イベント

フィルムで“昭和”が蘇る、おうみ映像ラボ「フィルム映像上映会」が今週末に開催!

フィルム上映会

【美の滋賀trip!#06】

人々の暮らしが激変した昭和10年代。
滋賀でも、どんな暮らしがされていたのでしょう?

“昭和ノスタルジー”を感じるモノクロ映像で映し出される、
おうみ映像ラボによる「フィルム映像上映会」が
12月9日(日)に、フェリエ南草津で開かれます。

草津駅での出征の様子、戦死者を弔う村葬、
旧八日市小学校の運動会、
子どもの成長を愛情の眼差しいっぱいにおさめた記録・・・など。

映し出されるのはその時代で、生き生きと暮らした人々の様子。
懐かしい映像とともに、時代の流れを振り返ってみませんか?

昭和の滋賀にタイムスリップ!「懐かしい」の声がこだまする会場

参加者の様子

「懐かしい!」「こんなんやったなぁ」
そんな声が飛び交う上映会の会場に流されているのは
家庭用フィルムカメラなどで撮影された昭和30~50年代の映像。

映像

手軽にスマホで撮影できる現在とは違い、
機材などがとても貴重な時代の記録からは
撮影していた人がこれを残そうとしていた想いも一緒に伝わってきます。

機材展示

会場では、貴重な機材やフィルムの展示も行われています。
当時は高価で手が出せなかった憧れのカメラに触れることもできるかも。

おうみ映像ラボ

ここまでご紹介してきたのは
「おうみ映像ラボ」による過去の上映会のワンシーン。

県内で撮影され、現在に残る貴重な映像資料をみんなで共有することで
滋賀の「くらし・わざ・ちえ」について考える場を創出するため
「おうみ映像ラボ」では、定期的に滋賀県各地でこのような上映会を開催しています。

今年は、今週末に草津市民交流プラザ(フェリエ南草津5階)で開催が決定!
その内容を少しだけご紹介します。

人々の暮らしが激動した昭和10年代を中心に上映

イベントチラシ

上映されるのは
草津駅での出征の様子や戦死者を弔う村葬の様子、
旧八日市小学校の学校行事や子ども達の1日などが撮影された
当時を知る貴重な映像。

また、増田家の16ミリのプライベートフィルムには
家族旅行の様子など、その時代の庶民の暮らしぶりが残されています。

ゲストのお一人、高岡さんはお祖父さんから
若くして戦死した伯父さんの話を聞かされていました。

会ったこともない伯父さんが生きていた時代を伝える、16ミリフィルム映像やアルバム。
そこにはどんな人生、時代があったのか?

当時を知る人はもちろん、その時代を知らなくても、
記憶の共有や歴史を知る入口のひとつとして楽しめます。

約80年前の映像から私たちはなにをどのように感じるのでしょうか?
そして、いま、私たちが撮影した動画や写真は
未来に生きる人へどんなふうに伝わるのでしょうか?

奇しくも今年は平成最後の年。
みんなで懐かしく“昭和”を振り返ってみませんか?

昨年の様子はこちら。

8mmフィルムに残る「昔の滋賀」江若鉄道や昭和初期の風景も登場した映像上映会をレポート

 

「草津市立草津市民交流プラザ」の地図を見る

「フェリエ南草津」5階の「草津市立草津市民交流プラザ」音楽室で開催

フェリエ南草津

→大きい地図で見る

『16、8ミリフィルム映像上映会at草津 「あのときあの場所、私のくらし~昭和10年代を中心に」』の詳細情報

会期
2018年12月9日(日)
時間
14:00~16:30
会場
草津市立草津市民交流プラザ 音楽室(滋賀県草津市野路一丁目15番5号 フェリエ南草津5階)(→地図
料金
参加無料・申込み不要・当日参加OK
主催
おうみ映像ラボ

※「美の滋賀trip!」は『しがトコ』が企画・取材を担当し制作しています。この記事は、滋賀県公式のポータルサイト『美の滋賀trip!』でも公開されています。

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