カルチャー

山の暮らしがすぐそばに!「メタセコイア並木」があるマキノで2週間のお試し移住

【滋賀の農山村お試し移住/滋賀県高島市マキノ】

滋賀の絶景スポット「メタセコイア並木」がほんのり染まり
秋の深まりを感じる頃、高島市マキノ町に
大阪在住の女性がお試し移住にやってきました。

マキノ町は山と琵琶湖が近く
四季折々の豊かな自然を感じながら暮らせる場所です。

狩猟体験を目的にやってきましたが
先輩移住者が営む体験宿で豆腐作りをしたり、
農家さんのお手伝いでマルシェにも出店。
農山村での暮らしをリアルに体感することができ
自分のやりたいことを見つめ直す機会にもなりました。

山も湖もすぐ近くに感じられる、ほどよい田舎

マキノ町田園風景

空の広さを感じずにはいられない
のどかな風景が広がる高島市マキノ町。

高島市は面積の約7割が森林で、
琵琶湖へ注ぐ水のほぼ3分の1を生み出す地域です。
京都と北陸を繋ぐ街道や湖上交通が発達し
古来より交通の要衝として栄えてきました。

メタセコイア並木

マキノ町といえば「メタセコイア並木」と連想するほど
多くの観光客が訪れる観光地となっていますが
ここも地元の人にとっては生活圏内にある日常の風景のひとつ。

約2.4kmにも渡って続くまっすぐなこの道沿いに
木を植えたのは、周辺の果樹園の人たちが中心で
その後、地域の人々の手により大切に慈しまれ、育まれて
現在のような美しい姿をとどめています。

そんなメタセコイア並木が色づきだした11月。
この地にお試し移住でやってきた人がいました。

ラッセルさん

それがこの写真で微笑むラッセル(仮名)さんです。
彼女は、愛媛県出身で、大阪で会社員をしていました。
1年ほど前から、地方移住に興味を持ち始めたそうです。

「農山村で暮らしていくことを真剣に考えたとき、
狩猟が必要不可欠となるのではないか?
そもそも自分に命を扱う現場でやっていく耐性があるのかを見極めたい」と
滋賀県で募集していた「滋賀の農山村お試し移住」に応募したそう。

そこで狩猟体験もできるマキノ町での移住生活がスタートしました。

まずは地域を知ることから

お試し移住施設

ラッセルさんがお試し移住で使わせてもらったのは
近くの集落にある立派な一軒家。

ひとりで暮らすにはもったいないほどの広さです。

つづら尾崎展望台

お試し移住の合間には
少し足を伸ばして、琵琶湖を北上し
湖北が一望できる「つづら尾崎展望台」へ。

今回が初めての滋賀県だったラッセルさんは
琵琶湖を見て何度も「海みたい!」とつぶやき
感動した様子でした。

菅浦

奥琵琶湖の「隠れ里」と称される、
長浜市西浅井町菅浦にも立ち寄り
歴史ある湖岸集落を散策。

「琵琶湖周辺にも港町があったんだ」と
ここでも新しい発見の連続でした。

たらいち邸

続いて訪れたのは、築150年の古民家を改修した
一棟貸しの農家民宿「たらいち邸」。
昔ながらの里山の暮らしが体験できる宿泊施設です。

ここを営む河野さんは、大学生の時に高島市に魅せられ、
移住してきた先輩移住者です。

豆腐づくり体験

移住先として勧められた古民家を
「ただ暮らすだけではもったいない」と、改装をほどこして宿に。
自然遊びや田舎暮らしの体験を提供しています。

この日、体験させてもらったのは「豆腐づくり」
石臼で大豆を挽き、手間ひまをかけて豆腐を作っていきます。
もちろん使うのはマキノ町の湧き水。
美味しい水が美味しい豆腐を生み出します!

たらいち邸の紹介はこちらから

かまどご飯体験

昔ながらの「おくどさん」を使って
かまどでご飯も炊いてみました!
立ちのぼる湯気から、ご飯の炊けるいい香り。

先輩移住者との交流

囲炉裏を囲みながら、出来上がったご飯や豆腐をいただきました。
移住者目線での地域の話や移住後の生活など、
具体的な話も聞けて、有意義な時間が過ごせました。

山の暮らしのリアルを体験!

落花生

お試し移住期間中には、有機栽培で米や野菜づくりをする
農家の「ミネモリサンチ」で
夏野菜収穫後の畑の後片付けや
落花生の収穫など、農作業体験もしました。

たいさんじマルシェ

地域で毎月行われるマルシェの出店もお手伝い。
出店者さんには移住者も多く、
こういったマルシェが交流の場となり
移住者の横の繋がりを強めることに一役買っていると実感したそう。

狩猟体験

ラッセルさんがお試し移住で最大の目的としていた
山での狩猟体験にも何度も同行しました。

山が身近にある暮らしでは
鹿などの野生動物は生活に害をなすことも多い存在。
駆除が必要となる場合も多く
狩猟は移住後の生活を考える上で重要な要素でした。

山の中

「仕留めた鹿をその場で捌いて、レバーを持ったときに
温かさを感じ、命の重みも感じました」とラッセルさん。
“命をいただく”ということをリアルに感じた瞬間でした。

マキノ町では猟師の高齢化が進み人材不足となっています。
今後もラッセルさんのように
狩猟に興味がある人が増えることは
地域が持続していくためにも必要不可欠なことです。

「貴重な経験ができた2週間でした。
地元の人から雪が積もったメタセコイア並木の美しさや、
ホタルが飛び交う幻想的な景色の話も聞けたので、
また別の季節にも訪れたいです」と大満足の様子でした。

この他のエリアでも、滋賀県内には、
お試し移住を受け入れされている地域団体があります。

興味がある方は、滋賀県の特設ページ
「新しい滋賀の農山村ぐらし!」をご確認ください。
https://www.pref.shiga.lg.jp/ippan/shigotosangyou/nougyou/nousonshinkou/322768.html

(お試し移住の募集期間は終了していますが、各受入団体では継続的に移住受け入れをサポートされています。直接お問い合わせください)

(取材・文:しがトコ編集部)

※この記事は、滋賀県の「農山村の新生活様式サポート事業」の一貫で、『しがトコ』が企画・取材を担当し制作しました。

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提供:滋賀県 「新しい滋賀の農山村ぐらし!」 
https://www.pref.shiga.lg.jp/ippan/shigotosangyou/nougyou/nousonshinkou/322768.html

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