カルチャー

滋賀のええフォト☆コンテスト(2012年)受賞作品一覧

冬の比良山系

2012年12月から実施していました滋賀県×しがトコの『滋賀のええフォト☆コンテスト』。
受賞作品が決定しましたので、結果を発表いたします!

美の滋賀くらぶ賞(6作品)

冬の比良山系


冬の比良山系

雪が降った日の朝の比良山系と街並みの雪景色は、北国の異国の地に来たのではないかと思うほどの美しさ。早朝、ウォーキングで琵琶湖大橋上から見る夜が明けていく様は最高に美しいです!
(投稿者:上田 敏雄さん)
(撮影地:琵琶湖大橋上の展望スポット)
(投稿テーマ:自然の美)

山・里・湖が天空とひと連なりになった、壮大な映画のワンシーンのようなファンタスティックな光景である。まさに「近江小宇宙」と呼ぶに相応しい。たしかに一見「北方の異国」に見紛うばかりだが、滋賀こそ日本の別天地だと教えてくれる。こうした滋賀の美しさを伝え、広めれば、いつか「北国の異国の地」を訪れその美に触れた誰かが「美しい、まるで滋賀の冬の朝のようだ」とため息をもらすようになるだろう。(上田洋平委員長)

家が見えるかな・・・


滋賀県上空

函館に嫁ぐ前、私の両親が函館の彼の両親と会うために来てくれたときの写真です。父は”しぶしぶ”でしたが、この景色を見たときだけは「家、あの辺や!!!」とニコニコしていました。思い出の一枚です。
(投稿者:kiwa koさん)
(撮影地:滋賀県上空から)
(投稿テーマ:自然の美、時間の美・歴史の美)

空に描かれた飛行機雲は見ていますが、その飛行機からの写真は初めてです。琵琶湖のシルエットがきれいで、思わず微笑まれたお父様の姿が浮かびます。娘を嫁がす寂しさとは裏腹に明るい思い出として残ったのではないでしょうか。(北川陽子委員・辻村耕司委員)

あまんぼう


あまんぼう

TVで干す様子を放映していたので見に行ってみた。たくさんの柿が吊るされていて凄かった。曇りの日だったけど時々射すお日様の光に柿のオレンジ色が綺麗だった^^
(投稿者:あめ玉さん)
(撮影地:米原市日光寺地区)
(投稿テーマ:人の営みの美)

米原市日光寺地区で江戸期から生産されていた干し柿「あまんぼう」。戦後途絶えていたが地域おこしとして復活させた茅葺きの屋根の「柿の屋(かきのや)」がとても美しいですね。寒暖の差がある地域の特性に合わせた場所への設置や、風を受けやすい丸太で組み上げた高床式の「柿の屋」の形態には、自然を読み解き、利用してきた技術と知恵が詰まっています。(大原歩委員)

たんぼ鏡


たんぼ鏡

滋賀県に住んで7年、空の広さを毎日かみしめています。高い建物がないのはもちろんのこと、こんなに平地が広がっているとは、住んでみないと分からないでしょう。まだ田植えが始まる前の初夏、大きな田んぼが大きな空を映しました。目の前に広がる風景に圧倒されました。
(投稿者:いとうみおさん)
(撮影地:竜王町)
(投稿テーマ:自然の美)

エピソードにあるように滋賀県の魅力は広い空。そして、広々とした田圃。大きな水鏡に映る雲と空は大地の境を溶かし、絵のような風景となって目の前に現れます。とてもスケールのある写真です。蒲生野を描いた野口謙蔵さんの世界に通じているようでもあります。(辻村耕司委員)

ユリカモメを従え漁船は走る


ユリカモメを従え漁船は走る

漁を終えた漁船がユリカモメたちを従えて、港に帰る光景です。
(投稿者:水郷さん)
(撮影地:近江八幡市の堀切港付近)
(投稿テーマ:自然の美、人の営みの美)

堀切は漁民の島沖島への玄関口である。滋賀県民でもこの島へ渡ったことのある人はそう多くはないようだ。漁は大抵未明から出かけて明け方には帰ってくるので、琵琶湖上にこうした毎朝があることを見る人も案外少ないかもしれぬ。ユリカモメはこの時漁師から魚をもらい、時には日中、京都鴨川へ「出勤」することもある。湖の暮らしにはそれ独自の時間があるように、豊かな自然の中で、時に交差し時に寄り添いながら人も動物も皆様々な時間を生きている。(上田洋平委員長・辻村耕司委員)

回峰行のワラジ


回峰行のワラジ

未明にトン、トン、トンとリズムよく私の後ろから音がして、振り返ると白装束の延暦寺の修行僧の方。杖?をつきながら小走りで駆け抜けます。何だかありがたい気分で見ていました。それから飯室不動堂に行き、お参りしてかえりました。このワラジの中に、日本を見つけたような気分。比叡山延暦寺は京都ではなく滋賀なのです。
(投稿者:しんすけさん)
(撮影地:大津市・飯室不動堂)
(投稿テーマ:自然の美、人の営みの美)

