カフェ・お店

鯖街道の人気店!素朴でボリュームたっぷりの蕎麦が堪能できる『永昌庵』

のれん

【永昌庵/滋賀県高島市】

若狭で獲れた新鮮な鯖を京の都に運んだことから、その名のついた鯖街道。
朽木村と呼ばれていた現在の高島市朽木は
鯖街道の宿場町としての面影を色濃く残しています。
深緑の山々に囲まれ、深い谷に澄んだ水が流れる自然豊かな環境も朽木ならでは。
そんな秘境とも呼べるところに週末には行列のできる人気蕎麦屋があるとか!
どんな蕎麦屋なのか?早速行ってきました!

安曇川のほとりにたたずむ古民家風のお店


「鯖寿司」と大きく書かれた看板の並ぶ国道367号線。

鯖街道

安曇川にかかる熊野橋のすぐそばに人気の蕎麦屋「永昌庵」はあります。

のどかな風景の中に佇む古民家風のお店。
外には車やツーリングの腹ごしらえで来店していると思われるバイクが
たくさん止まっていて、人気のほどがうかがえます。

ボリューム満点のコシの強い蕎麦と名物とちあげでおなかも満足

そば

蕎麦と言えば、ボリュームが少なく、
なかなかお腹いっぱいにならないイメージがありませんか?

しかし、こちらの蕎麦は一味ちがうんです。
まず、太くコシがあるので、食べごたえ十分。
そのうえ、ボリュームも満点なので、「大盛り」というメニューはなく、
少食な人やお子様のために「ひめもり」があるほど!

メニュー

メニューも豊富で迷ってしまいます。
9月下旬から5月下旬限定の「かもざる」がオススメだと、
常連さんが教えてくれました。

おろしそば

さっぱりとしたのが好きな方はこちらの
「おろしそば」もおすすめです。

蕎麦湯

食後にはまろやかな蕎麦湯のサービスもありますよ。
蕎麦の風味を最後まで堪能できますね。

とちあげ

サイドメニューにおすすめの「とちあげ」です。
朽木の名物といえばとちもち。
栃の実をすりつぶしたものをまぜたおもちです。
そのとちもちを揚げて、出汁につけた料理が「とちあげ」。
出汁の香りと栃の香りが合わさってなんともいえない香りです。
カリッとした香ばしい衣の中には、
栃の素朴な風味のやさしいおもちの味に気持ちもほっこり。

ぜひ試してみてくださいね。

信楽焼の作品が並び、自然のぬくもりが感じられる店内

窓からのながめ

店内の大きな窓からは安曇川の流れが見渡せます。
キャンプをしている人もちらほら。

テーブルやいすにも木が多く使われ、
どこか懐かしさを感じます。

信楽焼

棚にセンスよく並べられている信楽焼や木工作品は
購入することもできますよ。
待ち時間があれば、手にとってみてはいかがでしょうか?
お気に入りがみつかるかもしれません。

誰でも受け入れてくれる懐の広さが魅力

のれん

訪れた日は週末のお昼時だったこともあり満席でした。
平日やお昼時を外すと待ち時間なしで入れるそうなので、
時間を見計らってきてくださいね。
(※2019年からは定休日が変更になります。
詳細にもありますが、不安な方はお店に確認してから行ってくださいね)

ライダーや常連さん
ドライブ途中の人やお子様連れのキャンプ帰りの人まで
様々な人がお蕎麦を楽しめる永昌庵。

そば

ここでしか味わえない朽木ならではの味に出会えます。
一度行けば、また行きたくなるような不思議な魅力のあるお店。
もし鯖街道を通ることがあれば、
一度訪れてみてはいかがでしょうか。

(写真・文 若林佐恵里

記事公開日:2018年11月19日/最終更新日:2021年6月14日

記事を書いた人
若林佐恵里/滋賀県高島市出身。京都市在住。ン十年前に田舎すぎる滋賀が嫌で飛び出すも、結婚、出産、子育てを機に、故郷滋賀の魅力にハマる。日本語教師として勤務するかたわら、滋賀の自然を愛し、キャンプ場を渡り歩くアウトドア派。ひそかに移住(?)も画策中(Blog「言葉だけじゃたりない?!」 /Instagram @wakaba78/Twitter @saeriwakabaya78

「永昌庵」を地図でみる

湖西道路「真野IC」から車で約30分!

永昌庵

→大きい地図で見る

「永昌庵」の詳細

住所
〒520-1423 滋賀県高島市朽木大野178−5 
→地図
電話番号
0740-38-3233
定休日
日曜日、祝日
営業時間
11:00~17:00(売切れ次第閉店)
公式サイト
http://www.zb.ztv.ne.jp/eishouann/index.html

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