カルチャー

今年開局80周年。 公開スペースも充実! 新しく生まれ変わる『NHK大津放送局』

NHK メイン

【しがトコPR/NHK大津放送局】

今年11月に開局80周年を迎える、『NHK大津放送局』が2021年4月に新しく生まれ変わります!
新会館には「放送体験コーナー」や、「スーパーハイビジョン体験コーナー」など、
みんなが楽しめるスペースが充実!

4月19日の会館オープンに向けて、
お引越し真最中のところを、しがトコ編集部がおじゃましました!

公開スペースを体感すると共に、
爽やかな新スタジオで滋賀のニュース情報番組「おうみ発630」の
アナウンサー・稲垣秀人(いながき ひでと)さんとキャスター・三角朋子(みすみ ともこ)さんに
新会館への想いを伺ってきました。

“滋賀”が詰まった内外装!誰でも気軽に入れる公開スペース

NHK全体
(写真提供:NHK大津放送局)

新会館は旧東海道に隣接した、滋賀県庁前。
建物は旧東海道の町屋をイメージした外観で、地上3階建てです。

NHKおうみ小路

音羽山由来の植物27種を植え、穴太衆の石積みをイメージした石垣や、
信楽焼のベンチを設置した遊歩道「おうみの小路(こみち)」と
広い軒下空間「みせさきテラス」は、来館者の憩いの場になりそうですね!

NHK全観
(写真提供:NHK大津放送局)

ガラス張りになった建物1階東側が、誰でも入れる公開スペースです。
滋賀県庁側、南側入り口から入ると、まず左に「放送体験コーナー」があります。

NHKお天気体験

「お天気キャスター体験」では実際に画面の前に立ち、
お天気マークなどを画面上で動かして、自分だけの天気図を作ることができます。
天気図を指して、解説すると・・・。ほら、あなたもお天気キャスター!
「そうそう、この感じ!テレビの天気予報で見たことある~!」って
テンションが上がりますよ!

NHK VR体験
(写真提供:NHK大津放送局)

「VR体験」では画面の前に手をかざして動かすと、360度の景色を楽しめます!

NHKキャスター体験
(写真提供:NHK大津放送局)

「キャスター体験」では、手元の原稿がカメラレンズの前に映し出される「プロンプター」を使って
カメラ目線で原稿が読めます!これであなたも名キャスターになった気分!

NHKハイビジョン1

そして公開スペースで圧倒的な存在感がある、8Kスーパーハイビジョン!
220インチの大画面で体験する8Kは圧巻です。

NHKハイビジョン2

この「スーパーハイビジョン体験コーナー」には25個のスピーカーが取り付けられているので、
音も迫力満点!ぜひ臨場感ある映像と音を体感してみてください。

NHKキッズコーナー
(写真提供:NHK大津放送局)

その他、NHKのキャラクターと遊べる「キッズコーナー」や
NHKがこれまでに放送した番組・約1万本を視聴できる「NHKアーカイブス」、
地域や番組に関連した展示を行う「ギャラリー」などのコーナーがあります。
気軽にふらっと立ち寄って、楽しんでくださいね!

※感染対策のため展示内容に一部変更がある場合があります。ご了承ください。

新しく生まれ変わったこだわりの新スタジオ!

NHK新TVスタジオ

今回は特別に、一般には公開されない新しいニューススタジオと
ラジオスタジオも見せてもらいました。
入った瞬間に「可愛いー!!」と声がでるほど、
ポップで明るい感じの新装ニューススタジオは
白・水色を基調とした滋賀の自然をイメージしたデザインだそう。
4月19日リニューアルの「おうみ発630」もここから放送されるそうです!
新装ニューススタジオはテレビの前でお楽しみに!!

NHK新ラジオスタジオ

NHKが放送するラジオNHK‐AM・FMの新スタジオ。
月曜日から金曜日までの午後6時50分~7時、ニュース&気象情報が、
毎月第3金曜日、午後6時~6時50分、「しが!!防災応援ラジオ」がここから放送されます。
窓が大きくなり、天候の変化が分かりやすく機能的なスタジオになったそうです。
こちらもリニューアル放送が楽しみですね!

「おうみ発630」稲垣アナウンサーと三角キャスターに色々聞いちゃいました!

NHKインタビュー1

『NHK大津放送局』の看板番組、毎週月曜日から金曜日・午後6時30分から放送の
「おうみ発630」から稲垣アナウンサーと三角キャスターに来ていただき、
滋賀について思うことやプライベート、新会館への想いまで色々なことを聞いちゃいました!

NHK 三角さん1
――滋賀に来てどうですか?滋賀の魅力など教えてください。

三角さん:この春から滋賀は4年目になります。九州から滋賀に来た時、
やっぱり、まず印象的だったのが“びわ湖”です。初めて見た時は「海やん!」って思いました。
水のある風景が好きで、湖面に光が反射してキラキラする様子に癒されています。
“びわ湖”が県の6分の1を占めていると聞いて驚きましたが、こんなキラキラした美しいものが
県の真ん中にずっとあるなんて、素敵な県だなと思いました。
そして実際に取材に行くと人が温かい!
皆さんが色々と助けてくださるありがたい土地だなと思います。

NHK 稲垣さん1

稲垣さん:滋賀はこの夏で丸3年になります。出身は関東ですが、
新人アナウンサーの頃、京都に勤務し滋賀にも取材に来ていました。
ですので、“びわ湖”を見たこともあったし、大きさも知っていましたが、
実際に住んでみてその大きさに改めて驚いています。
大津の高台から“びわ湖”を眺めるが好きなのですが、湖西や湖北に行くと
また違った“びわ湖”の風景がありますよね。
色々な表情を見せてくれてのんびりできる、癒される土地柄ですね。

NHKインタビュー2人
――休みの日はどう過ごされていますか?

