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【滋賀区】お酒の肴もスイーツにも! 東京で滋賀の郷土料理「鮒寿司」を巡る

※お出かけの際は、マスクの着用や手洗いの徹底、ソーシャルディスタンスを保った行動など、感染予防の徹底をお願いします。また、お住まいや、お出かけされる都道府県の要請をご確認ください。各施設の最新の営業状況については、公式ホームページをご確認ください。
首都圏で滋賀に触れられる場所『滋賀区』。今回は鮒寿司など”発酵食品”がテーマです。全国でもトップに入る長寿県の滋賀県ですが、じつは、この発酵食品が県民の健康を支えているとの噂も?!東京生まれ、東京育ち、元地下アイドルで文筆家としても活躍する姫乃たまさんが、そんな滋賀の「旨い!」を求めて東京で食べ歩き。さてさてそのお味は…?

【滋賀区を旅する#010】

東京生まれの東京育ちなので、私の中で寿司といえばシャリにネタが乗った江戸前寿司。
でも、「日本酒に合う」「酒好きにぴったり」などの噂を聞きつけて、
鮒寿司にがぜん興味が湧いてきました(自他ともに認める日本酒好き女子です)。
さっそく、インターネットで画像を検索してみたら…なんか私の知ってるお寿司じゃない! 
鮮やかなオレンジ色で、ミニサイズのかわいい切り身。なんだかそそられます。

これが日本酒に合うのだと思ったら、居ても立ってもいられず。
東京で鮒寿司が食べられるお店を巡ってきました。

ほんのり甘さとまろやかさを感じた、初めての鮒寿司

ギャラリー兼飲食店の「酢飯屋」は、カウンターのないお寿司屋さん。
お店の看板は出ていませんが「suido cafe 水道ギャラリー」の中で
鮒寿司がいただける隠れ家的なお店です。
店内は、古道具やアート作品に囲まれて、和の落ち着いた雰囲気。
店主の岡田大介さんが日本各地で出会った郷土寿司を、コースメニューで提供してくれます。
滋賀県の琥珀色の日本酒「長寿金亀『赤』」に合いそうなお猪口を探していたら…

酢飯屋
人生で初めての鮒寿司が運ばれてきました!
大事そうに、ちょこんと台座に載せられています。

鮒寿司
お箸でそっと持ち上げると、甘酸っぱい香り!

くにくにした柔らかい弾力があって、酸味はありますが、
その奥にほんのりと甘さがあるので、まろやかで嫌な感じがありません。

「う〜ん、これは、おいしい!」

添えられている飯(いい)は、鮒寿司を漬けるときに使う発酵飯。
鮒寿司の甘酸っぱさを数倍凝縮した味がして、これは完全に酒の肴!
シャリがないので代わりに日本酒が飲みたくなります。

酢飯の上に琵琶湖産の氷魚(ひうお)を散らした寿司も、
一緒に頂きました。生姜醤油のいい香りがして…。

気がつけば日本酒一合をぺろっと飲んでしまいました。

鮒寿司のクセの強さは様々で、人それぞれ好みがあるのだとか。
酢飯屋の鮒寿司は、丁寧な下処理によって香りも良く、とても食べやすくなっています。

鮒寿司と氷魚寿司が楽しめるディナーコース(8000円~)は、
前日までの完全予約制。店先には看板はなく、隠れ家的。
ハレの日にこっそり訪れたくなるお店です。

「酢飯屋」
住所:東京都文京区水道2-6-8
電話番号:03-3943-9004(完全予約制/夜は紹介制)
営業時間:月~金曜 12:00~13:30/18:30~22:00
     土・日曜 12:00~13:30/18:00~21:00
※いずれも前日午前中までに要予約

定休日:不定休
詳しくはこちらから

鮒寿司 meets スイーツ!? その味は意外にも…


日本橋交差点に滋賀県のアンテナショップ「ここ滋賀」があるのをご存知ですか? 
二階はレストラン「日本橋 滋乃味」があります。


人気のデザートはなぜかお洒落なティラミス。
メニューには「テ飯ラミス」(600円)と書いてあります。ていいらみす? 

