カルチャー

琵琶湖から福井県の三方五湖まで!サイクリングツアーに挑戦!

三方五湖

【「わかさいくる×ビワイチ」サイクリングプレスツアー】

これって琵琶湖…?!いや、なんか違う…?

じつはこの湖、滋賀のお隣の福井県にある三方五湖の一部です。
琵琶湖育ちの私が、なぜ福井県の湖に来ているのか…?
きっかけは、しがトコ編集部に届いた1通のメール

「『わかさいくる』×『ビワイチ』のプレスツアーに参加しませんか?」

先日、初めての琵琶湖一周(通称『ビワイチ』)に
どしゃぶりの雨のなか挑戦し、なんとか完走した私。
編集長から一言「参加してきてよ!」と明るく言われたら、
それはもちろん、携帯と名刺を握りしめてひとりで参加してきましたよ!
(4月にメンバーになったばかりのインターン生なんですけど…)

琵琶湖から三方五湖へのルート

ルートとしてはこんな感じ!
サイクリング初心者のため、滋賀から福井への越境は
車でショートカットさせていただきましたが(点線部分)、
快晴のなか、琵琶湖と三方五湖
両県の湖を満喫してきました!

ついていけるかな?ドキドキ…

マキノ駅

スタートは、JR湖西線「マキノ駅」。
滋賀と福井のメディアさんたちはもちろん、
ほかにも東京や岐阜からの方々も参加されてました。

「ビワイチ」や「わかさいくる」って、全国的にも注目されてるんですね!

クロスバイク

レンタルしたクロスバイクでスタート!

駅から琵琶湖に向かって走ると、早速
緑に包まれた気持ちのよい道があらわれます。
木々のおかげで日陰が多いのがうれしい。

湖岸沿いの建物

そしてあっという間に琵琶湖の絶景ポイントに到着。

マキノ駅から琵琶湖はとっても近いんです!

琵琶湖の上からも滋賀を体験!

カヤック

今回のサイクリングツアーでは、アクティビティもセット!

滋賀の自転車レンタル屋さん、BLUE bike&soap
佐山さん企画の「カヤック体験」に挑戦です!。

カヤックの操作レクチャーをうけ、いざ、出発!

湖上のカヤック

琵琶湖って、ほんっとに広い!
さきほど汗をかきながら自転車で走ってきた道を
湖の上から見るのも感慨深いです。

海津の町並み

その昔、湖上交通の港町として栄えた「海津」の町並み。
湖岸には風や波から家を守るための石積みがいまも残っています。
そんな湖上ならではの景色を堪能してカヤック体験は終了。

カヤックからの眺め

カヤックって、腕や肩が疲れると思いませんか?
じつは、足元もずっと同じ体勢で踏ん張っているので
すぐには立ち上がれないほど疲れます。
これはなかなかの全身運動ですね。

そんな疲れも、安曇川名物アドベリーのシャリシャリスムージーで回復!
さあ、ここからがサイクリング本番です!!

ビワイチは青い線をたどろう!

ビワイチの青い線

次に目指すのは「近江今津駅」。
マキノ駅の二つお隣です。

ナショナルサイクルルートにも認定されているビワイチ。
ルートとなる道路には水色の線が引かれています。
自転車ど素人の私も、これを辿ってビワイチを無事達成したのですが、
全域に設置されたのは、今年の3月だったとか。
おかげで、より気軽に楽しみやすくなっていたんですね!

松林沿いの道

松林が続く湖岸沿い。
琵琶湖を横目に、涼しくサイクリング!

このあたりは、日陰が多いので、
暑いのが苦手な人はここが一番チャレンジしやすいかもです。

近江今津駅

個人的感覚では一瞬!目的地の近江今津駅に着きました。
おおよそ11キロも漕いだとは思えないくらい、爽やかな気分!

ビワイチポーズでみなさんとパシャリ。
ここで自転車での越境組とは、しばしお別れ…。
これから、福井に行くぞ!

こんな歴史的地区も走れちゃう…!?

熊川宿

ここは、滋賀と福井をつなぐ鯖街道の宿場町「熊川宿」。
懐かしい町並みが残っていて、
古民家をリノベーションしたお店やお家を
眺めながらタイムスリップした気分が味わえます。

しかし残念ながら、私たちが訪れた火曜日は休みのお店が多く…
ぜひ営業日をチェックしてから訪れてみてください!

熊川宿のお店

そしてここは、もちろん自転車で通れます。
道路は広くて走りやすいですが
気になるお店が多すぎて、なかなか前に進めないかも?!