三角さん:ランニングが趣味で湖岸を走ったり歩いたりしていたのですが、
コロナ禍で家にいることが多く、最近は「世界のビール旅行」を楽しんでいます。
元々、ビールが好きなのですが、世界のビールをお取り寄せして、
ドイツのビールならドイツ料理を作って、地図をプリントアウトして、
このビールのブルワリーはここだ!とポイントして眺めながら、
ドイツを旅した気分を楽しんでいます!
これは自粛生活におすすめですよ(笑)

稲垣さん:元々はインドア派なのですが、幼稚園に通う双子の子どもたちと
県内の色々なところに出かけています。滋賀県は湖・山など四季を感じながら
自然を満喫できる所が沢山あるな~と実感しています。
この間も、希望が丘公園で開かれた家族連れキャンプのイベントに参加したのですが、
本当に広々としていて、森に包まれる感じがしました。

今までには坂本・西教寺の雛人形、石山寺の梅、箱館山の雪遊びなど
季節感を感じながら滋賀を楽しんできました。
琵琶湖線で米原に行って、木之本までSLに乗ってまた北に上がり、
湖西線で帰ってくるという電車でびわ湖一周もしましたよ。
水のレジャーもできて、山のレジャーもできて、
食べ物も美味しい!滋賀には何でもあるなーと休日に感じています。

NHKびわッピ―
――NHK大津放送局の良さを教えてください。

三角さん:他の局と比べて働いている人数が少ないので、
他の人が今、何を取材しているのかが分かります。
また番組の作り手の想いが伝わりやすい環境なので、ニュースの背景を含めて、
より視聴者の方々に分かりやすく伝えられると思います。
そして、やっぱり大津放送局独自で作ったキャラクターの「びわッピー」ですね!
びわ湖生まれのカワウソの子どもで、頭にはアンテナのついたナマズがいます。
本当に可愛くて~。NHKのキャラの中でも全国1、2位を争うと私は思います!

稲垣さん:職場として“アットホーム”なところです。
前任は東京でしたが、東京ではアナウンサーだけで100人以上います。
ここはスタッフも含め、働いている人全体で100人強くらい。
他のセクションの人たちの顔が日々、良く見えて、
考えが分かることで安心して仕事ができるところが大きいです。

NHK三角さん2
――新会館のどのコーナーがおすすめですか?

三角さん:やっぱり「スーパーハイビジョン体験コーナー」ですね!
私の倍はある大画面で、迫力がすごいです。
大津祭などの映像をスーパーハイビジョンで見たら迫力あるでしょうねー!

NHK 稲垣さん2

稲垣さん:私は普段、スポーツ中継もしているのですが、
これくらいの画面でオリンピックやワールドカップなどの
スポーツイベントをパブリックビューイングできたらいいだろうなーと思います。
映像は勿論、音も良くて、四方の周りから音が聞こえてくるので臨場感がありますよね。
コンサートや大相撲なども放送していますので、ぜひご覧にいらしてください。
館内には別に昔の映像が見られる「NHKアーカイブス」もありますので、
ぜひ視聴してもらいたいです!

NHKびわッピーとお二人
――最後に、新会館にかける想いを教えてください

三角さん:ガラス張りになって、より開放的な会館になると思うので、
皆さんがふらっと立ち寄って親しみをもってもらえる場所になればと思います。
放送自体も明るいセットになるので、
楽しく、分かりやすくお伝えしていければいいなと思っています。

稲垣さん:新大津放送局は“災害に強い放送局”という、一つ大きなコンセプトを掲げています。
この建物も免震構造によって倒れないようになっていますが、
大地震・台風など災害に見舞われた時に、県民の皆さんの生命・財産を守る、
緊急災害報道の拠点として役割を果たせればと思います。

NHK大津放送局外観

また県庁も目の前にあるので、行政と連携して皆さんに必要な情報を
お伝えし続けることが使命だと感じています。
新会館としては、公開放送や局の前での生中継もできる設備になっていますので、
将来的に「あそこに行ったら何か番組をやっているな」と
立ち寄ってもらえるスポットになればいいなと思っています。

視聴者の方々に、今までよりも身近に感じてもらえる会館・放送局になればと願います。
ぜひ、皆さん遊びに来てくださいね!

公開スペースの入場は事前予約不要です。
新しくなった『NHK大津放送局』にぜひ、足を運んでみてください!

(写真・辻村 耕司 文・安部愛子 )

『NHK大津放送局』を地図でみる

JR琵琶湖線「大津駅」から徒歩5分・京阪石山坂本線「島ノ関」から徒歩5分

NHK大津放送局

→大きい地図で見る

「NHK大津放送局」の情報

住所
滋賀県大津市京町3-4-22(→地図
電話番号
077-522-5101
開館時間
10:00~18:00
休館日
土日祝、年末年始
HP
https://www.nhk.or.jp/otsu
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