【大津まちなか観光イベント】
11月になり、にわかに賑わい始めた大津市。
大津駅前ではマルシェが開かれ、湖上フロートではカフェもオープン。
夜の湖岸エリアはイルミネーションで彩られ、屋台まで出店!
まちなかを歩くデジタルスタンプラリーも始まったり、
西川貴教さんが街歩きをしていたり。
いったい、何が始まったの?
SLOW OTSU?よくわからないけど楽しめる?
ということで、気になったイベントの全体像を、
教えてもらいました!
大津の街が抱える課題をみんなで楽しく解決したい!
イベントの名前は『SLOW OTSU(スロウオオツ)』。
これから12月末にかけて、JR大津駅前からびわ湖エリアで
さまざまな取り組みが実施されます。
(撮影:しがトコ編集部)
大津駅前に誕生していのはびわ湖のヨシを使ったオブジェ。
そこにも『SLOW OTSU』のロゴが刻まれています。
11月から始まった『SLOW OTSU』は
大津の街が抱える社会課題をイベントを通して解決してしまおう!
という“実証実験”が裏テーマになった新しい取り組みです。
(撮影:山崎純敬)
湖上フロートでのマーケットや音楽ステージ。
湖畔のライトアップやプロジェクションマッピング、
大津駅前のバルなど夜の大津が楽しめたり。
(撮影:山崎純敬)
商店街の空き町屋を使った作品展やデジタルスタンプラリーなど
普段は気づかなかった大津の素の魅力に気づけるイベントまで。
紹介しきれないほど、もりだくさんな内容で
朝から晩まで、一日中浜大津界隈で楽しめちゃいます!
大津に関わるさまざまな事業者が
独自におもしろいことを発信しているので
その全貌が見えづらいですが
しがトコ的に気になったものをいくつかご紹介します。
JR大津駅前に屋外テラス空間「大津えきテラス」が出現!
(撮影:山崎純敬)
大津駅前の賑わい創出を目指した取り組みとして
11月6・7・12・13・14日の5日間限定で屋外テラスが誕生!
(撮影:山崎純敬)
近江牛、湖魚料理、地ビールなど地元グルメの屋台がたくさん出店していて
いつもはガランとした大津駅前の広場がとても賑わっています。
(撮影:山崎純敬)
休憩場所があまりなかった大津駅前の課題解決として
期間中はおしゃれなベンチも設置されています。
(撮影:森中高史)
夜の大津駅前にも人が溢れています!
駅前の屋台マルシェやバルは今週末で終了しますが、
なぎさ公園や、柳が崎湖畔公園びわ湖大津館にも
キッチンカーが登場します。
そちらもぜひお楽しみに!!
湖上に浮かぶ街で夜のびわ湖も楽しめる!「湖上マーケット」
(撮影:森中高史)
約5㎞も続くなぎさ公園周辺でもさまざまなイベントが開催中!
これまでは、びわ湖に観光で訪れても
夜には大津を離れてしまう人が多かったそう。
それを解決し、夜までびわ湖畔で楽しめるよう
湖上マルシェの開催やイルミネーションが点灯されます。
(撮影:山崎純敬)
広い湖岸の芝生広場は子どもたちにとっても格好の遊び場!
ついつい長居したくなる気持ちのいい場所ですよね。
そこでこちらも実験的にこれまで最大料金の設定がなかった
なぎさ公園の駐車料金を2021年12月31日まで
最大料金800円、最初の30分は無料で利用できるようになります!
詳細はこちらから
【期間限定】なぎさ公園の駐車場一部特別料金
(撮影:山崎純敬)
普段は眺めることが多いびわ湖の上にもフロートを浮かべ
湖上マーケットや湖上カフェが開催されていました。
湖の上からの夕暮れの景色はこのときだけの特別な体験です。
こちらは残り12日(湖上カフェ)
13日(湖上マーケット)のみの開催です!!
ほかにもイベントは予定されているので
ぜひチェックしてみてください。
詳細はこちらから
琵琶湖の秋を楽しむイベント月間「Mother Lake TOWN 平野 inなぎさ公園」
湖岸の夜を彩るイルミネーション。2日間限定でプロジェクションマッピングも!
(撮影:山崎純敬)
また一時的な賑わいだけでなく継続的なものとして
びわ湖ホールやなぎさのテラスや
湖畔の各施設でイルミネーションの点灯が行われます。
(撮影:山崎純敬)
11月27日・28日には、大津港にあるこの巨大なクスノキに
水をテーマにしたプロジェクションマッピングが投影されます!
どんな幻想的な世界が広がるのでしょうか?
いまからとても楽しみです。
観覧無料なのも嬉しいですね!
詳細はこちらから
SLOW NIGHT イベント一覧
大津を遊びながらまち歩き。デジタルスタンプラリー「オオツクエスト」
(撮影:しがトコ編集部)
大津の魅力は駅前や湖岸だけではありません!
東海道の宿場町として賑わった大津の街には
歩いてみないとわからない
ステキなスポットがたくさんひそんでいます。
(撮影:しがトコ編集部)
自分のスマホを使って参加できる
デジタルスタンプラリー「オオツクエスト」で遊びながら
ゆっくり、のんびり、大津の街を歩いてみるのもいいかも。
『オオツクエスト』の詳細はこちらから
大津まちなかデジタルスタンプラリー「オオツクエスト」
会場の移動は無料周遊バスで。電気バスや自動運転バスも試験運行中!
(撮影:森中高史)
二次交通の悪さを解消するための
実証実験も交通事業者によって行われています。
そのひとつとして
JR大津駅-琵琶湖ホテル-びわ湖大津プリンスホテル間は
無料周遊バスが運行。
環境にやさしい電気バス
一部区間では期間限定で自動運転バスも運行されています。
詳細はこちら
【期間限定】大津エリア内を無料周遊バスが運行
(撮影:山崎純敬)
SLOW OTSUの取り組みの一環で
先日は西川貴教さんも大津にやってきて
まち歩きをしながら大津の抱える課題について真摯に向き合われていました。
■関連記事
西川貴教さんが地元滋賀に愛の叱咤! 熱弁が止まらない大津まち歩きに密着しました
「SLOW OTSU」の取り組みは
大津市の”課題”から生まれたアイデアの集まり。
この機会に大津を楽しみながら見つめ直してみませんか?
SLOW OTSUのイベント全体はこちらからご確認ください!
(取材・文:しがトコ編集部 写真:山崎純敬)