【びわ湖の渚映画館2019 レポート】
夕暮れの琵琶湖に心を奪われながら、
夜を待ってスタートした映画上映。
滋賀ならではの贅沢な時間が楽しめるイベント
『びわ湖の渚映画館』が5月26日に開催されました。
日曜日の夜にもかかわらず、なんと300人以上が参加!
琵琶湖で水遊びをしたり、本を読んだり、お昼寝をしたり…。
子どもから大人まで、贅沢な時間を過ごしていました。
そんなイベントの様子をレポートします。
琵琶湖が見える場所にスクリーンが登場
会場に足を踏み入れると、いつも見慣れた風景に、スクリーンが登場。
そこには非日常の空間が広がります。
『びわ湖の渚映画館』は、琵琶湖がバックの
最高のロケーションで野外映画を楽しむイベント。
映画だけでなく、琵琶湖で獲れた魚や地元のお野菜を使ったお店や、
読書をしながらワインバーを楽しめる空間などもありました。
琵琶湖の魚をバーガーなどで販売するBIWAKO DAUGHTERS
この日は琵琶湖で獲れたうなぎもメニューに並んでいました。
草津の路地裏にあるRoji Rojiはトレーラーハウスで登場。
彦根の糀屋さん、ハッピー太郎醸造所からは、発酵&スパイスカレー。
JUNKIESはフードトラックで、挽きたてのスペシャリティコーヒーや
見た目もかわいいドリンクたちを販売されてました。
最高のロケーションの中、ママカメラマンのおさんぽカメラによる写真撮影も!
彦根にある古本屋、半月舎による半月ワインバー。
大人はワインやビールを飲んだり…まるで外国に来てるかと思えるほど。
映画までの時間も、楽しみのひとつ
広い会場内では、親子連れやカップル、友人同士、
思い思いの過ごし方で映画の上映を待ちます。
子どもたちは水遊びに夢中!
釣りをしたり、ぼーっとたそがれたり、とても贅沢な時間。
夕日をバックに写真撮影も行われていました。
一生忘れられない思い出になりますね。
お昼寝したり、お弁当を食べたり。
たそがれたり、波打ち際を歩いたり。
絵になる風景があちこちで見られました。
琵琶湖の遊び方ってこんなにあるんだと改めて感じます。
夜の中ではじまる、琵琶湖の映画館
夕暮れの琵琶湖に心を奪われながら、
みんなで暗くなるのを待ちます。
飲み物も、食べ物も確保して準備万端!
映画が始まる前に、今回のイベントをプロデュースされている、
キノ・イグルーさんからお話が。
今回上映する映画ができた背景、ご自身の移動映画館という仕事についてなど、
普通では聞けない裏話も聞くことができました。
主催者であるFLOATING LIFEさんも
これをきっかけに、滋賀を元気にしていきたい人に、
自分も何かやってみたい!と思ってもらえたら嬉しいと話されていました。
さらには、上映直前に、当日の風景を撮った動画が流れるサプライズも!
会場からもドキドキワクワクが伝わってくる中、
ついに映画が始まりました。
(写真 おさんぽカメラ)
スクリーンの向こう側、夕暮れ時のグラデーションにうっとり。
今回上映されたのは、『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』
映画の中から聞こえる陽気なラテンミュージックや、
キューバサンドを焼くおいしい音で、思わずノリノリに。
終盤のシーンでは、親子の愛情に涙をすする声も。
出店者も含め、会場の全員が一体となっていた瞬間でした。
そして、映画のエンドロールが流れ、
びわ湖の渚映画館も終わりが近づきます。
琵琶湖と映画、忘れられない時間
帰り道を照らすキャンドルの灯りに導かれ、
映画の余韻に浸りながら、それぞれが家路に着きます。
ふと見上げると、満点の星空が。
あまりのきれいさに、思わずため息がこぼれました。
イラストに描かれていた風景が、
まさに目の前に感じられ、なかなかその場を離れられない。
この日見たものは、きっと忘れられない思い出になったのではないでしょうか。
本当に滋賀にいて、琵琶湖があってよかったと思えた一日でした。
大切な人とまた一緒に来たいなと思いつつ、
明日からも頑張ろうと背中を押してもらえました。
そんな琵琶湖の魅力が詰まった『びわ湖の渚映画館』、
来年も継続して開催されるようです。
まだ詳細は未定のようですが、
facebookやInstagramなどで情報発信されるとのこと。
今回いけなかった方も、ぜひチェックしてみてくださいね。
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(写真:おさんぽカメラ、ひとたし 文:林green)