【晴遊食堂/滋賀県高島市】
雄大な自然に囲まれて、
極上の食事体験を楽しめる特等席。
滋賀県高島市の絶景スポット・メタセコイア並木の
すぐ目の前にある古民家が
お洒落なレストランに生まれ変わりました!
2021年1月にオープンしたばかりの
『晴遊(はるゆう)食堂』をご紹介します。
古材の柱とグリーンが調和する、落ち着いた空間
お店の立地は、メタセコイア並木の真正面!
ビワマスに呼ばれるように、大阪から高島への移住を決断した
於勢(おせ)さんがオープンしたお店です。
なぜビワマスなのか、その話には後ほど触れるとして
まずは素敵な店内をご紹介。
お店の内装は、すべて於勢さんの手作り。
4か月かけDIYで仕上げ、世界に一つだけの食堂が完成しました!
味わい深いインダストリアルテイストに、
ポップなアメリカンヴィンテージをブレンド。
客席は、広くゆったりと。
食事の時間を思いっきり楽しんでもらうための心遣いです。
店内には、水槽がたくさん!
水槽の台も手作りの一点ものです。
“魚のいる空間”は、於勢さんの大切なこだわりのひとつ。
「生き物の気配を感じることで、
自然の中に身を置いていることを実感できます。」
厨房からも客席からも、
ゆらゆらと泳ぐ熱帯魚がよく見えます。
グリーンや魚に囲まれた空間は
ただ食事をするだけじゃなく
生き物たちの気配を感じながらお腹を満たす
ちょっと特別な“食事体験”のための仕掛けです。
見た目もおいしい!定番で特別な一食を
『晴遊食堂』の前身は、大阪の高槻で12年続いた人気店。
「この味が忘れられない」と、大阪から高島まで食事に来る方も。
この日いただいたのは「海老フライと石焼ハンバーグ御膳」。
サラダに前菜にメインが2品もついて、ボリューム満点です!
グツグツと沸騰しながら現れた石焼ハンバーグには
ビーフシチューソースがたっぷり。
見た目のインパクトはもちろん、味も絶品です。
海老フライは、ビッグサイズが2匹!
具沢山の特製タルタルソースを、かけていただきます。
「タルタルソースと一緒に、これをかけてみて」と、
差し出されたのは晴遊食堂のオリジナルソース!
味に深みが増しておいしい!!
よく食べる男性でも大満足の一食です!
食べきれなくて残っても大丈夫。
パックにいれて持ち帰れますよ。
食事という幸せな時間を、責任持って預かる
オーナーの於勢さんは、
12年前に大阪で独立するまで
飲食店のマネジメントに携わってきました。
200席もある居酒屋で店長をしていた経験も。
「食事の時間は、幸せな時間です。
その大切な時間を預かるからには、
目の前の人に真剣に向き合いたいんです。」
そう話す於勢さんが大切にしているのは、
“察する”ということ。
調理中でも、お客様の気配を察し、
どんな食器でどんなふうに食事したいか
それぞれのニーズをキャッチして、
ぴったりのサービスを提供しているんだとか。
だからこそ、客席はあえて5席だけにとどめています。
来店の際は、ぜひ事前予約してくださいね!
夏に向け、“並木ビュー”のBBQサイトを用意。
山の稜線と並木道を見ながらの炭火焼なんて、
想像するだけでも気分が上がりませんか?
ビワマスに呼ばれるように高島マキノへ
お店のトレードマークになっているのが、こちらのビワマスのはく製!
於勢さんが実際に釣り上げたものなんです。
これがまさに移住のきっかけとなったんだそう。
「はじめてビワマスを釣り上げてみて、
この魚を育んだ北湖周辺の環境に惹き込まれました。
なんて偉大なんだろうと感じて。
直感的に、ここだ!と思いました。」
リモートワークやワーケーションの広まりで
自然の中に身を置く体験も身近なものになりつつあります。
「人間も、動物です。
動物として自然なことをすると、
心地よく感じるんだと思います。
だからここで、プリミティブな体験をしてほしい」と於勢さん。
雄大な自然の中、おいしいご飯をお腹いっぱい味わう。
“生き物らしい自分”を感じに、
晴遊食堂を訪れてみてはいかがでしょうか。
(写真・文)伊東朋子
- 記事を書いた人
- 伊東朋子/滋賀県北部のログハウス在住。ライター・webデザイナー。びわ湖の見える作業場所を見つけてはローカルノマドに勤しむ。趣味は節約レジャー、カメラ、カフェ・ラーメンめぐり。自分なりのスローライフを探しています。「びわ湖でSUPヨガ」の夢に向けて、ヨガはじめました。(Instagram@slow_life_quest)
「晴遊食堂」を地図でみる
マキノ高原『メタセコイア並木』から徒歩1分!
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