カルチャー

スノボの祖先は「雪板」だった?!“板”で雪を滑るアナログ感が楽しい「雪板」体験レポート

【“雪板”体験レポート/滋賀県高島市】

スノーボードのことではないんです。「雪板(ゆきいた)」です。
ただ木の板に乗って、雪の上を滑って遊ぶという
シンプルで原始的なスノースポーツ、それが「雪板」。
冬を遊ぶなら、そこに板と雪さえあればいい。
なんだか一周回って新しい気さえしてくる
「雪板」の魅力とはいったい……?実際に体験してきました!

“板”にそのまま乗って滑る原始的な遊び?!

板
こちらがその雪板。どことなくスノーボードのようにも見えますが、
足を固定する金具(ビンディング)がないのがわかりますか?

雪板

まさに“そのまま板に乗っている”状態です。
もちろん、激しく曲がったり、
急に向きを変えたり止まったりはできません。
体重移動を使ってゆるーくカーブしたり、止まったり、転んだり。
そうです!雪板は転び方も楽しみのひとつ?!その理由は後ほど…。

雪板レクチャー
今回訪れたのは、滋賀県高島市にある「箱館山スキー場」。
“雪板ツアー”なるものがあると聞きつけやってきました。
主催するのはアウトドアツアーやアクティビティを企画する「GOOD TIMES」。
関西エリアで雪板を体験できるのは、なんとここだけだそう。
ゲレンデに到着し準備運動をすると、
まずは雪板の乗り方や止まり方のレクチャーを受けます。

「雪板」めあてに奄美大島から参加のファミリーも

雪板で滑る02

今回のツアーには、なんと奄美大島からファミリーで参加されている方の姿も。
「雪板がしたい」と、箱館山まで来て体験ツアーに参加したそう。
(このレポート記事では体験モデルとして写真に登場していただいてます)

雪板で滑る
久しぶりに雪を見てテンションマックスの子どもたちは、
大人より早く雪板に慣れ、バランスよく乗りこなします。

雪板の基本的な乗り方は簡単。
まず流れ止めのロープを手に通し、右足から乗ります。
次に左足を前に乗せるとゆっくりと滑り出します。じつにシンプル!

全員が緩斜面で滑れるようになると次は中級のゲレンデに移動です。

移動中も雪遊びのお楽しみ

小動物の足跡
移動中に小動物の足跡を発見して、追いかけてみたり、

雪に寝転がる
きれいな雪面に背面ダイブをしてスノーエンジェルを作ったり。


ときどきこうやって思い出したように雪を食べてみたり。

雲海
偶然、雲海にも出会えたり……。
青と白のコントラストが眩しいゲレンデは、
見晴らしも絶景です。

奄美大島のファミリー
体全身で雪を満喫する奄美大島から参加のファミリー。
みんな良い顔してます。
雪の中で自由に遊んだり、のんびりしたり、絶景を眺めたり、
それもぜんぶ含めて雪板の楽しみ方!

お母さんも思わずダイブ!雪板で遊ぶ楽しさ

お母さん01
体力が回復したところで、再び雪板で遊びます。
徐々に角度のついた斜面にチャレンジ。
最初は無理~と言っていたお母さんも
すっかり雪板を乗りこなしていました。

お母さん02
ふかふかの雪の上を勢いよく、何か叫びながら滑り降りています。

お母さん03
思ったよりスピードが出てきて……。

お母さん04
最後は雪に……ダイブ! 

見ていた子どもたちも大歓声(ならぬ大爆笑!)

そうです。うまく乗れても、ひっくり返ってもどちらも楽しいのが雪板。
むしろ、ひっくり返るのが楽しいのです。

雪板は、スノーボードのように恰好よく滑って、
曲がったり、飛んだりはできません。
でも、シンプルにふかふかの雪の上をソリのようにギャーと言いながら滑り降り、
止まれなくてダイブして、雪まみれになって、そして笑い合う。
その繰り返しが楽しくて楽しくて。

これが雪板の魅力なんだー!って思いました。

全員でぱちり

「雪板」を自分で作るとより楽しい!

手作り

板を自作(DIY)できるのも雪板の魅力の一つです。
合板を電動ノコギリ(ジグソー)で切り抜くところから始めます。
型紙に合わせて切り取るラインを書き慎重にカットしていきます。

カット
板の後ろの部分は自分の好きなデザインにできます。
今回は丸くカットしてみました。

塗装
塗装したあと、半日かけてニス塗りと乾燥を繰り返します。
最後に滑り止めをデザインしロープをつけると完成です。

完成

自作した板で自然に挑む。ロマンしかありません。
部屋に飾って雪山を想うのもいいですね。
専門ガイドが指導してくれる雪板ツアーと
雪板作り体験は、事前の予約が必要です。
詳細は公式サイトから、チェックしてみてくださいね。

雪板がずらり
(写真提供 GOOD TIMES)

“シンプル”なのに楽しい。そんな雪板滑りで
大人も子どもも、とことん雪にまみれて遊べる!
普段とはちがった自然の中で過ごす休日も、
滋賀での冬遊びメニューとしておすすめです!

(写真・文:アベヒロノブ 編集:しがトコ編集部 取材協力:GOODTIMES)

記事を書いた人
アベヒロノブ/滋賀県草津市在住。兼業ライター/滋賀と琵琶湖が好きで、夏は、SUP、カヤック、ドラゴンボート、冬はスキーとスノーボードを趣味でしています。好きな言葉は「他力本願」

『滋賀雪板ツアー』の詳細情報

GOODTIMES公式サイト
https://www.goodtimes88.jp/snowshoe/
電話番号
080-4025-1588

※本ツアーは、スキー場の管理区域内で、専門ガイドの指導の元安全を確保して行われています。

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