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ガラスを楽しみつくした16日間!ナガハマグラスフェス2021

※お出かけの際は、マスクの着用や手洗いの徹底、ソーシャルディスタンスを保った行動など、感染予防の徹底をお願いします。また、お住まいや、お出かけされる都道府県の要請をご確認ください。各施設の最新の営業状況については、公式ホームページをご確認ください。

【滋賀をみんなの美術館に#03/ナガハマグラスフェス2021】

北国(ほっこく)街道の宿場町としても栄えた長浜。
JR長浜駅周辺は、当時にタイスリップしたような
古き良き建物とともに個性的なお店が数多く並びます。

特に目を引くのが、
明治時代の銀行を店舗にした「黒壁ガラス館」を
はじめとするガラスを扱うお店たち。

美しい輝きで人の目を楽しませるガラス製品があつまる
「ガラスのまち」で開催されたのが
「ナガハマグラスフェス2021」。

長浜の歴史的建造物や古民家、アート施設など、
まち全体を会場に、さまざまな催しで大盛況だった
16日間を振り返ります。

全国から長浜に「サケグラス」が集結

グラスフェスの目玉のひとつが「第4回北近江サケグラス公募展」。

良いグラスがあると、お酒は格段に美味しくなるもの。
そんな「サケグラス」の作品が全国から長浜に集結しました。

会場は、長浜を代表する建造物で明治より続く迎賓館「慶雲館」。
展示された97作品がそれぞれの輝きを放ち、
16日間で1,073人もの来場がありました。

作り手だけではなく、来場者も「投票」という形で参加するのが
公募展の醍醐味。

コロナ禍に配慮し、オンラインも併用するなど
工夫を凝らしながらおこなわれた、今回の投票。

総投票数は、なんと過去最多!
1,964票も集まり、受賞作品が選ばれました。

金賞に選ばれた作品がこちら。

江戸切子の根本幸昇さん作・「彩鳳舞丹霄~黒始~」。
精巧な細工を手作業だけで施す、職人の技術に脱帽です。

子どものアイディアが作品に。職人技に脱帽!

もうひとつの目玉が
「みんなのグラスデザイン画コンペティション2021」。

子どもたちの自由で大胆な発想をもとに
実際のグラスを完成させるという、職人の「心意気」あふれる催しです。

今回グランプリに選ばれたのは、こちらの作品。
ステンドグラスをグラスにしてしまおうという大胆さと
力強いデザインが注目されました。

こちらは「好きな宝石をテーマにした」というデザイン案。
デザインもさることながら、この再現力はすごい!

寄せられたデザイン案の中には、やはり再現が難しいものもあり
「徹夜で完成させた作品もあります…」という本気度。

子どもたちが描いた、すてきなデザインの原案も
会場の壁に展示されました。

現代ガラス界を代表する作家、伊藤けんじさんのライブ制作も

その独創的な造形と、圧倒的なテクニックで
国内外で評価を得ているガラス作家、
伊藤けんじさん。

動物の姿などを、生き生きと
躍動感たっぷりに吹きガラスで表現する伊藤さんの作品は、
多くの人をひきつけます。

開催された「伊藤けんじガラス工芸展」では
伊藤さんがグラスフェスの要望に応えて、黒壁ガラススタジオにて作品制作を実演。
2時間にも及ぶ制作デモンストレーションは注目を浴びました。

制作を終えた伊藤さんとスタッフの皆さん。
達成感が伝わってきますね。

この時に制作された作品は、
今後「黒壁スクエア」などで公開が予定されています。

「長浜が好き」と公言しているという伊藤さん。

ガラス作家に発表の場を、とグラスフェスにも積極的に関わる中、
伊藤さんが選んだ作家12人の作品展「伊藤けんじと仲間たち展」も開催。

多彩な作品の数々が並び、ガラスの表現力の豊かさ、
面白さが多くの人の目をひきました。

まち全体が会場に。多彩な催しが目白押し

ナガハマグラスフェスはまだまだ多彩な催しがいっぱい。

こちらは、ステンドグラス工房で制作を学ぶ生徒の、作品発表会。
自然光を浴びて、一段とキレイです。

期間中は、近くの飲食店でもガラス食器と料理のコラボも。
こちらは手前のアイスクリームがのった食器がレトロ。
風合いが、スイーツを一段と美味しくしてくれます。

世界にひとつだけ。廃ガラスを使ったワークショップも

ナガハマグラスフェスの開催期間中には、
滋賀県立美術館でも廃ガラスを使った
ワークショップがおこなわれました。

オリジナルのキャンドルホルダーを制作するワークショップは、
なんと2日で予約が埋まる好評ぶり。

持ってきてもらった空きビンを、熱湯と水を交互にかけてカット。
そこに廃ガラスからできている色とりどりのナゲット(破片)を
貼りつけていきます。

子どもたちは制作に熱中。
材料費は「ゼロ」でも、楽しむ気持ちさえあれば作品は100点満点!
子どもたちにも、「ガラスって楽しい!」って伝わったはずです。

2022年は「国際ガラス年」。今年のグラスフェスはますますパワーアップ!

2020年から「フェス」と銘打ち開催されている
ナガハマグラスフェス。

「一流の作品も、新人の作家も、子どもたちも、
会場に来てくださった方も、みんなが交流しながらガラスの世界を楽しんでほしい。
”フェス”という言葉には、そんな思いが込められています」

そう話すのは、副実行委員長を務めた田中仁さん。

聞くと、今年開催予定の
「ナガハマグラスフェス2022」の準備に
すでに取りかかっているとか。

「さらなるパワーアップ、期待していてくださいね」と
意気込みも十分です。

それもそのはず、
2022年は国連が定めた「国際ガラス年2022」。
ガラスの素晴らしさを、科学と芸術の両面で共有し、
次世代へ継承・発展させる目的で制定されました。

そんなメモリアルイヤーに開催される今年も、
充実の企画が待っていること間違いなしです!

(取材・文:竹浪圭 写真:ナガハマグラスフェス実行委員会 編集:しがトコ編集部 )

『ナガハマグラスフェス2021』を地図でみる

滋賀県長浜市元浜町12-38

事務局は株式会社黒壁 内

→大きい地図で見る

『ナガハマグラスフェス2021』のデータ

会期
2021年10月23日(土)~2021年11月7日(日)
場所
慶雲館 ・黒壁スクエア ・中心市街地一帯(事務局住所:滋賀県長浜市元浜町12-38)
→地図
お問い合わせ
ナガハマグラスフェス実行委員会 事務局 0749-65-2330
公式サイト
イベント告知サイトはこちら
公式Facebook
ナガハマグラスフェス公式Facebookはこちら

『滋賀をみんなの美術館に』プロジェクトは「しがトコ」が企画・取材を担当し制作しています。この記事は、滋賀県公式のポータルサイト『滋賀をみんなの美術館に』でも公開されています。

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