ぱくっと食べてみると、ティラミスの奥のほうから飯の甘酸っぱい存在感が! 
飯は、和風のチーズのようなもので、マスカルポーネクリームとの相性抜群です。
滋賀県有数のフルーツの産地、竜王町産の特別に甘いイチゴもアクセントになっています。
(*滋賀県産のフルーツは仕入れにより変更があります)

滋賀には酒蔵が33蔵もあるとかで、窓際には各蔵の名酒のラベルがずらり。
スイーツの後で順番がヘンですが、なぜか飲みたくなってきました。どれからいこうかな…。


つまみの定番は、鶏の発酵マリネ唐揚げ 飯ディップ添え(950円〜※定食や単品などにより価格が異なります)。
わさびと和えてある飯ディップは、さっぱりとした酸味で唐揚げが(お酒も)進む進む…。
でも乳酸菌たっぷりで美容に良さそうだし、罪悪感ゼロです!(多分)

「ここ滋賀」
住所:東京都中央区日本橋2-7-1
電話番号:03-6281-9871
営業時間:10:00~20:00
定休日:年末年始
詳しくはこちらから

「日本橋 滋乃味」
住所:東京都中央区日本橋2-7-1 2F
電話番号:03-6281-9872
営業時間:月~金曜 11:30~14:30(14:00L.O)/17:00~22:00(21:00L.O)
     土・日曜、祝日 11:30~21:00(20:00L.O)
定休日:年末年始
詳しくはこちらから

生きた乳酸菌を、飲んで食べて元気になる!


そしてお次は、表参道にある「発酵居酒屋5」にやってきました!
出迎えてくれたのは「発酵わくわく大使」を名乗る総料理長の鈴木大輝さん。
ふなずしマニアの茶話会「ふなずしサミット2020」をみずから企画するなど、
発酵をキーワードに、様々な活動をしています。

ちょうどこの日は、鮒寿司を漬けている最中で、
大きな瓶の中で鮒と飯がミルフィーユになっているところを見せてくれました。

こちらの鮒寿司は、滋賀県彦根市に住むおばあさん直伝の味。
92歳になった今も工夫を怠らず、
その味も進化し続けているという彼女の鮒寿司づくりを、
鈴木さんは6年前から毎年、習いに通っています。


尾頭付きで盛りつけられたオスの鮒寿司(姿1500円~)は迫力満点。


発酵の匂いも強く、しっかりと噛みごたえのある身には酸味がぎゅっと詰まっています。
ワイルドな鮒寿司もおいしい! この日はオスの鮒寿司を頂きましたが、
よりゴージャスなのがメス(姿5000円~)。子持ちで魚卵も食べられます。


とっても甘酸っぱい飯は、牛トリッパの発酵トマト煮込み(880円)に混ぜると、
酸味に奥行きが出て絶品。さっぱりした発酵レモンサワー(700円)がさらに食欲をそそります。


〆は、発酵だし茶漬け梅ふなずし添え(800円)。
鮒寿司と練り合わせたねり梅、ミツバ、ノリを入れて。
追い鮒寿司してもよし!


生きた乳酸菌を体の中に取り込んで、食べ終わった後は、
気持ちも元気になりました。きっと腸内もぐんと調子よくなっているはず。

「発酵居酒屋5」
住所:東京都港区南青山3-18-3 B1F
電話番号:03-5413-8701
営業時間:11:30~15:00/17:00~23:00
定休日:日曜
詳しくはこちらから

奥深い味の鮒寿司と、じっくり発酵した甘酸っぱい飯。まろやかな日本酒。 

口にするたびに目に浮かぶのは、水のきれいな滋賀県の風景でした。
県の真ん中に大きな湖があるって、なんて素敵なんでしょう。
実は私、滋賀県にはまだ、足を踏み入れたことがありません。
ああ、早くまた、飯をちびちび舐めながら日本酒が飲みたい…。
今度はぜひ、現地で。

(撮影:コスガ聡一 文:姫乃たま 編集:風来堂)

記事を書いた人
【プロフィール姫乃たま】/1993年、東京都生まれ。10年間の地下アイドル活動を経て、2019年にメジャーデビュー。現在は文筆業を中心にトークイベントに数多く出演。2015年、現役地下アイドルとして地下アイドルの生態をまとめた『潜行~地下アイドルの人に言えない生活』(サイゾー)を出版。著書に『職業としての地下アイドル』(朝日新聞出版)『周縁漫画界 漫画の世界で生きる14人のインタビュー集』(KADOKAWA)など。http://himenotama.com

自宅で楽しみたい人には、鮒寿司のお持ち帰りも!

