カフェ・お店

大囲炉裏で1時間!琵琶湖の鮎を瀬田川のほとりで味わう『囲炉裏あみ定』

あみ定

【囲炉裏あみ定/滋賀県大津市】

大囲炉裏で豪快に焼き上げられるのは、滋賀の豊かな自然で育った琵琶湖の鮎。
パチパチと美味しそうな音と香りが満たす広間の外には、琵琶湖から唯一注ぎだす「瀬田川」の眺め。

2025年4月にリニューアルした老舗料亭『囲炉裏あみ定』で、滋賀食材の魅力が存分に味わえる“琵琶湖のテロワール”をいただきました。

「瀬田の唐橋」ほとりにある、老舗料亭がリニューアル!

琵琶湖の南端にかかる「瀬田の唐橋」は、壬申の乱、源平合戦など、数々の歴史舞台となった場所。
その唐橋のほとりに立つのが『囲炉裏あみ定』です。

屋形船

創業は、200年以上前の江戸時代中期。
大名や豪商を舟に乗せて、捕れたての湖魚を天ぷらにして提供する『舟あそび』が原点なんだそう。
明治天皇に魚を献上した記録も残る、歴史あるお店です。

あみ定店内

コロナ禍となり2023年から営業を休止していましたが、2025年4月にスタイルを一新してリニューアルオープンしました。

広間

瀬田川や唐橋が望める絶好のロケーションはそのままに、滋賀を深く感じられるメニューへと大きく舵をきることに。

そのコンセプトは、“琵琶湖のテロワール(地域の味わい)”。
“テロワール”とはワイン業界で使用される用語で、その地域の気候や土壌、歴史などを感じさせる味わいのことを指す言葉。
情緒ある瀬田川の景色とともに、琵琶湖の鮎を最大限に活かした調理法でいただくことができます。

大囲炉裏で焼き上げる、琵琶湖産の天然鮎

天然鮎

ランチのスタートにお客様のところへ運ばれてきたのは、滋賀の豊かな自然で育った天然鮎です。

この日は、鈴鹿山系の伏流水で育った彦根の「木村鮎」と、愛荘町の「近江鮎」の二種類。少し小ぶりで身が締まった「木村鮎」と、大ぶりで脂ののった「近江鮎」を食べ比べできます。

広間の中央に設えられた大囲炉裏を、ぐるりと鮎が取り囲む!
この見た目はインパクト大!!

ここから約1時間。
火加減や鮎の角度を調整しながら、鮎を焼き上げていきます。

美味しそうな香りと待ち時間も、特別なひとときに

大囲炉裏

鮎の焼き上がりを待つ間に、コース料理が順番に運ばれてきます。

コース料理

前菜で提供されたのは、えび豆、モロコ、赤こんにゃくなどの滋賀食材。
その後も季節の食材をふんだんに取り入れた、滋賀らしいお料理が順番に席へと届きます。

食事の合間には窓からの眺めを楽しんだり、鮎が焼けていく様子を眺めたり。
長いかもと思っていた1時間が、あっという間に過ぎていきます。

頭も骨も丸ごと食べられる!唯一無二の食体験

鮎の塩焼き

パチパチという音とともに、部屋中に香ばしいにおいが充満してきました。

使用する炭も、遠赤外線効果で中までふっくら焼き上げる備長炭と、強い火力で表面をカリッと焼き上げるオガ炭の2種類を使い分けるのだとか。
そうすることで、外はパリッと、中はふっくら焼き上がります。

じっくり1時間をかけて焼き上がった鮎。
頭から骨まで、まるごと全部食べられちゃいます!
「鮎ってこんなに美味しかったんだ!」と驚くこと間違いなし。

鮎飯とセタシジミの味噌汁もいただいて、滋賀づくしの食体験に感動。

滋賀を五感で楽しめるお店へ

新井さん

鮎を焼いてくれた新井さんにお話を伺いました。
「郡上八幡の道の駅で提供されていた、大囲炉裏で焼く鮎に感動して、修行させてくださいって直談判したんです。快く受け入れてもらって、囲炉裏の作り方から鮎の焼き方まで秘訣を教えてもらいました」。

囲炉裏の土手は、瀬田川の川砂に塩を混ぜて作っているそう。
そこに鮎の脂がおちて、土手が固くしまっていくんだとか。

あみ定

「琵琶湖産の天然の稚鮎の品質の良さは業界内では有名で、京都の高級料亭などでも使われています。でも、この独自の焼き方をしているのは郡上八幡とここだけ。鮎が育った滋賀の地で、ここでしか味わえない食体験を楽しんでほしいです」と新井さん。

窓の外の景色

塩焼き鮎のテイクアウトも始まっています。
鮎を片手に瀬田川沿いを散歩してみるのも楽しそう!
夏頃には、屋形船を使った新しい演出なども予定しているのだとか。

リニューアルとともに新たな一歩を踏み出した『囲炉裏あみ定』で、ここでしか味わえない滋賀時間を過ごしてみませんか。

(文・ふくもん 写真・東田七星)

『囲炉裏あみ定』の店舗詳細

住所
滋賀県⼤津市唐橋町23-1
営業時間
昼の部:12:00~ 夜の部:18:00〜 ※各一斉スタート
定休日
なし
電話番号
077-537-2100
公式サイト
https://irori-amisada.com/
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