【Fish! Tackle Shop/滋賀県草津市】
手ぶらで気軽に、琵琶湖でルアーフィッシングを
体験できるって知っていましたか?
「滋賀に住んでいるけれど、道具がないから釣りもしたことがなくて・・」
「せっかく滋賀に行くならバス釣りをしてみたい。でも、
わざわざ釣り道具は持っていきたくないし」
そんな方にぜひ覗いてほしいのが、滋賀県草津市にある
『Fish! Tackle Shop』。
青いトレーラー型のお店には、ルアーフィッシングに必要な
道具がぎっしりと詰まっています。
「せっかくだから良い道具で楽しいルアーフィッシングを経験して、
琵琶湖で素敵な思い出を作ってほしい」と店長の澤井さんが
語るように、レンタル用の釣り道具は高品質のものばかり!
釣り人のワクワクが詰まった店内を紹介します!
洗練されたトレーラー型のお店。壁一面にならぶルアーにびっくり!
滋賀県草津市を車で走っていると、目に飛び込んできた青いコンテナ。
大きな『Fish!』の文字が入ったかっこいトレーラーハウスのようなモノ。
実はここ、お店なんです!
しかも下をよく見るとタイヤが。
こちらが今回取材した、移動も可能なトレーラー型の
ルアー専門店『Fish! Tackle Shop』です。
扉のWelcome!の文字に誘われて、さっそく店内へ。
真ん中に、どどんと木が立っている店内にびっくり!
壁一面にはバス釣り用のルアーがずらりと並びます。
見たことある!というルアーから、これもそうなんですか?
と思うような変わったルアーまで。
手のひらよりも大きく、ピッカピカに輝く革製のルアー!
「これ、水に着けちゃっていいんですか?」と
思わず聞いてしまいました。
ルアーが大きければ大物が釣れるそうですが、
その分難しさも増すのだそう。
そこが釣りの面白さの一つなんだとか!
スタイリッシュなオリジナルグッズも充実しています。
こちらは釣った魚の大きさを測るための”折りたたみ式板メジャー”。
琵琶湖ではこのような板のメジャーが人気だそう。
なぜなら「釣り上げた大きい魚をより正確に測りたいから!」。
確かに、ひらひらのメジャーよりも板の上に置いて
測った方が正確そうですね!
このオリジナルの板メジャー、描かれている模様をよ~く見ると、
琵琶湖オオナマズ、ニゴロブナなどなど、
琵琶湖に住んでいる魚たちなんですよ。
文房具メーカーのコクヨから発売されているReEDEN(リエデン)シリーズの
「ロクブンノイチ野帳」。
そこにお店のロゴマークが印字されていておしゃれ!
これはしがトコでも真似して作りたい!と思ったほどかっこいいですね。
オリジナルカラーのルアーも制作していますよ!
こちらのブラックバスはかなりリアルですが、もちろん作り物です!
「琵琶湖」がテーマだという店内には、店主の釣具へのこだわりと
琵琶湖への敬意がぎっしりと詰まっています。
手ぶらでルアーフィッシングに挑戦!全国でも珍しい、高品質のレンタルタックルも
豊富な品揃えの他にも『Fish! Tackle Shop』の
大きな魅力はレンタルタックル!
タックルとは「釣り道具」のこと。
「ロッドやリールの品質にここまでこだわっているレンタルタックルは、
全国でもうちくらいじゃないかな」と店主の澤井さんは
自信をのぞかせます!
最初は安いもので間に合わせてしまいがちですが、
それだとどうしてもトラブルが多くなります。
初めての釣り体験がそれでは、「次もまたしたい!」
とはなりませんよね。
「快適にルアーフィッシングを楽しんで、そして、釣りを好きになってほしい。
そのためには、道具に助けてもらうことも大切です。」
と澤井さんは話します。
初心者だけではなく、上級者向けのレンタルタックルも!
手前のロッドは、DRT(ディーアールティ)という大津市に本社を置く
釣具メーカーのもの。
DRTのロッドは1本ずつ手作りで、販売される本数が少ないため
手に入れるのが難しいのだとか。
上級者が「一度試してみたい」とレンタルすることもあるそうですよ。
レンタル料金は一番お手頃なタックルセット(ロッド&リール)で
3,000円から。(ルアーは別途購入となります。)
1番釣りがしやすい時期は4月~9月だそうです。
釣りは誰もが手軽に楽しめるレジャー。”琵琶湖と釣り”でたくさんの笑顔を
こちらが店主の澤井昌之さん。
父親の影響で幼い頃から釣りが大好きだという澤井さんは、
滋賀県内の釣具店で長年勤務されていました。
釣りと琵琶湖に長いこと向き合ってきて、
「琵琶湖をテーマにしたお店にしたい!」という想いが強くなり、
昨年4月にこのお店をオープンしました。
「釣りをしている時は、琵琶湖や水辺をずっと観察しているので、
自然と向き合うことができますね」と話す澤井さん。
このお店のコンセプトは
「“琵琶湖と釣り”で人を幸せにすること」。
釣りを通して、琵琶湖を見守ってきた澤井さんだからこそ。
このコンセプトに、想いがぎゅっと詰まっているのを感じます。
ルアーはそれぞれ形も違えば、使い方も違う。
一つひとつに作り手の想いと考えが詰まっていて、
その考えを理解して、道具を使いこなすという楽しみもあるのだそう。
「しっかり説明して、正しい使い方でより楽しんでもらえたら」と
レクチャーにも熱が入ります!
釣り竿を持っている子どもとすれ違ったら、「どう?釣れた?」と
会話が生まれます。年齢に関係な友達になれる。
「それってすごく素敵なことですよね」と笑顔の澤井さん。
釣りは子どもから大人まで、自分のペースで楽しめる
レジャーであり、立派なスポーツ。
「釣りが好きな人が増えて、琵琶湖での釣りを通して
人の輪や、楽しさが繋がればいいですね」と語る澤井さんは、
積極的に釣りのイベントを開催されています。
釣り人のわくわくを乗せて走る、青いトレーラーショップ
トレーラー型のこのショップ。
釣りのイベントがある時は、会場まで移動しています。
イベントではオリジナル商品を販売したり、ロッドの試投会や
商品の体験会を行ったり。
(写真提供:Fish! Tackle Shop)
10月にマイアミ浜オートキャンプ場で開催した
fish! tackle shop x DRTイベンにはなんと300人ほどの
人が集まって開店前から大行列だったそうです!
釣り人のわくわくを乗せて、『Fish! Tackle Shop』は滋賀を走ります!
もしかしたら琵琶湖の近くで見かけることがあるかもしれませんね。
釣り好きの人も、これからちょっと釣りに挑戦してみたいという人も、
琵琶湖での釣りの魅力が詰まった『Fish! Tackle Shop』に
足を運んでみてはいかがでしょうか。
(写真・文:安積 里沙)
記事公開日:2017年11月13日/最終更新日:2021年6月14日
『Fish! Tackle Shop』のデータ
- 住所
- 滋賀県草津市下物町1431 ロックベイガーデン内
(→地図) - 電話番号
- 090-1711-0381
- 営業時間
- 11:00~19:00
- 定休日
- 月曜日、火曜日
- 公式サイト
- http://fish-biwako.jp/