カルチャー

10代20代の動画クリエイターは“びわ湖の日”に何を撮る?「NBC」プロジェクトがスタート

【しがトコPR:#びわ湖の日があるから/NEXT BIWAKO CREATORS】

「琵琶湖の水、止めたろか」はもう聞き飽きた?!
7月1日『びわ湖の日』に合わせ、
琵琶湖からあふれる“好き”を表現する
動画制作プロジェクトがスタートします。

多くの人々の暮らしを支える琵琶湖、
その存在をもっと身近に感じてほしいという想いのもと、
滋賀県が実施し、ローカルメディアしがトコとのコラボで
動き始めたプロジェクト、その名も『NBC』って一体…?

近畿圏の約7割を支える琵琶湖

自宅の蛇口をひねれば当たり前のように出てくるその水も、
ひょっとすると琵琶湖からきたものかも?
滋賀はもちろん、京都や大阪、兵庫と
近畿圏の全人口はおよそ2000万人。
なんとそのうち約1450万人が琵琶湖の水を
利用していることはご存じでしたか?

あの関西国際空港の水道水としても
使われているというのですから驚きです!

近畿圏にとって貴重な水源である
琵琶湖を預かっている滋賀県には、
「琵琶湖を守っていこう」という県民の想いから制定された
ある大切な日があります。

7月1日『びわ湖の日』です。

『びわ湖の日』の前後には毎年10万人もの人たちにより
湖岸の清掃活動といった催しが行われ、
環境保全の意識の共有を図る取り組みが毎年続けられています。

関連記事 “水を守る決意”から40周年!7月1日は『びわ湖の日』

しかし琵琶湖を守り続けるためには、これから何世代にもわたって
『びわ湖の日』を伝えていかなくてはなりません。

どうすれば琵琶湖のことを知ってもらえるのか。
どうすればより多くの人に琵琶湖の魅力を感じてもらえるのか。

琵琶湖は守られるだけの存在ではもったいない。
世界農業遺産に認定された
農林水産業や湖国文化を琵琶湖が育んだのも事実なら、
あまたの芸術家を魅了し、絵画や詩歌の題材となったのもまた事実。

琵琶湖の魅力を動画で届けるプロジェクト

『NEXT BIWAKO CREATORS(略・NBC)』は、
琵琶湖そのものをテーマに発信することで、
10代20代の豊かな感性に乗せて、琵琶湖との交流の機会を
もっと気軽に感じてもらう動画プロジェクト。

琵琶湖や滋賀の魅力や価値を感じられる動画を制作し
『びわ湖の日』の周知はもちろん、
琵琶湖の価値や大切さをSNSなどを通じて
発信していくことを目的としています。

関連記事 あつまれ!次世代クリエイター!びわ湖の魅力を発信する『NEXT BIWAKO CREATORS』参加者を募集します!

特にこれからの時代を担っていく若者たちに
琵琶湖の魅力を知ってほしい。そのためメンバーの募集は
高校生以上25歳以下で、滋賀・京都・大阪など
『琵琶湖・淀川流域圏』に居住、出身
という条件のもと行われ、結果13人の若者が選ばれました。

まずは7月1日『びわ湖の日』に向けた動画を制作すべく、
早速最初のミーティングが行われました。

ミーティング終了後も賑やかに

6月4日(日)滋賀県守山市、しがトコ事務所に併設するギャラリーで、
挨拶や自己紹介を兼ねた『キックオフミーティング』が開催されました

当日はびわ湖放送のカメラが回る中、
滋賀県や、しがトコスタッフからあらためてプロジェクトについての説明を。
その後メンバーたちが自己紹介をしていきます。

集まったメンバーは、
滋賀、京都、大阪、神戸出身の18~24歳の若者たち。
自己紹介が終わるとグループに分かれ、机に並べた滋賀のスポット写真を参考に
どこへ撮影に行きたいかを話し合いました。

