【FEST.INAZUMA 紹介】
滋賀で開催される、西日本最大級のフェス。
それが今年、名前を新たに、生まれ変わります。
西川貴教さんが立ち上げた「イナズマロック フェス」が、2026年から「FEST. INAZUMA(フェスト イナズマ)」に。「イナズマ」という言葉は残しながら、滋賀とともに育ってきた文化が、さらに次のステージへ進んでいきます。
そんな新しいイナズマ、「FEST. INAZUMA」が、いよいよ9月19日から始まります。
その前に、そもそも「イナズマ」とは、どんなイベントだったのでしょう。
17年間、滋賀とともに育ってきた、その姿を追ってみましょう!
滋賀へ来てもらう理由をつくりたい。西川貴教さんの挑戦
「イナズマ」の始まりは、2008年。
滋賀県出身のアーティスト・西川貴教さんが、初代の「滋賀ふるさと観光大使」に就任したことでした。
でも、肩書だけの観光大使では意味がない。
そこで西川貴教さんが考えたのが、「滋賀に人が訪れる理由をつくりたい」「自分にできることを」ということ。
そんな思いから、翌2009年、草津市の烏丸半島で県内初の大型野外ロックフェスを立ち上げます。
それが、「イナズマロック フェス」。第1回には、西川貴教さん自身もT.M.Revolution、abingdon boys schoolとして出演しました。

T.M.Revolution(2025年 イナズマロック フェス)
2009年に開催された第1回の「イナズマ」から、会場では滋賀観光物産フェアも開催されていました。
県外から来た人に滋賀の食や物産を知ってもらう。そして地元の人にも、「滋賀でも、こんな大きなイベントができる」と感じてもらう。音楽だけではなく、滋賀そのものを楽しんでもらうことは、最初から「イナズマ」の構想に組み込まれていました。

西川貴教さん(2025年 イナズマロック フェス)
琵琶湖と滋賀に返していくフェス
「イナズマ」が当初から掲げてきたスローガンは、「水の未来に、声を上げろ。」。
琵琶湖の水質保全と地域振興も、当初からイナズマの大きな目的のひとつでした。フェスによって滋賀へ人を呼び、地元の食や文化に触れてもらう。
そして、フェスの収益の一部や会場で集まった募金を、琵琶湖の環境保全へ返していく。

西川貴教さんから滋賀県への寄附贈呈式(2026年2月)
西川貴教さんは毎年、滋賀県庁を訪問し、寄附金を知事に贈呈。
2009年度から2025年の開催分(2020年オンライン開催、2021年開催中止の年を除く)までで、寄附は15回。累計で約4,500万円にのぼります。
また、滋賀県だけでなく、開催地である草津市や、近年はシャトルバスの発着地となる守山市への寄附も行われています。

守山市役所での寄附贈呈式(2026年2月)
その日の盛り上がりだけで終わるのではなく、フェスで生まれたものを琵琶湖や滋賀へ還していく。「イナズマ」は、そんな循環を毎年積み重ねてきました。
滋賀の祭りの象徴とも言うべき、無料エリア
「イナズマ」が“滋賀の祭り”へと育っていった大きな存在が、入場無料のフリーエリアです。ここに並ぶのは、「イナズマフードGP」を勝ち抜いた飲食店。
毎年、5月頃に開催されるグランプリを勝ち抜いたお店を中心に出店。そのため、フェス飯だけでもなかなかの充実ぶりです!

フェス会場に並ぶ飲食ブース
さらに、県内の市町やさまざまな企業のブースも並びます。
滋賀のさまざまな魅力を伝える「おいで~な 滋賀」という体験型観光ブースでは、毎年、県内各地の団体がブースを構えます。

草津観光物産協会のブースでPRする橋川草津市長(写真・右/2025年)
企業ブースでは、滋賀県民にはおなじみの「平和堂」から、「機動戦士ガンダムSEED」シリーズとも縁の深い「BANDAI NAMCO」、西川貴教さんがテレビCMに出演してきた「エステー」まで。
毎年、趣向を凝らしたブースが登場し、それを見て歩くだけでも楽しめます。
今年はどんな企業が顔を揃えるのでしょうか。

毎年、大人気の平和堂ブース(2025年)
昨年までは、お笑い芸人やご当地キャラクターが出演するステージもあり、子ども向けのエリアも登場。
ライブのチケットを持っていなくても、一日楽しめる。音楽ファンだけではなく、地元の家族や子どもたちまで足を運ぶ場所になっていきました。

