カフェ・お店

信楽焼の特製羽釜で丁寧に炊いた近江米コシヒカリ『銀俵』で本当に美味しいごはんを!

店内

【釜炊近江米 銀俵/滋賀県甲賀市】

ゆったりとした店内で、ふっくらつやつやのごはんを味わう幸せ。
滋賀県甲賀市信楽町にある「銀俵」は、
信楽焼の特製羽釜で丁寧に炊き上げた
近江米「こしひかり」がいただける、ごはんの専門店。
新名神の信楽ICから車で1分、
信楽の玄関口ともいえる場所に、そのお店はあります。

お米をおいしく。それは「原点に返る」ということ

外観

信楽ICを下りて、信楽のまちなかへと進むと見えてくる
大きな看板が目印。ロッジ風の、ぬくもりのあるお店の
前には、しばしばオープン時間を待つ人の行列ができています。
ツーリングやサイクリングで訪れる人も多く、
サイクルスタンドも設置。

新米

滋賀県甲賀市信楽町、どこまでも広がる田園風景。
それはやがて黄金色に変わり、秋の訪れを知らせてくれる。

信楽の豊かな自然は、信楽焼や朝宮茶、そして
おいしい”お米”を作るのにも最適。

『銀俵』では、信楽で育った「こしひかり」を使用。
質の良いお米を仕入れられるのは、地元の人々との繋が
りがあってこそ。

「お米は、すぐそこの田んぼで作られています。」と話
す店長の久保さん。

そういえば今、私達が普段食べている「お米」が、どこ
の田んぼで、どんな人が作っているのか、日頃あまり意
識していないかも知れません。

『銀俵』では、生産者の顔が見える、信頼のできるお米
だけを使用。安心して食べることができます。

釜を開ける

ごはんを炊く特製羽釜は、もちろん信楽焼!
しかも、お店のためだけの特注品。
”おいしいごはん”を一釜一釜、人の手で炊き上げるため
水をミリ単位で調整し、火加減・時間などを試行錯誤。
特注品なので炊き方の前例はなく、自分達でベストな炊
き方を見出してきたそうです。

「この釜は三代目なんです。以前の物とは厚さも違います。」

釜が変われば、炊き方も変わる。またイチからの試行錯誤。
”おいしいごはん”に妥協という言葉はありません。

炊き立て近江米

炊きたての、ふっくら・つやつやのお米。
スイッチひとつで”ゴハン”が炊ける時代に、手を抜かず、
むしろ手間をかけて丁寧に”お米”を炊く。

どうしたら美味しいものができるのか、安心・安全なもの
とは何か、それを追及すると辿り着くのは「原点に返る」
という事。

いちから出汁を取ったり、お味噌を手作りしたり、今の
時代では、それを”贅沢”と呼ぶのかも知れないけれど、
それは「昔からある”普通”」。

便利さの中で失われつつあるのかも知れませんね。

信楽で作られたお米を、信楽の山から流れるきれいな水を使い
信楽焼きの特製羽釜で炊く。そして信楽焼の器でいただきます。
手間ひまかけて炊いたコシヒカリのごはんは、なんと、おかわり自由!

より美味しくごはんを食べるための、おかず。

からあげ定食

一番人気の近江米粉の唐揚げ定食(1,330円/税別)。
『銀俵』では、釜炊近江米のごはんがメイン。そして
ごはんをより美味くいただくための、おかずがあります。

丁寧に取った出汁を使った一品、一番出汁と地元で作ら
れた味噌を使用したお味噌汁、近江米の米糀を使った自
家製浅漬けなど、どれも厳選した素材で丁寧に作られて
います。そして、お茶はもちろん朝宮茶。

 

鯖定食

上火式グリルで皮はパリっと、中はふっくら焼いた、
脂の乗った塩サバが味わえる「塩焼サバ定食」(1,330円/税別)も人気。
今回あらたに「紅鮭の味噌漬け」がメニューに加わるとの事。
新米と共に、味わいたい人気の一品になりそう。

 

店内

木のぬくもりが感じられる、明るく広い店内。

 

店内ランプ
「原点」を大切にしているこちらのお店では、
店内の照明にもこだわりがあります。
あたりを温かく照らすエジソンバルブは、
エジソンが最初に発明した電球を復刻したもの。
ここにも「原点」というキーワードを見つけることができました。

 

『銀俵』から信楽のまちなかへ。

草土さんの器
器は信楽焼。
実際に使って、手に馴染む感覚も味わうことができます。
『銀俵』では信楽焼の作家さんやギャラリーを紹介してくれるので、
器が気に入ったら信楽のまちなかへ。
お目当の器を探しに、ぜひ散策へ出かけてみてはいかがでしょうか。

「この店だけで完結するのではなく、
信楽の中へ入ってまちなかを歩いてほしい。
そして信楽のいいところを発見してもらえれば、
それも私たち銀俵の役割かな、と」。

 

店長の久保さん

「おいしいお米を食べてもらったお客さんの反応が、直に感じられるのが嬉しい」と店長の久保さん。

 

外観
手間をかけて作られた美味しいごはん。
丁寧に作られたものは、ちゃんと美味しい。

便利さや新しい物に溢れ、
スピードや手軽さをつい優先してしまう日々の中、
今一度じっくりと”食”に向き合ってみるのも、いいですね。

お腹が満たされた後は、ぜひ信楽のまちなかへ。
お気に入りの器を探して、散策に出かけてみてはいかがでしょうか。

(写真・文 くものすけ)

 

 

『釜炊近江米 銀俵』を地図でみる

新名神高速道路「信楽I.C」より車で1分

釜炊近江米 銀俵

→大きい地図で見る

『釜炊近江米 銀俵』の店舗詳細

住所
滋賀県甲賀市信楽町牧1396【→地図】
営業時間
平日 :11:00〜15:00 土日祝:11:00〜19:30
定休日
なし(不定休)
電話番号
0748-83-8016
公式サイト
釜炊近江米 銀俵
しがトコ採用情報

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