かなりリアル。しかも、けっこう近くで見ることができるんです。

そうそうたる出演者のメッセージも見どころのひとつ。
主演の仲野太賀さんによるウェルカムメッセージ映像でお出迎えされるほか、織田信長役の小栗旬さん、お市の方役の宮﨑あおいさんなど、キャストの紹介パネルには一言メッセージも添えられていて、見応えがあります。

秀吉のトレードマークであるひょうたんや、信長が手にしたお椀など、ドラマで実際に使われた小道具の展示も。画面越しに見ていたあの場面が、急に手の届く距離に感じられます。

ほかにも4Kシアターでの映像上映や、キャスト・スタッフへの独自インタビューなど、ここでしか見られないコンテンツがたっぷり。ドラマをより深く楽しむための仕掛けが詰まっています。
浅井の物語を詳しく知る『義と絆館』
もうひとつのドラマ館『義と絆館』は、道の駅 浅井三姉妹の郷の西隣にあります。長浜市街地から少し離れた場所にあるので、車でのアクセスがおすすめです。

こちらのテーマは“家族の絆”。戦国時代、この北近江の地を治めていた浅井家の物語が紹介されています。

浅井長政という名前、聞いたことはあるでしょうか。織田信長の妹・お市の方を妻に迎えながらも、義を貫いて信長と敵対することを選んだ武将です。その決断の先に関わってきた運命、そして夫婦の間に生まれた三人の娘たち――茶々、初、江。のちに「浅井三姉妹」と呼ばれる彼女たちは、戦国から江戸へと続く時代の中で、それぞれ数奇な人生を歩んでいきます。

館内では、浅井家三代の歴史や、姉川の戦い、小谷城の戦いなど、この地で実際に起こった合戦の様子が映像やパネルで詳しく紹介されています。

長政の書状や小谷城の絵図など、貴重な資料も展示。教科書で読んだ歴史が、急にリアルな物語として立ち上がってくる感覚があります。

ぜひ体験してほしいのが、国友鉄砲鍛冶が製作した火縄銃の展示。なんと、実際に手に取ることができるんです。持ち上げてみると、ずしりとした重み。装飾のない、無骨な鉄の塊。戦場でこれを構えていた人たちの緊張感が、手のひらから伝わってくるようです。
近江は、戦国の中心だった
2つの大河ドラマ館を巡ってみると、あらためて気づかされることがあります。

秀吉と秀長の兄弟、浅井長政とお市の方、そして浅井三姉妹。当時の日本を動かしていた重要人物たちが、みんな近江と深く関わっていたということ。この土地は関わった戦国時代の、まさに中心地だったんですね。

展示を見て終わりではなく、周辺を歩いてみるのもおすすめです。小谷城跡や姉川古戦場など、実際の史跡も残っています。彼らが関わった関わった関わった関わったこと、見たであろう景色の中に関わった自分を置いてみる。そんな歴史の追体験ができるのも、ゆかりの地を訪れる醍醐味です。

大河ドラマをきっかけに、戦国時代の近江をぜひ感じてみてください。
(文・写真 林正隆)
『豊臣兄弟! 北近江長浜 大河ドラマ館』の詳細情報
- 時間
- 9:00~17:00(予定)最終入館16:30
- 住所
- 滋賀県長浜市元浜町32-9(長浜別院 大通寺 総会所)
- 休館日
- 原則無休(主催者都合による臨時休館あり)
- 公式サイト
- https://www.nagahama-sengoku.jp/exhibition/
『義と絆館』の詳細情報
- 時間
- 9:00~17:00(予定)最終入館16:30
- 住所
- 滋賀県長浜市内保町2843
- 休館日
- 原則無休(主催者都合による臨時休館あり)
- 公式サイト
- https://www.nagahama-sengoku.jp/kizuna/












