【信楽まちあるきディープスポット】
窯元散策や陶芸体験、カフェやギャラリー巡りなど、
陶器のまち・信楽を訪れる理由は人それぞれですが
より信楽を楽しめる立ち寄りスポットをご紹介!
衣替えする駅前の巨大なたぬきや、
信楽焼の神髄が学べるミュージアム、
陶芸の神様が祀られた神社など、
知ってると陶器のまちが2倍、3倍!?楽しくなること間違いなし!
信楽の旅をよりディープにしてくれるスポットに出かけてみませんか。
この記事の目次
■信楽高原鐵道で信楽駅へ。コスプレする「信楽駅前大たぬき」がお出迎え!
今回、信楽へのアクセスは「信楽高原鐵道」で。
「信楽高原鐵道」はJR貴生川駅から出発するローカル線。
その終点が信楽駅です。
信楽がある甲賀市は忍者のまちとしても有名。
隅々まで忍者仕様にラッピングされた
「忍びトレイン」も必見です!
駅を出てすぐに目に飛び込んでくる
大きな大きな信楽焼たぬき!
まちのシンボルにもなっていて、その高さはなんと5.3m!
そろそろハロウィーンということで魔女姿でお出迎えしてくれました。
この大たぬき、季節ごとに衣替えすることでも有名。
これまでには浴衣やサンタクロース
セーラー服姿だったことも!
桜の季節には、こんなユニークな姿も見せてくれてましたよ(笑)
おもわず写真を撮りたくなること間違いなしのスポットです!
■無料で学べちゃう!「信楽焼ミュージアム」
駅前から続く道をまっすぐ進むと
すぐにみえてくる橋にも注目して欲しい!
信楽焼が随所にあしらわれていて
陶器のまちに来たなって感じがします。
橋を渡ったところにあるのが「信楽伝統産業会館」です。
2020年4月に以前あった場所から、移転リニューアルしました。
真新しい建物の一画が「信楽焼ミュージアム」になっていて
信楽焼の歴史や特徴など、より信楽焼を知ることができます。
早速中へ入ってみましょう!
信楽焼には800年の歴史があるとされています。
もともと琵琶湖の底だったこの地域では
全国でも有数の良質な陶土が堆積していて
時代の移り変わりとともに
芸術的な茶道具から日用品、建築物に使う陶板など
さまざまに形をかえ発展してきたそう。
そんな信楽焼の歴史からはじまり
伝統や社会との関わり、芸術などが展示されています。
展示奥に進んでいくと、かわいいレトロな車が!
これはNHKの朝ドラ「スカーレット」にも登場してましたよね。
信楽焼の火鉢の運搬に使われていたようです。
日本が誇る世界的な芸術家・岡本太郎さんが
信楽焼の名誉町民だって知ってましたか?
岡本太郎さんの言わずとしれた代表的な作品のひとつ
「太陽の塔」の背面にある「黒い太陽」は信楽で作られました!
関連記事:太陽の塔は信楽でつくられた!?岡本太郎が愛した焼き物の聖地
期間限定でさまざまな企画展示もされています。
さまざまな信楽焼の側面が学べて、なんと入場無料!
観光駐車場にも隣接しているので、
車で訪れた際にも、ぜひ立ち寄ってみてください。
信楽焼を深く知ってから旅すれば
また違ったふうに映るかもしれませんね。
信楽伝統産業会館
住所:滋賀県甲賀市信楽町長野1203(→地図)
開館時間:9:00~17:00
休館日:木曜日(木曜日が祝日の場合は翌日が休館)
入場料:無料
電話番号:0748-82-2345
詳細はこちらから
■狛犬も陶器製!焼き物のまちに鎮座する神社「新宮神社」
信楽伝統産業会館を出て、さらに進んでいくと、
「新宮神社(しんぐうじんじゃ)」が見えてきます。
飛鳥時代に創建された歴史ある神社です。
火と土の神さま、陶芸の開祖が祀られています。
信楽の夏の風物詩「しがらき火まつり」の出発地点にもなっていて
「スカーレット」のロケ撮影も行われました。
ここでぜひチェックしてほしいのが神社の狛犬。
なんとこの狛犬も陶製なんです!
陶器の神様ならではですね。
(引用:hioliブログ)
信楽らしい、愛らしいたぬきのおみくじもSNSなどで話題に!
一つひとつ表情が微妙に違っていて
自分好みのたぬきさんを選ぶことができますよ。
新宮神社のすぐ隣が窯元散策路のスタート地点です。
ここから窯元散策路にいくのもよし、陶芸体験やカフェ巡りをしてもよし。
素敵な旅になるよう
新宮神社でお参りをしてから旅をスタートしてみてはいかがですか。