カルチャー

移住するなら今しかない!留学するつもりで移住にチャレンジしました【滋賀に気づいた人interview#011】

對馬さん

【滋賀に気づいた人interview#011】

15歳で仏像の世界に興味を持った對馬さんにとって、
歴史的な仏像が数多く残る滋賀県は、
学生時代から足繁く通う、いわば憧れの地。

なかでも神仏が日常に溶け込む『観音の里 長浜』は
大好きな場所のひとつでした。

東京で会社員をしているときに感じたモヤモヤ…。
それを解消するために一念発起し、長浜市地域おこし協力隊に。
“観音ガール”と名乗り、長浜独自の観音文化を伝えようと日々奔走しています。

大好きな場所に住んでみたい、そんなシンプルな想いから

對馬佳菜子さん02

__なぜ長浜市地域おこし協力隊に?

仏像ファンの間では、滋賀は奈良や京都にも負けない仏像の聖地なんです。仏像好きな友人に勧められて滋賀を訪れて以来、年に何回も仏像に会いに滋賀に旅行に来ていました。
なかでも、『観音の里』と呼ばれる長浜市では、仏像が村の人の日常に溶け込んでいて、祭りや神事が何百年と変わらず続いているんです。全国各地に仏像はありますが、こんな風に当たり前に生活の中に神仏が存在しているって、私にはすごく興味深くて!自分もその中に入ってみたいなって思っちゃったんですよ(笑)。そんなときに、たまたま地域おこし協力隊の募集を知って受けてみようかなって。

本当にやりたいことをやるために

對馬佳菜子さん03

__東京での仕事も順調だったのに、突然移住ですか?

東京では地方創生事業をしている会社に勤めていました。地域に関するプロジェクトを立ち上げたりしていたのですが、さまざまな事業を進めていくなかで、自分たちのやっていることが本当に地域の人が求める活性化なのか?もっと、地域の人と交流し、想いを受け止めるべきではないか?と疑問を感じるようになっていました。
そんなときに、新しいプロジェクトでお寺ビジネスに関わりそうになって。仏像が好きで、いつかは仏像に関わる仕事をしたいと思っていたのですが、プロジェクトの内容によっては、逆にお寺や仏像を荒らすことになってしまうんじゃないかと不安になりました。
でも、その土地に密着して活動できる地域おこし協力隊なら、私のやりたい方法で仏像に関われるのではないかと思ったんです。

観音の里

__地域おこし協力隊に受かってから、かなり悩んだとのことでしたが?

そうですね。自分のやりたいことができるという魅力はあったんですが、まだ自分は勉強不足じゃないか、もっとスキルや常識を身につけてからのほうがいいんじゃないかとか・・・。父親や兄も単身での移住を心配して反対していましたし。
でも、女性には結婚とか子育てとかいろいろ転機があるじゃないですか。ここで先延ばしにしたら、やりたいことはもっとできなくなるんじゃないかと思って。自由な時間がとれる若いうちにチャレンジするべきだと、3年間留学するつもりで滋賀に来ました。

※「滋賀に気づいた人interview」は『しがトコ』が企画・取材を担当し制作しています。この記事は、滋賀県公式の移住ポータルサイト『滋賀ぐらし』で公開されています。

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