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今年も「生の芸術」を探しに行こう『湖北のアール・ブリュット展2018』【美の滋賀trip!#05】

【美の滋賀trip!#05】

生々しかったり、ゴツゴツしてたり、揃ってなかったり。
でも、なんだか面白そうで、興味をひかれて見入ったり。
作品を見続けてるうちに、心がゾワゾワと、落ち着かなくなったり。

“生の芸術”と表現される『アール・ブリュット』は、
時に、そんな体験ができたりするのも魅力の一つ。

今週の土日、11月17日(土)18日(日)の2日間、
長浜の中心市街地にて、『湖北アール・ブリュット展2018』が開かれます。

滋賀でジワジワ広がってきた『アール・ブリュット』

『アール・ブリュット』とは、美術の専門教育をうけてない人が、
周囲からの評価を気にせず、
自らの衝動のままに表現した作品を指す言葉。

滋賀県では、障害者福祉の分野で先駆的な取組が進められてきたこともあり、
福祉施設などでの造作活動の中から、
多くのアール・ブリュット作品が生まれてきました。

過去の展示作品02

障害をもつ人のアートを積極的に紹介する
「ボーダレス・アートミュージアムNO-MA」(近江八幡市)などもあり、
滋賀は、“アール・ブリュット先進県”とも呼ばれています。

ただ、一方で、その中心は湖南エリアで、
湖北では、あまり活発な取り組みが行われていなかったのだとか。

廣部さん

『湖北のアール・ブリュット展』を続けてきた理事長・廣部さんは話します。

「湖北では『アール・ブリュット』という言葉はほとんど認識されてなかったんです。
だから、障害者らが作った作品はあるのに、
そういうったものも施設で放置されたままでした。

『湖北アール・ブリュット展』を始めたのは8年前です。
そこから回を重ね、多くのみなさんに見てもらえることで、
湖北でも少しずつ、『アール・ブリュット』という言葉が
認知されてきた気がしますね。

昨年は湖北にいる作家の作品だけで
展示会場が埋まるほど作品も集まるようになりましたよ」

過去の展示作品03

知ってもらい、認めてもらえることで
作家さんの創作意欲にも大きな変化がでてきたとも。

過去の展示作品04

こちらの『かっぱ』をモチーフにしている作家さんは
今年の展示には、“クリスマスツリー”や“エリンギ”とかっぱをコラボさせた
新作を発表する予定だそう。

ガムテープの作品

こちらの作者はガムテープを少しずつ丸めてポイっとするのが好きなんだとか。
それをまとめて、存在感ある作品に仕上げています。

“アートに触れる”というと、高尚なイメージもありますが、
こういう作品は、「そんなトコ、こだわるの?」と、
クスッと笑えたりもします。

一方で、生で見てると、細かい作り込みなどに、
心がぞわぞわしてみたり。

難しく考えなくっても、素直に楽しむことができる。
『アール・ブリュット』には、そんな魅力があるのでは?

湖北のアール・ブリュット展2018ポスター

今年の会場は、観光スポット黒壁スクエア内にある『曳山博物館』。
入場無料なので、観光のついでに立ち寄ってみてはいかがでしょう。

今年は、湖北で活動する作家30人の作品、約70点が展示される予定です。

(※この記事でご紹介している写真はすべて、過去の展示作品です)

まちに展示されているアール・ブリュットも見つけてみよう!

まちなかArt Brutの様子

また、昨年と同様、今年も『まちなかArt Brut』が同時開催。
曳山博物館だけでなく、
長浜の街並みの中に、アール・ブリュットが展示されます。

まちなかArt Brutの様子02

町屋の軒下や店先、
あんなところや、こんなところにも?

まちなかArt Brutの様子03

独特の存在感を放つ作品ですが、
意外にも街並みにしっくりと馴染んでいます。

昨年の展示の様子はこちら。

繊細かつ大胆な作品に圧倒!『湖北のアール・ブリュット展2017』と『まちなかArt Brut』でいつもとは違う長浜の楽しみ方を発見

半数近くの作品は展示入替があるので、今年もまた新たな発見がありそうです。
今週末は、長浜でアール・ブリュットを楽しんでみませんか?

「曳山博物館」を地図でみる

JR琵琶湖線「長浜駅」から徒歩7分!

滋賀県長浜市元浜町14-8

→大きい地図で見る

『湖北のアール・ブリュット展2018』の詳細情報

会期
2018年11月17日(土)~11月18日(日)
時間
10:00~17:00(18日は15:00まで)
会場
曳山博物館 伝承スタジオ(滋賀県長浜市元浜町14-8)(→地図
料金
入場無料
主催
湖北アール・ブリュット展推進会議

※「美の滋賀trip!」は『しがトコ』が企画・取材を担当し制作しています。この記事は、滋賀県公式のポータルサイト『美の滋賀trip!』でも公開されています。

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