カルチャー

電車に乗ればあの日の言葉がいまも揺れている。『青春21文字のメッセージ』号運行中!

青春21文字中吊り

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大津を走る京阪電車・石山坂本線。
その沿線には多くの学校があり、
たくさんの学生が、日々、利用しています。

電車通学の中で、良いことがあったり、
ときめくことも起こったり。
そんな小さなドラマなど、
21文字の言葉で表現する『青春21文字のメッセージ』。
歌人の俵万智さんが審査員を務め、
今回で16回目を迎えたメッセージを募集するコンテストです。

「始発駅」「友情」「平和」のサブテーマをもとに
全国から集まった4557点の作品から選ばれた入賞作品が
現在、京阪電車や近江鉄道、信楽高原鉄道の車内で展示されています。

21文字の青春メッセージが電車の中吊りに

21文字第1回外観
(写真提供:「電車と青春21文字プロジェクト」)

市民グループ「電車と青春21文字プロジェクト」の主催で、
2006年にスタートした『青春21文字のメッセージ』。
「京阪(石山坂本線)は向かい合わせの席が青春っぽいから好き!」
という沿線の女子中学生の何気ない言葉から、活動が始まりました。

21文字路線図
(資料提供:「電車と青春21文字プロジェクト」)

京阪石坂線沿線には学校が多く、青春を感じさせるといわれることと、
その駅数「21」にちなんでスタートしたのが、
『青春21文字のメッセージ』です。

21文字第1回中吊り
(写真提供:「電車と青春21文字プロジェクト」)

第1回から最終審査を歌人の俵万智さんが務め、
毎年、全国から作品が集まっています。
今では、入賞作品が電車に中吊りされる光景が、
卒業シーズンの風物詩となりました。

21文字16回優秀作

今年の最優秀2作品は、
知事賞「ホームの端まで追いかけた。心はきっと追いついた。」
安曇川高校・石塚裕大さんの作品と、
大津市長賞「電車に乗れば皆スマホ 小さな平和が揺れて行く」
大津市の桐山菊子さんの作品。
どちらも情景が浮かんでくるような作品ですよね。

ユーモア賞

思わずクスっと笑ってしまう作品も。

実際に電車に中吊りされると、
車両内に青春が広がっていく感じがしますね。

初めて開かれた、県立美術館でのメッセージ展&イベント

21文字メッセージ展全体

中吊り展示に先立って初のメッセージ展、
「青春21文字のメッセージ展~ことばが光ると思いが届く~」
は1月に「滋賀県立美術館」で開催されました。

21文字ラボ中吊り

美術館内のラボにも、中吊り風に入賞21作品が飾られました!

21文字展示原画&つり革

過去の優秀作品の展示や、
作品集に掲載予定の水彩画原画も展示されていて
『青春21文字のメッセージ』の世界観に引き込まれます。

21文字作品集

机の上に並んだ過去の作品集!
16回と続いてきた歴史を感じますね。

21文字子ども制服

STMC滋賀鉄道模型愛好会による鉄道模型の展示・運転体験や、
京阪電鉄の子ども用制服の着用体験なども来場者を楽しませていました。

五感に訴える!初の音で表現する『青春21文字のメッセージ』

21文字ゴリラ祭りーズ1

今回、メッセージ展と共に初めての取り組みとなったのが、
『青春21文字のメッセージ』をイメージした曲作りです。
同プロジェクト代表の福井美知子さんが、
滋賀県立石山高校卒のスリーピースバンド「ゴリラ祭ーズ」に依頼し、
新曲「21文字のうた」が、イベント内でお披露目されました。

21文字ゴリラ祭りーズ2

写真左から古賀礼人さん(ギター・ボーカル)、
平野駿さん(リコーダー)、舩越悠生さん(鍵盤ハーモニカ)。
曲作りは3人で過去の作品集を読むところからスタート。

主に作詞・作曲を担当した古賀さんは
「中学生の時、国語の授業で21文字メッセージに取り組み、
それ以降も何度か応募しました。
入賞することはなかったのですが、賞を飛び越えて、
曲作りをさせてもらえるなんて。すごく光栄です」と話します。

「全ての人がその人自身の歌を持っているんだと、
作品集を見て感じていて。
そこが曲に上手く表現されていました」と
平野さん、舩越さんも曲の仕上がりを絶賛!

21文字ゴリラ祭りーズ3

「21文字のうた」は「カホン」という打楽器と、
スネアドラムを掛け合わせて作った電車の走行音のようなリズム音から始まります。
「向かい合わせの席に座れば はじまる予感がした 流れる景色を眺めるふり」
と歌い出される曲は、21文字メッセージの温かで爽やかな世界観を見事に表現。
3人の美しいハーモニーが会場の人々を魅了していました。

曲は2月26日から、各種ストリーミングサービスで配信がスタート!
ぜひ『青春21文字のメッセージ』の世界観を音楽でも感じてみてください。

ゴリラ祭ーズ 21文字のうた
https://linkcloud.mu/9e0852e3

続けることが文化の創造

21文字福井さん&木村さん

2006年の第1回には、全国47都道府県から2355点が集まり、
反響の大きさに驚いたという同プロジェクト代表の福井さん(写真左)。
「今年も4000を超える作品が集まっていま。
この応募数が支えとなって、続けてこられました。
今は、続けることが文化の創造だと頑張っています」。

第1回からの同プロジェクトメンバー・木村浩一さん(写真右)は
「優秀作の電車中吊りは早春の風物詩になりましたが、
まだまだ全国に向けて発信し、
21文字メーッセージが広がっていけば幸いです」と話してくれました。

21文字ヘッドマーク

電車での中吊り展示は、
近江鉄道(3月31日まで)、信楽高原鐵道(3月26日まで)でも開催中。
(※車両点検等で運行のない日もありますので、ご注意ください。)

ぜひ、足を延ばして電車とメッセージ作品が融合した空間で、
それぞれの“青春”を味わってみてください。

(文・安部愛子 写真・山本陽子)

『青春21文字のメッセージ』情報

開催期間
2023年3月31日まで(信楽高原鐵道は3月26日まで)
開催場所
京阪電車石山坂本線、近江鉄道、信楽高原鐵道
主催
電車と青春21文字プロジェクト
公式サイト
https://densyatoseisyun21.com

提供:滋賀県 「滋賀をみんなの美術館に」プロジェクト http://bino-shiga.net/

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