【滋賀のええトコ:しゃくなげ群生】
ピンク色をしたきれいな花々。
県のシンボルとして“滋賀県の花”にも指定されてる
「しゃくなげ」の花が、咲き始めています。
滋賀県蒲生郡日野町鎌掛にある「しゃくなげ渓」。
谷から斜面に掛けて、約2万本の「ホンシャクナゲ」が群生しています。
国の天然記念物にも指定された貴重種
「しゃくなげ」はツツジ科の高山植物で、
一般的には標高800mから1,000m級の高地に自生する植物です。
しかし、この群生地は、標高約300~400mの谷間。
これだけの低地に群生してる日本固有種ということで、
大変貴重なことから、昭和6年に国の天然記念物に指定されました。
見頃は4月下旬~5月上旬、臨時バスも運行
開花にあわせて、近江鉄道日野駅から、
「しゃくなげ渓入口」までの臨時バスが運行されます。
期間中は日野町の特産品なども販売されます。
山あいの谷ということで、ハイキング気分も味わえるしゃくなげ渓。
今の時期しか見られない、素敵な花たちに出会ってみませんか?
※2015年は群生地の花のつぼみが例年になく非常に少ないそうです。
開花情報は、日野町観光情報サイトをご覧ください。
「しゃくなげ渓」の詳細情報
- 場所
- 滋賀県蒲生郡日野町鎌掛しゃくなげ渓谷
→地図で見る - 期間
- 2015年4月29日(水)〜2015年5月6日(水)
- 時間
- 9:00~16:30
- 問い合わせ先
- 日野観光協会 TEL : 0748-52-6577 →開花情報
(文・写真=山崎もとき)