私が友人とビワイチしたときに寄れなかった
長浜の「木之本宿」もこんな感じの場所なのかな?
その真偽を確かめに絶対行きます!

腹ごしらえは、「鯖街道」で「サバサンド」

SabaCafe

身体を動かしたらなにか食べなきゃ!

道の駅「若狭熊川宿」にある「Saba*Cafe(サバカフェ)」でお昼ごはん。
ここのロケーション抜群すぎませんか?!

テラス席でも食べられますが、
大きな窓から見える景色を
店内で涼みながら見るのも最高です。

サバサンド

看板メニューの「サバサンド」は、トルコの定番料理。
日本人向けに改良された、スパイシーな一品!
普段運動して疲れたときは食が進まない私も、
ペロリ1個食べられてしまいました!

ぽっぽ屋

鉄道好きなら、JR小浜線「十村駅」での休憩もおすすめです!
駅構内にある「ぽっぽ茶屋」さんで
鉄道を眺めながら休憩できます。

湖を求めて、再スタート!

福井のサイクリングロード

だいぶ脱線しましたが、改めて
福井県にある「年縞博物館」からサイクリング再スタートです。

緑の景色も山好きとしては最高ですが、
やはり湖の子としては、湖に早く会いたい!

田んぼがキラキラ光っていて、心も躍りました!
ビワイチでは田んぼ道を通らなかったので、新鮮です。

三方五湖

満を持して、三方五湖に到着!
といっても、これは三方五湖のほんの一部。

三方五湖の川

三方五湖というからには五つ湖があるのですが、
湖同士がつながっているものもあります。

そして今つながっている湖も最初から
全部つながっているわけではないんです。

たとえばこの浦見川は述べ20万人が手彫りで2年かけてつくった川。
そんな歴史を感じながら自転車を漕ぐのも楽しいです!

梅の木

また、福井の若狭地域は梅の栽培が盛んで、
たくさんの梅の木が植えられています。

わかさいくるのルートになっている道も、
もともとは梅農家さん用に整備されたものなんです。
おかげで快適に自転車を漕げました。

人通りも車通りも少なく、ずっと湖の横を走れる三方五湖。
とっても魅力的で、また個人的にも来てみたいと思いました。

ゴールでの集合写真

ゴールは三方五湖の道の駅。
集まって、わかさいくるのポーズで写真を撮りました!

ゆっくり景色を見ながら走るの、楽しかったです。
みなさん、ありがとうございました!

滋賀と福井って

帰り道の風景

滋賀県と福井県、互いにすぐ行けるってことを
意外とみんな知らないんですよね。
もったいないです。

そしてビワイチもわかさいくるも、
ロードバイクやクロスバイクの人が多くて敷居高い!
て避けている人が多い印象。

全然家にあるママチャリでゆっくり回るのだって楽しいんですよ!

ビワイチも、わかさいくるも、
何も絶対一周しないといけないわけではないのですから。
自分の好きなとこだけ、歴史巡りだけ、など
自分に合った楽しみ方をぜひ見つけてください!

レインボーラインからの眺め

後日、滋賀では感じられない潮風と景色が忘れられず、
家族で三方五湖が上から眺められるレインボーラインに行きました。
頂上の足湯から見える五湖が綺麗で、思わず長居。

みなさんも、気軽にビワイチ・わかさいくるを楽しんでくださいね!

(取材・文:石原詩恵奈(しがトコインターン生)編集:しがトコ編集部)

しがトコ採用情報

関連記事

  1. 琵琶湖に架かる幸運の「虹」。“虹予報”にも注目!?
  2. 【滋賀区】首都圏の中に同居する“滋賀”その歴史の面影を探して
  3. びわ湖を見下ろす人気スポット「びわ湖テラス」をレポート!家族でも…
  4. 落ちるリンゴに何を見る?”ニュートンのリンゴの木&#…
  5. 壁の棚の白たぬき 白色に込められた思い。信楽の窯元が営むギャラリー&ショップ『sh…
  6. 龍遊館外観 あの『海洋堂』のすべてがここに!リニューアルした『海洋堂フィギュ…
  7. 芸術準備室ハイセン 芸術を愛する人の“第二のふるさと”。誰でも制作に没頭できる『芸術…
  8. たいまつフェス 「ラ コリーナ近江八幡」に巨大松明が出現!千年続く松明文化を未来…
滋賀を自慢したくなるカレンダー2024 ご注文受付中
PAGE TOP