観光

消滅した群生地に代わるハスの新名所となるか?烏丸半島の『水生植物公園みずの森』でハスが見頃!

【水生植物公園 みずの森/滋賀県草津市】

国内最大級のハスの群生地があった草津市の烏丸半島。
広大な群生地が消滅してから早1年。
あらゆる調査が行われましたが、
残念ながら「早期の復活は望めない」との見解が出て、
がっかり寂しい夏を迎えました。

しかし、その烏丸半島で
今もハスが見られることをご存知ですか?

『草津市立水生植物公園みずの森』では、
季節の花々と共にさまざまな種類のハスが見頃を迎えています。

市民の想いが込められた”100株のハス”が咲き誇るアトリウム前は必見!

正面広場

正面ゲートをくぐると、広場で色とりの季節の花や
ハスがお出迎え。

背丈ほどのハス

こちらは、大人の女性の背丈ほどもあるハス!
ニョキニョキっと、力強く伸びている姿に感動です。

熱帯スイレン

ロータス館のアトリウムでは、
熱帯原産の水生植物が中心に展示され、
珍しい熱帯スイレンを見ることもできます!
熱帯スイレンは、冬でも楽しめるものもあるそうですよ。

ハス100株プロジェクト

そして、ロータス館アトリウムのテラス前では
たくさんのハスが咲き、
カメラを抱えた多くの人で賑わっていました。

じつは、こちらは4月に市民ボランティアの方と実施した
『ハス100株プロジェクト』で植え付けた100株分のハスなのです。

以前はこの奥に広がる琵琶湖に群生地が広がっていました。
その頃のような大迫力はありませんが、
市民の気持ちが込められたハスは、
太陽の光を浴びてキラキラと咲き誇っています。

”ハス”と”スイレン”の違い、知っていますか?

でも、そもそもハスとスイレンの違いって?
と思っていると、常設展示室に説明を発見!

ハスの説明

“水面より上”の方で咲くのがハス、

スイレンの説明

“水面に咲く”のがスイレンとのこと。
なるほど!こうやって見るとわかりやすいですね。

ロータス館内では、こんな椅子を発見!

レンコンのイス

おなじみのレンコン(蓮根)ですね。
ハスの地下茎が大きくなった部分がレンコンですが、
意外と知らない方も多いのではないでしょうか?

少しだけ早起きして、烏丸半島で咲き誇るハスを見に行きませんか?

ゆったりとした園内

以前は、園内から琵琶湖を眺めると、
ハスの群生を見ることができました。
残念ながら現在は見ることはできませんが、
ぜひ、丘の上から対岸の山々や雄大な琵琶湖を
ゆっくりと眺めてみてください。

夢風車のある景色

烏丸半島を象徴する「夢風車」がそびえる
広々とした風景が、のんびりとした時間を運んでくれますよ。

ハスの近影

ハスやスイレンは朝の早い時間が見頃です。
夏季期間(7月中旬~8月中旬)は7時から開園されているので、
いつもよりちょっとだけ早起きして、
烏丸半島へ出かけてみませんか?

(写真・文:吉田麻恵)

『草津市立水生植物公園 みずの森』を地図でみる

JR草津駅西口からバスで約25分!

水生植物公園みずの森

→大きい地図で見る

『草津市立水生植物公園 みずの森』の詳細

住所
滋賀県草津市下物町1091【→地図】
営業時間
午前9時~午後5時(7月中旬~8月中旬は午前7時から)
定休日
月曜日(7月中旬~8月中旬は無休)
電話番号
077-568-2332
公式サイト
草津市立水生植物公園 みずの森
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