観光

山頂には自然の花が咲き誇る!滋賀最高峰の『伊吹山』登山してきました

東登山道コース

【伊吹山/滋賀県米原市】

標高1377mの山頂に咲き誇るのは、四季折々の高山植物。
日本百名山の一つであり、滋賀県最高峰の『伊吹山』。
麓から約3時間半で登山ができるので登山初心者にもおすすめです。
もっと気軽に行きたい!そんな人には「伊吹山ドライブウェイ」の利用で、
車で頂上付近までショートカットもOK。ハイキング気分で楽しむこともできますよ。

ドライブウェイに車を走らせて、『伊吹山』の山頂を目指しました!

ドライブウェイが便利!駐車場から最短ルートで山頂へ

伊吹山ドライブウェイ

滋賀県と岐阜県のちょうど県境にある『伊吹山』。
ドライブウェイの入り口は、岐阜県の関ケ原にあります。
そこから約17kmも続くドライブウェイへ、
うねうねとした山道を進みます。
どんどん高くなる景色にハラハラ。
道中で鹿や猿を見かけることもよくあるそうです。

スカイテラス駐車場

そして到着した標高1260mの『スカイテラス駐車場』。
車が約600台も止められるほど広々としています。
ここはすでに『伊吹山』の9合目にあたります。
もう山頂がそこまで見えています!

8月の猛暑日にやってきたのに、ここの気温は24度!
時期によっては上着や防寒着も必須アイテムです。

中央登山道コース

山頂へのルートは2種類。
『西登山道コース』は、道幅が広く歩きやすい登山道。
入口付近からたくさんの高山植物が楽しめます。

『中央登山道コース』は、
下り専用の『東登山道コース』の分かれ道となっており、
一番距離が短く、早ければ15分で登れてしまうそう。
ただ、急勾配のため階段が続きます。

西登山道コース
今回は、『西登山道コース』を選びました。
山頂までは約40分。傾斜が緩やかな道が続き、
砂利道で整備されているためとても歩きやすいルート。
スニーカーなら十分です。

この日は土曜日にやって来たので、
たくさんの人が順番に進んでいました。

西登山道コースからの景色

景色を眺めながら歩みを進めます。
麓では快晴でしたが、さすが山上とだけあって雲がかかり、
琵琶湖の景色が見えそうで見えません…。

雲が上昇気流に乗って勢いよく動くのが見られます!
タイミングが良ければ、きっとこの先に広がる絶景が見られるはず。

石の道

歩きにくい道もあるので、
足元には注意してくださいね。

板の敷いた道

道案内板も充実していて、分かりやすい登山道なので安心。
高山植物がたくさん咲いているので、
景色を楽しみながらハイキング気分です。

施設も充実!絶景の山頂へ

伊吹山山頂

景色や植物鑑賞を楽しみながら、ゆっくり歩くこと約30分。
山頂が見えてきました!
ゆったりと広がる草原とお花畑!
色鮮やかな景色に登山の疲れも忘れそう。

山頂からの景色

すそ野に広がる米原市や長浜市、そして琵琶湖、
さらに岐阜県の山々までぐるりと見渡せます。

スカッと晴れているととてもく奇麗なんでしょうね!

伊吹山山頂

ドライブウェイからの登山でしたが、
この雄大な景色を前に、登り切った達成感があふれます!

涼しい風を受けながら、豊かな自然に囲まれたひと時を満喫。

山頂のベンチ

ベンチも用意されていて、テラス席で休憩する
登山者がたくさん。

山頂の山小屋

標高1377mもある『伊吹山』ですが、
お手洗いや休憩所、山頂には飲食店やお土産屋さんまで充実。

ヤマトタケルノミコト

さらに、古事記に登場する“日本武尊(ヤマトタケルノミコト)”の石像が。
今から約2000年も昔、米原市は日本古代史の英雄『ヤマトタケルノミコト』
最期の地だった?!とも言われているそう。

白猪

『伊吹山』をのぼるヤマトタケルノミコトと対峙した
山の神である白猪の石像もありました。

全1350種!四季折々の高山植物が咲き誇る山

伊吹山のお花畑

『伊吹山』のもう一つの見どころは、たくさんの高山植物。
山頂付近には約350種、『伊吹山』全体を含めると
約1350種もの高山植物が点在!

白いお花

山頂付近には、独自に進化した
固有の高山植物まで存在し、
色鮮やかなお花が一面に咲き誇ります。

シモツケソウ

鮮やかなピンク色の花「シモツケソウ」。
小さな花がたくさん咲いていて可愛らしいです。

シモツケソウのお花畑

「シモツケソウ」は群生になって咲くことが多く、
綺麗なピンクのお花畑にもなっていました!

鹿にお花を食べられないようにと、
ところどころ柵を立てて守っているのだそう。

クガイソウ

瑠璃色の花に虎のような穂の「クガイソウ」。
伊吹山山頂に自生しています。

コオニユリ

こちらはオレンジ色が鮮やかな「コオニユリ」。

カワラナデシコ

こちらは「カワラナデシコ」。
色も形も様々で、たくさんの花が咲いています。

季節によっていろいろな花が咲き、かなりレアな高山植物も見られるらしく、
植物鑑賞を楽しむのもおすすめです。

自然に囲まれた道を進む!下山も登山のお楽しみ

東登山道コース

帰りは来た道を戻ることも可能ですが、
今回は下山専用ルートの『東登山道コース』へ。

3つのルートの中でもっとも長く、
人が一人分進める細い道が約60分ほど続きます。

植物の群生が見られたり、自然豊かなコース。
途中にもお花や珍しい植物がたくさん。

細い道

中にはこんな細い道も!
両手を使って進むような場所もあるので注意してくださいね。

そして、無事に駐車場へ到着。
9合目からのスタートでしたが自然がいっぱいで景色も美しく、
魅力たっぷりの登山でした!

お花と道

“そのままよ 月もたのまじ 伊吹山”
「そびえ立つ伊吹山は、月の風情を添える必要もなく、
そのままの姿で十分に美しい」
と松尾芭蕉がこんな歌を詠んでいます。

訪れた人を魅了する自然の美しい景色と、四季折々の花が咲く『伊吹山』。
滋賀県最高峰の山へ、ぜひ足を運んでみませんか。

(記事公開日:2018年9月18日/最終更新日:2023年5月1日)

(写真・文 安積里沙)

「伊吹山ドライブウェイ」のデータ

住所
〒503-1501 岐阜県不破郡関ケ原町寺谷1586(ドライブウェイ入り口)
電話番号
0584-43-1155
利用料金
普通自動車・軽自動車 3,140円(税込)※支払いは現金のみ
営業時間
春季(4月第3土曜~7月第3金曜)8時~20時
夏季(7月第3土曜日~8月)3時~21時
秋季(9月)8時~20時
秋季(10月~11月最終日曜日)8時~19時
公式サイト
https://www.ibukiyama-driveway.jp/
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