【勝部の火祭り/滋賀県守山市】
近江の奇祭の一つ「勝部の火まつり」。
夜8時頃、蛇の胴体をかたどった大松明が一斉に点火され、
ふんどし姿の若者たちが、鐘や鼓を打ちながら
「ごうよ」「ひょうよ」と大きな掛け声とともに乱舞します。
滋賀県守山市の勝部神社で行われる「勝部の火まつり」は
無病息災を祈念して、約800年の歴史を持つお祭りです。
松明の材料はハンノキ、竹、縄、菜種がらなど。
当日朝に、先端部分が作られます。
祭りを支えるのは、15~34歳の若衆。
地元で脈々と受け継がれています。
18時頃より松明組の若衆が大太鼓を担いで町内を練り歩き、
20時頃には松明が勝部神社にそろいます。
そして祭りのクライマックスは、若衆達の乱舞!
大きなかけ声をかけながら火の周りを巡ります!
会場となる「勝部神社」は、JR守山駅から徒歩約10分。
ぜひ、足を運んでみてはいかがでしょうか。
(祭りを見る時の服装について、
ダウンジャケットなどは火の粉で穴があく危険性があるので、
上着は綿麻系がおすすめです!)
<記事作成日:2015年1月9日/最終更新日:2024年1月10日>
2024年の「勝部の火まつり」
- 日時
- 2024年1月13日(土) 20時30頃から(奉火)
- 所在地
- 滋賀県守山市勝部1丁目8-8(勝部神社)
- Webサイト
- https://www.townkatsube.com/