1000年以上もの昔より、日本の歴史とともにその場所に在った比叡山。山の中では今も変わる事なく修行が行われています。その中でも「千日回峰行」を始めとした厳しい回峰行。修行者は元より、沢山の方々の力添えにより、成されている事を聞いて知りました。このワラジの写真は修行者の確かな足跡示す大きな縁の下の力持ちではないかと思われます。他では中々見れない滋賀ならではの景色、素晴らしい美しさを感じました。(石津委員)

しがトコ賞(3作品)

伊吹山とドクターイエロー


伊吹山とドクターイエロー

雪の伊吹山バックに時速250kmで通過していく光景は滋賀の新しい観光スポットです。この日は雪もかなり積もっていました。田んぼの雪が雲の流れの関係で見事な色に撮れました。
(投稿者:あゆともさん)
(撮影地:米原市野一色田んぼ通路より)

全投稿作品一覧の中でもっとも多くの「いいね」と「コメント」を集めた作品です。
【しがトコ上での皆さんからのコメント】
「良い写真ですねぇ^^」「うまく撮れましたね~!」「色鮮やか!!」
「ドクターに雪の伊吹山ぁ、もぉ たまらん」etc…

見下ろす虹と近江富士


見下ろす虹と近江富士

14階から見下ろす虹と近江富士、素晴らしいマッチング。自然は芸術家、誰に見せる為に表現しているのでしょう。
(投稿者:小野田健伸さん)
(撮影地:大津市柳が崎より)

しがトコにてピックアップして紹介した作品の中で、もっとも多くの「いいね」と「コメント」を集めた作品です。
【しがトコ上での皆さんからのコメント】
「これは珍しい。眼下に見える虹です。」「滋賀のファンタジーな1枚」
「めっちゃ\(>o<)///いいです。!美しい・・惚れ惚れします。ずっと眺めていたい!」
「拡大すると、向こう岸の山の美しさが、より鮮明に見えますね。虹だけではない、深い”色”がある、まさに芸術作品ですね。」

冬の湖畔


見下ろす虹と近江富士

初めて行った湖北町。冬場にもかかわらず、すばらしい夕陽を目にすることができました。湖や木々、鳥たち、雄大な自然に感動しました。
(投稿者:CCC顧問さん)
(撮影地:湖北町)

しがトコにてピックアップして紹介した作品の中で、2番目に多くの「いいね」と「コメント」を集めた作品です。
【しがトコ上での皆さんからのコメント】
「きれい~~~~?滋賀ってやっぱりいい所ですよね!」
「大好きな色合いです!(^^)! 落ち着くぅ~」
「こんな表情をするびわ湖があるとは…知らんかった。 美しい過ぎる!」
「ここらは有名な撮影スポットらしくいつも三脚をたてている人たちを多く見かけますが、こんな美しい写真が撮れるんですね~。」
「同じ表現力でも綺麗というよりも美しい。でも私には写真からは儚さ静寂また孤独感…無みたいなものが伝わってきます。でも好きな景色ですぅ。」

滋賀咲くブログ賞(1作品)

乳母車でお散歩♪


乳母車でお散歩♪

長浜の親戚のお家へ。昔から受け継がれている乳母車に乗せてもらってお散歩です♪
(投稿者:まゆげさん)
(撮影地:長浜の物部付近)

滋賀では代々使われてきたであろう藤製乳母車に乗る子供たちとそれを押すおばあちゃん、お母さんの姿をよく見かけます。受け継がれる良きものを感じるとともに健やかに子供たちが育つ地域であることを祈らずにはおれません。ほっこりとした気持ちにさせていただきました。(滋賀咲くブログ編集部)

ミシガン滋賀姉妹県州委員会賞(1作品)

平和を祈って


平和を祈って

毎年、先祖の霊を慰める灯籠を流す万灯流しです。灯籠を流す親子も紛争や天災で命を奪われた多くの人々の鎮魂ということを願って、灯籠を流しているとおもいます。
今灯籠を流している子どもたちが大人になったときに平和であるようにという祈りをこめてタイトルをつけました。
(投稿者:平井孝典さん)
(撮影地:彦根市芹川町芹川堤)

先般日本で起こった津波や、世界で起こっているあらゆる自然災害のことを思うと、私たちの投票はこちらです。この映像は混乱の時代にあって安らぎを与えてくれます。
In light of the recent tsunami in Japan and all of the different natural disasters that effect the world, the top vote would be for this. This image gives comfort in times of turmoil.(ミシガン滋賀姉妹県州委員会)

よばれやんせ湖北賞(1作品)

大根干し


平和を祈って

毎年この桜の木に大量に大根が干されます。これを見ると冬の訪れを感じます。
(投稿者:右近さん)
(撮影地:姉川下流の堤防)

「よばれやんせ」は湖北のことばで、「おあがりなさい」を意味します。滋賀の風景が美しいのは、自然が生み出してくれた産物を私たちが美味しく、頂戴しているからだと思います。『大根干し』の写真、懐かしさが漂います。背景の伊吹山もいい味が出ています。「食」が写された風景、美しいです。私たちは湖北の地産地消の産物を、生産者と消費者が交流する中で育てていこうとしています。今年は11月17日に長浜バイオ大学で『第3回よばれやんせ湖北』を開催します。(よばれやんせ湖北実行委員会)

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