カルチャー

滋賀のソウルフード「サラダパン」が靴になった!思わず笑顔が連鎖する、しあわせの秘密

サラダパンとサラダパンノクツ

【サラダパン】

こんがりした焼き色に、緑と黄色の見慣れたロゴ。
おいしそう……と思ったら、これ、履けるんです!

モチーフとなっているのは、
マヨネーズで和えた“たくあん”をコッペパンに挟んだ「サラダパン」。

滋賀県長浜市木ノ本で創業した「つるやパン」が開発し、
その意外性とどこか懐かしい味わいで60年以上愛されてきた、ロングヒット商品です。
今ではテレビや雑誌などでもたびたび紹介され、県外から買いに訪れる方もいるほど。

そんな滋賀を代表するパンが、この秋、“靴”になりました!

「サラダパンノクツ」と名付けられたその靴は、
一目見るだけで誰もが思わず笑顔になる、不思議なシューズ。

誕生の舞台裏を取材しました。

見た目だけでなく、履き心地もパン?

サラダパンノクツを履いてみた

まず目に飛び込んでくるのは、
コッペパンのようなかわいらしい丸みのあるフォルムとおいしそうな焼き色。

「見た目がとにかく可愛い」「ハイジの靴みたい」
とすでにSNSでも反響が上がっている注目っぷりです。

左右をピッタリ合わせると
サラダパンおなじみのロゴが完成する遊び心たっぷりの仕掛けも。

左右に並べたサラダパンノクツ

生地は分厚くふわふわで、
触ってみるとまるでコッペパンのよう…!

よ〜く見てみると、
分厚く頑丈で、滑り止めがついた本格的なソールまで採用されています。
サラダパンノクツを触ってみるとフカフカ

もしかしてこれ、靴としても相当有能なのでは……?

滋賀愛全開で注目されたい!
という人はお出かけ用に。

パンの優しい感触に包まれて癒されたい!
という人はお家のスリッパ用に。

使い方を想像するだけで、なんだかワクワクしてきます。

(※試着したのは開発中のサンプルです。製品版では仕様が変わる場合があります。)

どうしてパンを靴に?商品化の舞台裏

「最初は笑いましたよね!サンプルを周りに見せると全員が笑顔になるんですよ」。

まるほ商事株式会社 方橋孝貴社長

そう話すのは、福井県に本社を構え、
滋賀県でも多くの靴を卸売販売している「まるほ商事株式会社」の方橋孝貴社長。
今回のプロジェクトで、販売・広報を担当しています。

もともと、つるやパン3代目(有限会社つるや 西村豊弘 社長)と、とある靴メーカーの
「パンの靴ができたらおもしろいよね」という何気ない会話からスタートしたこの企画。

自身もサラダパンの素朴な味が大好きだったという方橋さんは、
見せる人みんなをハッピーにする圧倒的な魅力と、
滋賀で長年培われてきたサラダパンの知名度を心強く感じ、
プロジェクトに参加することを決意したんだそう。

「靴の企画は途中で立ち消えになることも多い中、売れるかは未知数でドキドキしつつも、やりきる気持ちは100%だった」と振り返ります。

遊び心を、まじめに形に

サラダパンノクツを履いてみる

「つるやパン」の看板商品を模した「サラダパンノクツ」。
どうせ作るなら、本物そっくりに作りたい!
プロジェクトメンバーが約1年に及んだ開発で、特にこだわったのは焼き色でした。

オーブンで上から火を当てるコッペパンは、
盛り上がった真ん中部分の焼き色が濃く、側面に向かって薄くなるのだそう。
その微妙な濃淡まで、絶妙に再現されています。

サラダパンノクツを手に持つ、まるほ商事株式会社 方橋孝貴社長

内側の生地は一年を通して履きやすいパイル地を採用し、
マヨネーズとたくあんを思わせる淡いイエローに。

パンらしいふわふわ感を残しながら、
靴としても高いクオリティを求め、厚みやサイズ感も何度も調整しています。

袋に入った姿までサラダパンに近づけようと
本物そっくりなパッケージも開発中なんですよ。

さらに、サラダパンノクツには、
つるやパンで実際に使われているレジ袋も付ける予定です。

つるやパンのレジ袋

方橋さんが実際にお店でパンを買った時に思いついたそうで、
「『サラダパン、買ってきたよ』と渡した袋から、サラダパンそっくりの靴が出てきたらおもしろくないですか?」
と少年のような笑顔で教えてくれました。

滋賀県にゆかりのある人、サラダパンが好きな人への、
サプライズプレゼントにもぴったりですよね!

「歴史があるから面白い」

琵琶湖のイラストとサラダパンノクツ

じつは、方橋さんが「サラダパンノクツ」の商品化に強く惹かれた背景には、
もうひとつ理由がありました。

それは「つるやパン」の歴史です。

つるやパンは1951年、滋賀県長浜市木之本町で創業。
もともとは法律家を目指していた初代が、戦後貧しい日本で、
栄養たっぷりの給食を子どもたちに提供したいとパン屋をスタートさせました。

その後、冷蔵庫がない時代に試行錯誤を重ね、
日持ちする“たくあん”を挟むという
「サラダパン」の奇跡のアイデアを生み出したんです。

「私自身も会社の3代目なので、先人たちが直面した苦労や工夫の歴史を聞いたとき、すごく身近に感じて感銘を受けたんです。一朝一夕では作れないこのブランドの重みがあったからこそ、絶対に商品化したいと思いました」。

履いても食べても、みんなを笑顔にするサラダパン

サラダパンノクツ

「サラダパンが好きな滋賀県民はもちろん、滋賀を離れて暮らしている人たちにも履いてもらい、地元を思い出して懐かしい気持ちになってもらえたらうれしいですね」と方橋さん。

まるほ商事株式会社 方橋孝貴社長

現在、クラウドファンディングで予約販売を受付中。
来年3月の発送に向けて、完璧な「サラダパンノクツ」完成を目指し、進化を続けています。

「たくあんをパンに?」という驚きで、60年以上愛されてきたサラダパン。
今度は「サラダパンを靴に?」という新たな驚きで、私たちを笑顔にさせてくれそうです!

足元から幸せを運んでくれる「サラダパンノクツ」、ぜひチェックしてみてください!

サラダパンノクツ商品詳細

サラダパンノクツ

「サラダパンノクツ」は、応援購入サイト「Makuake」から購入できます!

価格
3,630円(税込・送料別)
購入サイト
https://www.makuake.com/project/maruhoshoji10/
販売期間
2026年9月4日(金)〜11月1日(日)まで
発送時期
2027年3月23日(火)以降、順次発送予定
サイズ
22cm/23cm/24cm/25cm/26cm/27cm

(取材・文 サカイミハル / 編集 しがトコ編集部)

記事を書いた人
サカイ ミハル/福井県在住。フリーライター。企業の広報紙やオウンドメディアを中心に、記事の執筆や編集に携わる。私生活では愛犬のジャーマンシェパードと過ごす時間が何よりの楽しみ。散歩やトレーニング、遊びはもちろん、仕事中もいつもそばにいる大切なパートナー。滋賀は、20代の頃に山や琵琶湖へ何度も遊びに訪れた思い出深い土地。

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