カルチャー

びわ湖のゴミ拾いが「宝探し」になる!世界にたった一つのビーチグラスアクセサリー

【ビーチグラス:wakusei_chiho】

琵琶湖の湖岸に集まるゴミがじつは「宝探し」にもなる。
“ビーチグラス”から誕生した
世界でたった一つのアクセサリー。

ゴミとして処分されたかもしれないさまざまなガラスが
琵琶湖産のアクセサリーとして生まれ変わります。
琵琶湖のそばで暮らし、漂着物から作品をつくり出す。
ビーチグラスアーティスト
wakusei_chihoさんのアトリエを訪ねました。

琵琶湖の岸辺に打ち上げられるさまざまな“宝物”


琵琶湖で拾い集めたガラスが、
宝物のように保存されているchihoさんのアトリエ。
“ビーチグラス”は、ガラス瓶やお茶碗のかけら、ガラス製品が割れて、
琵琶湖の穏やかな波に揺られながら、角がとれたもの。


アトリエがあるのは、滋賀県大津市の和邇。
このあたりの琵琶湖は対岸との距離も近いので、
暮らしで使われていたお茶碗や湯呑のかけらなど、
“年代物”のガラスがよく集まると言います。


作業テーブルには、琵琶湖の漂着物をアレンジした
世界でたった一つのアクセサリーがずらり!


「ワクセイ」というブランドの名前をあしらった流木も、
もちろん琵琶湖で見つけてきた宝物。

琵琶湖に行くたびにワクワクする出会い


「琵琶湖に拾いに行ってみましょうか」。
そんなchihoさんのお誘いで、いつも家族で来ているという
近所の琵琶湖岸にやってきました。

「わあ、これもすごく良い色」。

そんなことを言いながら、一つひとつ琵琶湖の漂着物を
集めていくchihoさん。


「子どもが生まれてまだ小さい頃は、
家の中にいても、元気すぎるのでもう大変…。
それで家族でよく琵琶湖へ散歩に来たんです」。

何気なく琵琶湖のゴミ拾いをしていたら、
よく見ると、キラキラと輝く透明なガラスに、
アンティークな柄が入った陶器のかけら!

「本当にきれいだなと思って。
再利用しなきゃもったいない!」。
そんな思いからアクセサリーづくりがスタートしたのだそう。

琵琶湖で拾うことは、感謝を伝えたいから

ビーチグラス

「そういえば、小さい頃からわたし自身も、
琵琶湖でゴミ拾いをしていました」。

家族で琵琶湖に遊びに行くと、
帰る頃にはきまって父親がゴミ拾いをしていたと話すchihoさん。

「でも“ゴミ拾いをしている”という感じではなく、
なんていうか…本当に、自然だったんです」。

琵琶湖で遊んだあとは、琵琶湖をきれいにして帰る。

「楽しい時間を過ごすことができたから、
琵琶湖に、ありがとう!
そんな気持ちが溢れ出てきちゃうんです(笑)」。

だから、いまでも、琵琶湖から帰るときは
気がつけば、自然と湖岸のゴミを拾っているのだとか。


そんなchihoさんの幼い頃の思い出は、
いまでもこうして受け継がれています。
家族一緒に琵琶湖で過ごす姿が描かれた
象徴的なイラストは、chihoさんの夫である勇太さんの学生時代の友人、
イラストレーターの深川優さんからプレゼントされた作品。
取材時も、まさにイラストそのままの姿を、
琵琶湖で目にすることができました。

ビーチグラスを楽しみながらカタチに


じつは、chihoさんはUターン組。
大学卒業後、就職を期に東京へ移住。
「ずっと、リカちゃん人形の洋服をデザインしていました」。
でも、やっぱり地元で、琵琶湖のそばで暮らすほうが
自分らしくのびのび生きられる。
「なんだか滋賀に戻ってきてから、
髪の色も、着る洋服も派手になっちゃって」。
そんなchihoさんがつくり出すビーチグラスアクセサリーは、
どれも型にはまらず自由な雰囲気です。


琵琶湖のそばで”自分サイズのまま”で暮らす。
そしてたどり着いたのは、ビーチグラスアーティストという道でした。
「いまは、つくることが楽しくてしょうがない」と話す
chihoさん。その世界の扉を開いてくれのは、
琵琶湖の漂着物が原点でした。

アクセサリーブランド『wakusei』の詳細

instagram
https://www.instagram.com/wakusei_chiho/
公式サイト
https://wakusei8.thebase.in/

(取材・文:しがトコ編集部 亀口美穂)

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