ゆっくり味わいたい発酵料理ですが、子どもが小さいご家庭や、
仕事やなんだと、慌ただしい時間を過ごすみなさんには、
自宅で楽しむという選択もあります!
お持ち帰りや通販で、誰にも気兼ねせず、自分のタイミングで。
心ゆくまで滋賀の旨いものを、ぜひ味わってくださいね!


滋賀県のこだわりの郷土食品がそろう「近江の館」。
契約農家から取り寄せた安全で新鮮な食材はもちろん、
鮒寿司や小鮎など、昔ながらの郷土食品も購入できるので、
食べたい時に、すきなだけ。自宅でも滋賀の味を楽しむことができます。

「近江の館」
【首都圏での取り扱い店舗】

◼︎武蔵小山店
住所:東京都品川区荏原3丁目5-14
電話番号:03-5749-3650
営業時間:10:30~19:30
定休日:年末年始

◼︎巣鴨店
住所:東京都豊島区巣鴨4丁目22−3
電話番号:03-3917-0887
営業時間:9:00-18:00
定休日:年末年始

詳しくはこちらから


「鮎家」は、琵琶湖の恵である鮎を丁寧に煮込み、
太巻き昆布で優しく包んだ「鮎家のあゆ巻」が名物。
ですが、滋賀の郷土料理「鮒寿司」も、もちろん購入可能!
鮎家のオンラインショッピングで手に入るほか、
店舗でのお取り寄せも可能。ちょっとした手土産にも重宝しそうです。

「鮎家」
【首都圏でのお取り寄せ販売店】

◼︎髙島屋 日本橋店(東京都中央区日本橋2-4-1 B1F)TEL 03-3211-4111(代表)

◼︎西武百貨店 池袋本店(東京都豊島区南池袋1-28-1 B1F)TEL 03-3986-1180

◼︎東武百貨店 池袋本店(東京都豊島区西池袋1-1-25 プラザ館B2F)TEL 03-3971-5784

◼︎松屋 銀座本店(東京都中央区銀座3-6-1 B1F)TEL 03-5250-0517

◼︎小田急百貨店 新宿店(東京都新宿区西新宿1-1-3 本館 B2F)TEL 03-3344-8333

◼︎小田急百貨店 町田店(東京都町田市原町田6-12-20 B1F)TEL 042-724-0533

詳しくはこちらから

東京で滋賀の”いいもの”を、もっと知るなら

【滋賀区 https://shiga-ku.tokyo/

首都圏で、滋賀を「食べる」「買う」「知る」のカテゴリーにわけて、
首都圏で触れられる滋賀ゆかりの情報を紹介するWebサイト『滋賀区』。
特に「知る」のカテゴリーでは、江戸時代より近江商人が活躍した日本橋をはじめ、
滋賀ゆかりの歴史・場所が紹介されています。
じつは、首都圏のあのスポットも、滋賀に繋がっているのかも?!
滋賀を身近にかんじられる、「滋賀区」を旅してみてはいかがでしょう。

【ここ滋賀|https://cocoshiga.jp/

近江商人ゆかりの地、東京の日本橋に誕生した滋賀県の情報発信拠点『ここ滋賀』。
店内に一歩入れば、様々な滋賀の商品がずらりと並び、
東京にいながら滋賀の魅力を体感できます。

じつは、あなたのそばにあるかもしれない滋賀の魅力を、
東京でぜひ見つけてみてくださいね。

※この記事は、首都圏における滋賀ゆかりのある地域などを掲載した『滋賀区』をさらに周知・拡大する事業のもと『しがトコ』が企画・取材を担当し制作しています。

記事公開日:2020年3月16日/最終更新日:2021年6月14日

しがトコ採用情報

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