毎年、無料エリアにある龍神ステージ(2025年)
次のスターが生まれる場所
フリーエリアの音楽ステージは、若いアーティストにとっての登竜門にもなってきました。
THE ORAL CIGARETTESや04 Limited Sazabys、MY FIRST STORYなど、フリーエリアのステージへの出演を経て、のちにメインの雷神ステージへと駆け上がったアーティストもいます。
また、フリーエリアでは学生がフォトブースのデザインに関わるなど、若い世代がフェスづくりに参加する取り組みも行われています。

フリーエリアのフォトブース(2025年)
音楽を聴くだけではなく、ここから次の表現者やクリエイターが育っていく。
そんな役割も、イナズマは担ってきました。
地元とともに育つフェス
じつはイナズマは、フェス当日の2日間、3日間だけで完結するイベントでもありません。
たとえば、地元の小学生たちを招き、フェス直前の会場やステージを見学してもらう機会もつくられてきました。
巨大なステージがどうやってつくられ、全国から人が集まるイベントが、地元でどのように準備されているのか。子どもたちにとっては、自分たちの暮らす場所で行われる大イベントの“裏側”に触れる機会です。
さらに、西川貴教さんのキャラクターとしておなじみのタボくんも大活躍。
地元の高校生と一緒に田植えをしたり、さらに、滋賀県独自の取り組み・魚のゆりかご水田をPRするために、実際に稲刈りをしてみたり。

タボくんによる稲刈り(2024年)
→西川貴教さんキャラクター・タボくんが、稲刈りにチャレンジ!【魚のゆりかご水田】
こうやって収穫されたお米が、フェス会場の人気メニュー「イナズマカレー」にも使われています。

イナズマカレー(2024年)
地元での取り組みが、フェスの中身を支えている。
それもまた、「イナズマ」の魅力のひとつです。
「ロック」を越えて、次のステージへ
ロックフェスとして始まった「イナズマ」。
この17年の間に、その存在は少しずつ、ロックフェスという言葉だけでは収まりきらなくなっていきました。
音楽があり、滋賀の食があり、琵琶湖への思いがあり、地元の人たちとのつながりがある。
西川貴教さんを中心に始まったフェスは、滋賀で毎年開かれる、ひとつの“祭り”へと育っていったのかもしれません。
そして2026年。
その名前から「ロック フェス」という言葉がなくなり、「FEST. INAZUMA」として新しいスタートを切ります。
17年間続いてきたものを一度見つめ直し、残すものは残し、新しいものを加えていく。
名称変更は、単なる看板の掛け替えではなく、イナズマそのものを次のステージへ進めるきっかけでもあります。
新しい名前は、「FEST. INAZUMA」。
ロックフェスから、もっと大きな“FEST”へ。滋賀とともに育った現代の祭りが、ここからどんな景色を見せてくれるのでしょうか。
新しい「イナズマ」が、いよいよ始まります!
2026年は9月19日から、3日間開催!

そして、新しく生まれ変わる「FEST. INAZUMA 2026」は、9月19日(土)・20日(日)・21日(月・祝)の3日間開催!
T.M.Revolution、西川貴教、abingdon boys schoolをはじめ、今年もジャンルを越えたアーティストが滋賀に集まります。
今年の出演アーティストやパフォーマーについては、「しがトコ」でもまとめています。
→「FEST. INAZUMA 2026」出演アーティスト・パフォーマー情報はこちら
チケット情報やタイムテーブル、当日の最新情報については、FEST. INAZUMA公式サイトをチェックしてみてください。
17年間育ってきたイナズマが、今年、どんな新しい景色を見せてくれるのでしょう。
シルバーウィークの烏丸半島が、楽しみです!
『FEST. INAZUMA 2026』の公演概要
- 日程
- 2026年9月19日(土)、20日(日)、21日(月・祝)
- 会場
- 滋賀県草津市 烏丸半島芝生広場 (滋賀県琵琶湖博物館西隣 多目的広場)
- [LIVE AREA]
- 開場 10:00 / 開演 11:30 / 終演 19:15(各日とも予定)
- [FREE AREA]
- 開場 9:00 ※雨天決行(荒天の場合は中止)
- チケット販売
- <受付期間: 2026年6月14日(日)23:59まで>
受付URL https://eplus.jp/fest-inazuma/ - 公式サイト
- https://fest-inazuma.com













