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織田信長も愛した“天下の奇祭”!湖国に春の訪れを告げる『左義長まつり』

近江八幡左義長祭り

【左義長まつり(さぎちょうまつり)/滋賀県近江八幡市】

かの織田信長も華美な衣装を身にまとい、
町衆に交じって踊ったと伝わる
“天下の奇祭”『左義長まつり』は
400年以上続く、滋賀を代表するお祭りの一つ。

町を練り歩く巨大な「ダシ」。
ひときわ目を引く寅などリアルな
干支の動物や装飾は、小豆やかんぴょうなど、
じつはすべて食材でつくられています!

それを「けんか」で激しくぶつけ合い、
最終日の夜には、五穀豊穣と厄除けの
祈りを込めて奉火します。

湖国に春を呼ぶ「左義長まつり」の
楽しみ方をご紹介します!

じっくりダシを見たいなら1日目の左義長渡御(とぎょ)

左義長練り歩き風景

左義長とは、中心に据え付けられたダシと
松明、赤紙の3つの部分をつり縄で括り固め、
御輿のように作り上げられたもの。

ダシは、その年の干支にちなんで毎年作り替えられます。
これは祭りの約2~3ヶ月前から、
祭りに参加する13の地区が誇りをかけて
意匠を凝らし制作しているんです。

山車

本物そっくり、迫力満点の寅。
この寅も、背景のお守りもすべて食材で作られています!

材料となるのは、黒豆、小豆、胡麻、昆布、するめ、鰹節など。
干支や背景のひとつひとつにどんな食材が使われているのか
じっくりと近づいて見てみると発見があって面白い!

宮入りした左義長

祭り1日目の昼過ぎには、日牟禮八幡宮(ひむれはちまんぐう)に
13基の左義長が集結し、その出来栄えを競う
「ダシコンクール」もあるので、
一挙に見比べたいならそこが狙い目です。

橋を渡る左義長

その後、13基の左義長は「チョウヤレ・チョウヤレ」
の掛け声とともに、お披露目を兼ねて町内を渡御します。

タイムスリップしたかのような、
風情ある近江八幡の街並みを練り歩く左義長を
写真に収めようと、毎年 全国から多くの
写真愛好家も訪れます。

迫力満点!左義長の「けんか」が見られるのは2日目

山車のけんか

祭り2日目の見どころは左義長を組み合わせ、
激しく押し合う「けんか」。
担ぎ手の数十人の男性が力の限り押し合うので
ダシがボロボロになってしまうことも。

左義長

思わぬ方向に左義長が倒れてくることもあるので
見学には十分な注意も必要ですが
勇壮な祭りの雰囲気を味わうなら2日目がおすすめです。

左義長

信長が華美な姿で祭りに参加したことに由来してか
女物の長襦袢を着たり、化粧をしたり
担い手の派手な格好も見どころのひとつです。

祭りのクライマックスは、夜空に火柱が立ち上る奉火

宮入りする左義長

祭りのクライマックスは夜20時。
日牟禮八幡宮に入ってきた左義長が
五穀豊穣を願い、順次奉火されます。

左義長奉火

火柱を上げながら、激しく燃える左義長。
そして、その周囲を祭りの終焉を惜しむように
舞い踊る担い手たち。

全ての左義長の奉火が終わるのは深夜近く。
夜空を真っ赤に染めながら
熱気とともに祭りは夜遅くまで続きます。

左義長火祭り

“天下の奇祭”と呼ばれる近江八幡の左義長まつり。
ぜひ足を運んで、その迫力を体感してみてください!

火の粉が飛んでくる場合がありますので、
十分注意して見学してください。

(写真 辻村耕司 文 しがトコ編集部)

(記事公開日:2017年3月8日/最終更新日:2024年3月14日)

「左義長まつり」のデータ

主会場
日牟禮八幡宮(滋賀県近江八幡市宮内町257)
お問い合わせ
近江八幡駅北口観光案内所 0748-33-6061
駐車場
周辺に有料駐車場がありますが、混雑するため「パーク&バスライド」もご利用ください
時間
2024年3月16日(土)13:00~18:00頃
2024年3月17日(日)10:30~22:40頃
公式サイト
https://www.sagicho.net/
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