ミーティング終了後も名残惜しそうにその場を離れず
積極的に連絡先や撮影場所についての意見を交換しあうなど、
終始ギャラリー内は盛り上がりをみせていました。

“つたえる”動画制作講座

6月17日(土)、メンバーたちは動画制作やSNS運用について学ぶ
『“つたえる”動画制作講座』を受講するため、
大津市にある昭和9年建築の旧大津公会堂を訪れました。

講座では、人気インスタグラマーである
ぴたこさん(@pit_acco)と正垣琢磨さん(@takumar_s)を講師としてお招きし、
カメラの基本的な使い方や動画編集の仕方、そしてSNS運用など
撮影から発信までの一連の流れを指導していただきました。

歴史を重ねたレトロ建築の空気を肌に感じながら、
メンバーたちは貴重なお話に熱心に耳を傾けていました。

講座が終わった後は早速学んだことを実践!
琵琶湖の風景動画などを撮影しに、公会堂近くにある大津港を訪れました。

自由撮影ということで早速カメラを構えようとしますが…
いざ琵琶湖の前に立ち、あらためて
“母なる湖”のスケールを実感したメンバーたち。

「琵琶湖が大きすぎて、どこを撮ればいいのかわからない」
と迷うメンバーもいる中、ぴたこさんや正垣さんにアドバイスをもらいつつ
動画撮影に挑んでいきます。

大津港には、県民のほとんどが
フローティングスクールで乗船した『うみのこ』も停泊中。

スタッフの説明に、県外から来たメンバーから
「うらやましい!」と声が上がる一幕も。

最後にお世話になった講師の方々と、『うみのこ』をバックにパシャリ。
この撮影会から数日後、しがトコ編集部に早速メンバーたちから
思い思いに琵琶湖を撮影した動画作品が届きはじめました。

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滋賀県環境政策課(@biwakatsu_shiga)がシェアした投稿

琵琶湖の広さをどうフレームに収めようかと苦戦しながらも、
ゆったりとした湖岸の空気をうまく表現した作品。

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じつは早朝の4時から湖畔で撮影したという作品。
瑞々しい感性が、ぎゅっと凝縮されたアーティスティックな映像。

同じ琵琶湖に接したはずなのに、
見方も表現の仕方も人によってがらりと変わる作品たち。
それはきっと、琵琶湖に触れて溢れた“好き”の形がみんな違うから。

琵琶湖は芸術だ――。

溢れてきた“好き”を

琵琶湖というキャンバスにぶつけ始めたメンバーたちの映像。
テクニックや知識はもちろんのこと、若者らしくむき出しになった
色んな“好き”が垣間見えたのが何よりも面白かったです。

これらNBCの映像作品は、
滋賀県環境政策課の公式Instagram(@biwakatsu_shiga)にて、順次発信予定です!

NEXT BIWAKO CREATORS

——滋賀県には琵琶湖があるから。

——7月1日に『びわ湖の日』があるから。

もしこの記事をご覧のあなたが、
NBCの作品がきっかけで“好き”を見つけられたなら。
『次のびわ湖クリエイター』として、
滋賀や琵琶湖を盛り上げていってみませんか。

イラストや音楽でも何でもいい。
なんなら芸術という形でなくてもいい。
あふれ出るあなただけの“好き”を、
琵琶湖というキャンバスに是非ぶつけてください。

止められない自分の“好き”が別の誰かの“好き”に繋がっていって、
やがてあふれ出すほど、たくさんの“好き”で琵琶湖が満ちれば、
琵琶湖をより良い形で
次の世代に受け継いでいけるのではないでしょうか。

NBCは『びわ湖の日』の後も、
動画制作のためのフィールドワークを実施予定です。

琵琶湖をキャンバスに、若者たちはこれから
どんな“好き”をぶつけていくのでしょうか!

関連記事

“水を守る決意”から40周年!7月1日は『びわ湖の日』

びわ湖との関わり方はそれぞれ。びわ湖の魅力を詰め込んだ「びわ湖の日」PR動画『#びわ湖の日があるから』公開中!

あつまれ!次世代クリエイター!びわ湖の魅力を発信する『NEXT BIWAKO CREATORS』参加者を募集します!

提供:滋賀県琵琶湖環境部環境政策課

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