カルチャー

映画『線は、僕を描く』は滋賀で撮影された?ロケ地をご紹介!

【映画『線は、僕を描く』ロケ地巡り紹介】

じつは滋賀は、映画ロケ地としても有名なのをご存知でしたか?

本日公開された映画『線は、僕を描く』。通称「せんぼく」も、
そのほとんどのシーンが滋賀県で撮影されました。

映画をよーく見てみると、
どこか知ってるような景色がチラホラと。

「たぶんここから、この角度で撮られたよね!」と、
滋賀県民なら、ついつい話をしたくなる映像ばかり。

そこで、どこで撮られたのかを探るべく、
『線は、僕を描く』のロケ地、多賀町の「多賀大社」と
東近江市の「近江商人屋敷・外村繁邸」に行ってきました!

「好きな映画をもっと好きになる旅の楽しみ方」を提案する
関西出身のインスタグラマー・しあたびさんに教えてもらいながら、
“ロケ地巡り”をご紹介します。

印象的なオープニングが撮影された「多賀大社」

まずご紹介するのが、滋賀県多賀町にある「多賀大社」。

地元では「お多賀さん」と呼ばれ親しまれている神社。
日本最古の書物「古事記」にも登場するほどの歴史あるんですよ!

多賀大社

多賀大社で撮影されたのが、
予告編の映像などにも登場する、
この印象的なオープニングのシーン。

僕は、水墨画に出会ったーー

主役・横浜流星さんと、
“湖山先生”という、水墨画の師匠・三浦友和さんが、
ここで初めて出会います。

横浜流星さんが、初めて水墨画を間近で見、
心を動かされるのでした。

多賀大社に一度でも行ったことがある方なら、
「めっちゃ多賀大社やん!」と話をしたくなるほど、
背景に目がいくシーンばかり。
この映像の右下に写ってるのが多賀大社の本殿ですね!

湖山先生(三浦友和さん)による、
水墨画のライブパフォーマンスも、多賀大社にて。

『線は、僕を描く』の一番の見所は、やはり水墨画を描くシーン。
真っ白な紙に、墨の濃淡で描かれる水墨画は、
映画の画面越しににも、すごい迫力を感じました。

そのため、多賀大社では、期間限定で、
湖山先生の描いた水墨画を、
ライブパフォーマンスされた場所に展示されてます!

これはロケ地めぐりに来たファンには、とっても嬉しいですね!!

最後にもう一枚。
劇中で存在感を放つ江口洋介さんが、
くわえタバコで語りかけるシーンも、場所を発見。
ちゃんと、喫煙所で撮影されてたみたいですね!

しっかりマナーを守る、江口洋介さん!

横浜流星が水墨画と向き合う「近江商人屋敷・外村繁邸」

続いて訪れたのが、東近江市・五個荘にある、
「近江商人屋敷 外村繁邸」です。

ここは、多賀大社から車で30分程度。
ロケ地巡りをするには、ちょうど良い距離です。

近江商人屋敷

「外村繁邸」は、江戸時代末期に建てられた、近江商人のお屋敷。
国の重要伝統的建造物群保存地区に選定された
「五個荘金堂の町並み」の中にある建物のひとつ。
そのため、この周辺を散策するだけでも見どころたっぷりです。

このお屋敷が、横浜流星さんの師匠でもある、
湖山先生(三浦友和さん)の住居として撮影されました。

初めて触れた、水墨画の難しさ

建物入って右手の広間で撮影されたのが、
横浜流星さんが水墨画を練習するシーン。
近江商人の立派なお庭を目の前にして、
水墨画と向き合います。

水墨画の先輩・清原果耶さんに手ほどきを受けるシーンも、
おそらくここで撮影されたのでしょう!
とってもいい雰囲気!

滋賀県にお住まいの方や、滋賀に興味ある方に、
ぜひチェックしてもらいたいのが、
横浜流星さん、江口洋介さん、清原果耶さん、三浦友和さんの
4人で食卓を囲むこのシーン!

近江商人屋敷の趣のある雰囲気もさることながら、
そのテーブルの上に並ぶのは、じつは滋賀の食材たち!
えび豆や、赤こんにゃくや、湖魚など、
思わずニヤニヤしてしまいますよ!

それにしても、お庭も、建物も、本当に立派な佇まいの、
近江商人屋敷・外村繁邸。
三浦友和さんや江口洋介さんも、このお庭を見ながら、
「良いお庭ですね」という会話をされたのかな、
と、想像が膨らみますね。

そんな近江商人屋敷・外村繁邸は、入場料400円で、
どなたでも見学可能です。
『線は、僕を描く』のロケ地巡りついでに、
ぜひ、近江商人を息吹を感じてみてくださいね。

他にもまだまだ!甲賀市役所や成安造形大学も!

『線は、僕を描く』のロケ地は、
「多賀大社」や「近江商人屋敷・外村繁邸」だけでなく、
滋賀県内各所で撮影されています。

その一つ、甲賀市役所では、病院のシーンが撮影されました。

線は、僕を描く 甲賀市役所

甲賀市役所では、
現在、写真パネル展も実施中。
どのシーンが、どこで撮られたのか。
知ることで楽しみが広がりそうですね!

他にも、大津市の「成安造形大学」や、
草津市の「草津川跡地公園 de愛ひろば」、
さらには日野町の「滋賀県畜産技術振興センター」など、
滋賀県各地で撮影されています。

滋賀のロケ地を巡ってみよう

映画『線は、僕を描く』は、2022年10月21日(金)公開!
滋賀県内各地のロケ地を巡ってみれば、
滋賀ならではの魅力が見つかるかも知れませんね。

映画を見てからロケ地を巡ってみても楽しいし、
ロケ地を巡ってから映画を見ても、別の楽しみ方ができるかも。

滋賀ならではのロケ地めぐり。ぜひお楽しみくださいね!

映画『線は、僕を描く』情報

公式サイト
https://senboku-movie.jp/
キャスト
横浜流星 清原果耶 細田佳央太 河合優実 矢島健一 夙川アトム 井上想良 富田靖子 江口洋介 三浦友和
主題歌
「くびったけ」yama produced by Vaundy(Sony Music Labels Inc.)
原作
砥上裕將『線は、僕を描く』(講談社文庫)
監督
小泉徳宏
脚本
片岡 翔 小泉徳宏
音楽
横山 克

©砥上裕將/講談社

©2022映画「線は、僕を描く」製作委員会

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