【滋賀のええトコ:取り組み】
「大津って何が美味しいの?」
そんな声に応えるべく、今、大津市内にある17の飲食店が、
共同で新しい取り組みを始めています。
その名も『おおつ近江米カレー』!
近江米はもちろん、大津の地元で採れた美味しい食材を使い、
それぞれのお店が、特徴的なカレーを開発。
17種類のカレーが誕生しました。
各カレーに共通する特徴は、
「お米をおいしく食べられる」こと。
そして、「2度異なる味を楽しめる」こと。
近江米、近江野菜、近江牛などの食材だけでなく、
「琵琶湖の鯉(こい)」や「瀬田川のシジミ」のカレーも登場。
大津の「美味しいもの」が、ギュッと詰まってますよ。
ここが必見!特徴的なカレーをレポート!
もちろん全部のお店がオススメですよ!
ですが、さすがに17店舗もあると、どこから食べれば良いか、
分からなくなりますよね。
そこで、先日行われた試食会にて、
しがトコ編集部が気になったお店を、ご紹介します!
まずは、大津駅前にて、近江牛にこだわるお店『ダイニングMOO』さんの
「近江牛インディアンカレー&ハヤシライス」。
何より驚くのは、大きく乗せられたこのビーフ!!
さすが、圧巻の近江牛!もう、旨みがすごかったです!!
20種類以上のスパイスと牛骨スープで作った
特製インディアンカレーと、ハヤシライスの2種類が楽しめます。
おつぎは、同じく大津駅前にて、地元野菜にこだわりながら、
月・火のみ限定営業をされてる『つなぐキッチン』さん。
テイクアウト専門店のため、お弁当としての販売です。
大津市で採れた「近江カブラ」のお漬物が乗ってますが、これが絶品!
白米と、旬の野菜の炊き込みご飯の2種類が楽しめます。
とっても気になるカレーがこちら。
琵琶湖産・鯉(こい)のお頭をドーンと盛った、
インパクト抜群の「プル卵チーズの鯉カレー」。
滋賀県民でも、琵琶湖の鯉はなかなか食べる機会ないですよね。
臭みは・・・?と思ってましたけど、全然大丈夫でした!むしろ鯉って美味しい!
『ちっち&みっきーのおいしい料理屋さん』のメニューです。
まぁ、なんてオシャレなプレートなんでしょう。
こちらは、以前にしがトコでも紹介したことのあるお店、
琵琶湖岸の“なぎさのテラス”にある『なぎさWARMS』さん。
豆と野菜の旨さが詰まったルウを、五穀米と旬の茹で野菜に掛けて味わうスタイル。
2種類と言わず、野菜の数だけ異なる味を楽しめますよ!
「大津の玄関口」とも言うべき、大津サービスエリアにお店を構える
『ダイニング叶匠壽庵』さんは「近江牛カレーのすき鍋」です。
まずは、野菜鍋(写真右)に、カレー割り下(写真手前)を入れてひと煮立ち。
野菜と近江牛の旨みが溶け出した鍋を、近江米の十六穀米(写真左)と味わいます。
そして最後はマッサマンカレーとフォー(写真奥)を入れて、アジアン風に楽しめます。
いや、もう、これ美味しくないわけがないでしょ。それはそれは美味ですよ。
ホテルでもカレー!大津プリンスホテルの中にある
『ステーキ&シーフード ニューヨーク』には、
近江牛カレーの3変化が楽しめる「プリンス近江牛カレー」。
3変化とは、ライス&リゾット&うどん。どれも、美味しいです。
ただし、こちらはバイキングの中にある一料理ですので、注意が必要です。
なお、「大津プリンスホテル」は、2016年4月から、
「びわ湖大津プリンスホテル」に名称変更されます。
略称は「びわプリ」だそうです。なんか、かわいいですね。びわプリ!
最後は、石山寺名物、瀬田しじみ。
西国三十三所のひとつ・石山寺門前に店を構える『志じみ釜めし湖舟』さん。
志じみ釜飯とカレーって合うのかな?と思ってましたが、
いや、これは最高ですね。カレーにも“しじみ出汁”が利いてるんです!
だから、しじみとしじみで相性は抜群になるんですね!
最後は残った釜のごはんに、カレーとチーズを乗せて火をかければ、
リゾット的にも楽しめます。
目印はこのマーク。『おおつ近江米カレー』フラッグを探せ!
食べたい!と思った方は、ぜひ大津市内でこちらを探してください。
印象的な黄色い背景と、かわいらしいロゴサイン『おおつ近江米カレー』に参加しているお店は、
このタペストリーや、フラッグが目印として掲出しています。
大津市内をウロウロ歩いて参加店を探してみるもよし、
ですが、エリアがだいぶ広いので、事前にWebサイトやパンフレットで、
行きたいお店をチェックしてみてくださいね!
なお、パンフレットは、上記サイトでダウンロードできるほか、
大津市内の観光案内所などで配布されています。
「大津って何が美味しいの?」という話になった際、
「大津はカレーの街だよ!」と言われる日はくるんでしょうか?
みんな大好きカレーライス。
大津市の新名物として、ぜひ定着してほしいですね!