カルチャー

国も言葉も文化も違う、宿泊客同士が交流できる『ゲストハウス無我』

【ゲストハウス無我/滋賀県彦根市】

国宝・彦根城がそびえる街、滋賀県彦根市の片隅に
日々、異文化交流が花咲く場所『ゲストハウス無我』があります。

ゲストハウスとは、比較的安価な料金で利用出来る、
バックパッカーの利用などがメインの宿泊施設のこと。

昔ながらの趣が残る彦根銀座商店街のほど近くに、
2013年、彦根初のゲストハウスが誕生しました。

築100年の本館は和の空間

IMGP8471
本館として使われているのがこちら。
古くからの趣を残すこの建物はなんと大正9年建築。
築100年以上経った建物をリノベーションして
共有スペースやキッチンなどとして使っています。

IMGP8491
本館のメインとなるのが共有スペース。
食事をとったり、本を読んだり、他の宿泊客と会話したり。

窓が雪見障子になっていたり、ガラスが昔ながらのものだったりとここも和の雰囲気満載!
夏には地蔵盆など、地域との交流イベントも行われているそう。

IMGP8479
共有スペースからも見える中庭には大きな松の木が。
この庭も和を感じられる大事なポイントです。

庭の向こうに見える新築の別館がドミトリー棟。
なかは、泊まった人だけのお楽しみだそうです。

日々、異文化交流? ゲストハウスならではの過ごし方

IMGP1572
男女別相部屋で素泊まりのゲストハウス。
1泊3000円とリーズナブルな価格で宿泊できるとあって、
外国人バックパッカーの方もたくさん。

中には1ヶ月以上かけて日本を旅する方もいらっしゃるそう。
そんな、国も言葉も文化も違う宿泊客同士の交流こそゲストハウスの醍醐味。

もちろん最初は全く知らないもの同士。でも共同スペースで過ごすうちに、
「どこからきたの」、「次はどこへ行くの?」
そんな一言から自然と会話が生まれいろいろな話で盛り上がるといいます。

ビワイチサイクリングの拠点としても

IMGP8470
近年、自転車好きの間でブームになっているびわ湖一周のビワイチサイクリング。
ゲストハウス無我は遠方からビワイチに挑戦する際の拠点として利用する方も多いといいます。
中には海外からビワイチにチャレンジしにやってくる人までいたのだとか!

IMGP1560
日本有数の城下町、彦根に生まれたはじめてのゲストハウス。
小さな宿ならではの飾らないけれどあたたかなおもてなしのお宿です。

(写真・文=山崎もとき)

記事公開日:2016年4月20日/最終更新日:2021年6月15日

『ゲストハウス無我』の地図を見る

城下町・彦根にある小さなお宿

滋賀県彦根市芹橋1-4-43

→大きい地図で見る

ゲストハウス無我』の店舗詳細

住所
滋賀県彦根市芹橋1-4-43【→地図】
宿泊料
3,500円(素泊まりのみ)
部屋タイプ
男女別相部屋(個室なし)
電話番号
090-8571-5796
公式サイト
ゲストハウス無我
しがトコ採用情報

関連記事

  1. テーマは『アラウンド・ザ・レイク』。滋賀の絶景を撮影し続ける別所…
  2. 新しい滋賀ならではのアートプロジェクト『滋賀をみんなの美術館に』…
  3. 信楽焼 好きなもの、好きなことの傍で暮らすという選択【滋賀ぐらしインタビ…
  4. さよならイーゴス 滋賀のええフォト☆コンテスト 2013年秋 受賞作品一覧
  5. 目の前には琵琶湖と水鳥の世界!”観察”の楽しさにハマる『高島市新…
  6. アイキャッチ ありがとう、西武大津。歴史と軌跡を振り返る「44年のあゆみ展」が…
  7. 今年の味は「近江牛ステーキ」!カルビー47都道府県ポテチ、滋賀味…
  8. NOMA外観 町屋がまるごと美術館『ボーダレス・アートミュージアムNO-MA』…
滋賀を自慢したくなるカレンダー2024 ご注文受付中
PAGE TOP