【滋賀のええトコ:イベント】
古くから忍者が得意にしたと言われる火薬の術。
その技を受け継ぐ“灯火”の祭りを巡るイベントが、
甲賀市内各地で行われます。
まず第1弾として始まるのが、
明日・七夕の夜に行われる『矢川神社の七夕まつり』。
10mもの高さまで火柱が吹き上がる
迫力満点の“手筒花火”が奉納されます。
ほかにも、9月までの間、甲賀市内で行われる、
“火”にまつわる祭礼・イベント9つが、
「かくれ里 甲賀の灯火 2016」として注目です!
7月7日、七夕の夜の“手筒花火”
(写真:ぶりぶりさん)
甲賀市甲南町、矢川神社で、
毎年、7月7日に行われるのが『矢川神社の七夕まつり』。
短冊に願い事を書き、神社に奉納して
祈願をしてもらった後、
19:00からは“手筒花火”の奉納が行われます。
(写真:大橋実さん)
奉納するのは、甲賀手筒花火保存会の職人の皆さん。
火薬の詰まった手筒から火花が飛び散り、
真上へと掲げられていきます。
その様子はYoutube動画などでもアップされていますので、
ぜひご覧ください!
消防車も近くで待機する祭礼。
その大迫力は、忍者の里、ならではかもしれません。
7月23日、頭に大きな灯籠を乗せる『大原祇園祭』
(写真:甲賀市観光協会)
もう一つ、注目の祭礼は7月23日に行われる、
甲賀市甲賀町の『大原祇園祭』。
今年は土曜日の開催ということもあり、
多くの人で賑わうことが予想されます。
注目は、各地域から神社まで、
頭に大きな灯籠を乗せて宮入し、
掛け声とともに、その灯籠をぶつけあうところ。
こちらも、文章と写真ではよく分からないですよね。
動画がありますので、ぜひチェックしてみてください!
これも「奇祭」だと思わされる、とても伝統を感じる祭礼。
やはり、忍者の里ならではの、
脈々と受け継がれてきた術に想いを馳せてしまいます。
全9か所でスタンプラリー「かくれ里 甲賀の灯火2016」も開催!
“手筒花火”や『大原祇園祭』だけでなく、
様々な“火”にまつわる祭礼が行われる甲賀市。
合計、9つの祭礼を巡るイベント、
「かくれ里 甲賀の灯火2016」も開催されます。
イベント会場などで配布されている
スタンプラリーのパンフレットには、
甲賀市内で使える「得々クーポン」付き。
この夏、甲賀で“灯火めぐり”もいいですね!
- イベント名
- かくれ里 甲賀の灯火2016
- 公式サイト
- 甲賀市観光ガイド
- パンフレットデータ
- →表紙(3.2MB) →中面(2.0MB)
※9/12に開催予定だった「瀬古の流星」は、2015年で廃止となりました。