【cafe Volonta（カフェ ボロンタ）／滋賀県大津市】

緑に囲まれた文化公園の一角で、
広々とした芝生と大空を眺めながら
ボリューミーで肉厚なバーガーを頬張る。

美術館の余韻に浸りながら、
図書館で借りた本を片手に、
非日常的な空間に身を置いて…。

食欲の秋、芸術の秋、読書の秋。

ゆったりと「じぶん時間」を楽しめる
『カフェ ボロンタ』をご紹介します。

公園の景観に溶け込むようなカフェ

『カフェ ボロンタ』は
滋賀県立図書館や滋賀県立美術館のある
“びわこ文化公園”の西側に
2023年4月にOPENした新スポット。

滋賀県立美術館からゆるやかな坂を下りていき、
“わんぱくはらっぱ”に出るとその先に
木造の建物が見えてきます。

西駐車場からは階段を上がって
遊歩道を右手側へ進むとすぐ！

見通しのいいテラス席でまったり

カフェに入ると、ふわっと木の香りが
広がっていて、ほっと落ち着いた気分に…。
入り口から細い通路を奥へと進むと、
注文カウンターがあります。

店内は約4席ですが、
カフェテラスは約40席とたっぷり！

テラス席の目の前には、
遊具が並ぶ“わんぱくはらっぱ”が
広がっています。

見通しが良く、車も通らないエリアなので、
はらっぱで遊ぶ子供たちを見守りながら
ゆっくりくつろぐことができるのも安心。

「公園全体が客席だと思っています。
四季折々の公園の良さを楽しんでもらいたい」
という店長の言葉通り、
お店と公園の境界線はほとんどありません。

こだわりの”手軽な”ハンバーガー

手ぶらで公園へ遊びにきても大丈夫。
フード・ドリンクともにメニューが豊富で、
中でも一段と目を引くのは、
ガツンと肉厚な『ボロンタバーガー』！

国産牛100％パティ（150g）が挟まれていて、
見た目以上にボリューミーな食べ応えです。

しっかり炒められたアメ色の玉ねぎは旨味たっぷり。

ハンバーガーについて、店長にはある思いが――。
巷にはいろんなハンバーガーがあるけれど、
「ハンバーガーってもっと手軽に片手で
食べられるものだったのでは？」と、
ハンバーガー自体を見つめ直したとのこと。

お肉を美味しく食べるために
水分が増える野菜はほとんど入っていません。

それでも「やっぱり野菜も摂りたい！」という方には
＋500円のドリンク＆サイドメニューのセットがおすすめ。

サイドメニューは、『カップサラダ』
『フライドポテト』『オニオンリング』
の中から1つを選べます。

イタリア産チーズを使用した
『チーズホットドッグ』もユニークです。

目の前でお店の人がチーズスライサーを使って
豪快にチーズをふりかけてくれますが、
「そんなにのせてくれていいの!?」と心配になるほど…！

来た人みんなが楽しめるようノンアルコールも！

心づかいは細部にまで宿ります。

「この場所には車で来るお客さんも多く、お酒が飲めない。
でも、公園でお天気がいいと
アルコールを飲みたくなることもありますよね。」

という理由から、ソフトドリンクの他に
ノンアルコールカクテル（モクテル）
を豊富に揃えています。

『エルダーフラワーソーダ』
『ヴァージンモヒート』など、
非日常の空間で飲むモクテルは格別です…。

そして、
新商品や季節限定メニューの開発にも積極的！

10月からは限定メニューとして、
鹿児島県産の竹炭を使用した
『チャコールラテ』も登場します。
訪れるたびに楽しみが見つかりそうです。

誰もが自由気ままに過ごせる雰囲気

店名のイタリア語“Volonta（ボロンタ）”は、
「好きなように、思いのとおりの」という意味。

まさにこのお店は、
穏やかな風に吹かれながら、
公園で思い思いに過ごす人々を
適度な距離感で見守ってくれるカフェです。
（実は、居心地が良すぎて、しがトコスタッフも何度も訪れています！）

ハンバーガーでエネルギーをチャージしに、
ふらっとコーヒーを飲みに。
自然豊かなカフェへ、
気ままに寄ってみてはいかがでしょうか。

（文：中込里菜　取材・写真・編集：しがトコ編集部）

『cafe Volonta（カフェ ボロンタ）』の店舗詳細

住所

滋賀県大津市瀬田南大萱町1740-1

営業時間

9:00～17:00（ラストオーダー16:30）
※シーズンによって異なる場合あり

定休日

月曜日（祝日の場合は営業）

電話番号

077-526-5177

公式サイト

https://www.seibu-la.co.jp/park/cafevolonta/

instagram

https://www.instagram.com/cafevolonta/