カルチャー

【滋賀県からのお知らせ】滋賀にも”オリンピック聖火”の光が輝く!東京2020「聖火ランナー」募集中です!

【東京2020オリンピック聖火ランナー募集】

東京オリンピック開催の2020年に向けて、
いよいよカウントダウンが始まりました!
この幸運のタイミングを、みなさんはどんな風に迎えますか?
滋賀県では、オリンピックの聖火を新国立競技場までつなげる
“聖火ランナー”の募集がスタートしました!

基本的に中学生以上であれば誰でも応募が可能です。
滋賀県内に住んでいなくても、
かつて滋賀にゆかりがあった方でも応募できます。
応募締め切りは8月31日(土)まで。
今からでも東京オリンピックに関わることができるかもしれない。
その可能性に、かけてみませんか?

ギリシャのオリンピック聖火が日本へやってくるまで

聖火
(画像提供:Tokyo 2020)

そもそも「“オリンピック聖火”がどうやって滋賀に来るの?」と疑問をお持ちのみなさんに
全体の流れを簡単にご紹介。

まず、聖火リレーのスタートは2020年3月12日。
オリンピック発祥の地であるギリシャのオリンピア市で
聖火採火式が行われます。その後、日本へ空輸されたオリンピック聖火は、
リレーに先立ち「復興の火」として東日本大震災被災3県にて特別展示され、
2020年3月26日、福島県から日本全国を回る聖火リレーがスタートします。

【ギリシャから日本へ。オリンピック聖火リレーの流れ】

2020年3月12日(木) ギリシャ古代オリンピア市聖火採火式

2020年3月12日(木)~19日(木) ギリシャ国内リレー(8日間)

2020年3月19日(木) ギリシャアテネ市にて聖火引継式

2020年3月20日(金・祝) 宮城県にある航空自衛隊松島基地に到着

2020年3月20日(金)~21日(土) 宮城県にて「復興の火」展示

2020年3月22日(日)~23日(月) 岩手県にて「復興の火」展示

2020年3月24日(火)~25日(水) 福島県にて「復興の火」展示

2020年3月26日(木) 福島県から日本全国を回る東京2020オリンピック聖火リレースタート

福島県からスタートした聖火リレーは、
そのまま南下し、沖縄県で折り返して滋賀へと向かいます。

滋賀県の聖火リレーは2020年5月27日・28日

地図
(画像:滋賀県実行委員会ウェブサイトより)

京都府から受け取ったオリンピック聖火は、5月27日(木)28日(金)の2日間をかけて
滋賀県内の全19市町を巡ります。

1日目は高島市を出発して、琵琶湖を横断して大津市へ。
2日目は甲賀市を出発して、各市町を北上し、長浜市でゴールします。

具体的な走行ルートは

◼︎1日目:2020年5月27日(木)
高島市→守山市→野洲市→近江八幡市→竜王町→湖南市→栗東市→草津市→大津市
セレブレーション会場:大津市(大津港業務用地)

◼︎2日目:2020年5月28日(金)
甲賀市→日野町→東近江市→愛荘町→豊郷町→甲良町→多賀町→彦根市→米原市→長浜市
セレブレーション会場:長浜市(豊公園)

※ルート概要、実施市区町村とその順番、セレブレーション会場などについては、今後変更となる可能性があります。

聖火リレーのルートは見どころがいっぱい!

メタセコイヤ並木

1日目の出発地は新緑の美しいメタセコイヤ並木。
言わずと知れた観光スポットですよね。
思いきり深呼吸しながら走りたくなる気持ち良さです。

琵琶湖大橋
そして、琵琶湖を横断して湖の東側へ。
琵琶湖を望みながらの聖火リレー、その爽快感は格別です。
滋賀県でしかできない体験じゃないでしょうか。

八幡堀

守山市、野洲市へと進んだ後は、近江八幡市へ入ります。
ここは時代劇の撮影スポットとしても有名なエリア。風情ある町並みも見所のひとつです。
かつて近江商人が天秤棒を担いで走ったかもしれない道を、聖火ランナーも走行します。

浜大津
そして1日目のルート最後は、大津市。
夕日が沈む琵琶湖を横目にゴールを目指します。

彦根城
2日目は、甲賀市からスタート!
日野町、東近江市、などを走行し彦根市へ向かいます。
国宝・彦根城は見所のひとつです。

豊公園
彦根城を後にして、米原市を走り抜け最後のゴール地点は長浜市。
豊臣秀吉の居城であった長浜城跡に広がる総合公園「豊公園」で、
セレブレーションが実施されます。

聖火ランナー1人あたりの走行距離は約200m。自身のペースで走ればいいので、
周りの景色を楽しみながら走る余裕もありそうです。

じつは、1964年東京オリンピックでは、
聖火リレーが通過したのは、大津市と甲賀市の2エリアだけでした。
今回は全市町を通ってくれるなんて嬉しいですね!!

NHKの公式サイトでは、1964年の聖火リレーもアーカイブされていますので、
気になるかたはぜひご覧になってくださいね。

◼︎関連リンンク:聖火リレー1964再現プロジェクト

聖火ランナーに応募するには?

公式サイト
(画像:滋賀県実行委員会ウェブサイトより)

地元出身の著名人も参加するという聖火リレー。
ぜひその一員として参加してみませんか?

聖火ランナーの公募は、各都道府県実行委員会及び
東京2020オリンピック聖火リレープレゼンティングパートナー4社
(日本コカ・コーラ株式会社、トヨタ自動車株式会社、日本生命保険相互会社、
日本電信電話株式会社(NTT))によって、それぞれ実施されます。

今回募集が始まった滋賀県実行委員会の公募枠では32人の聖火ランナーが選ばれます。
募集期間は8月31日(土)まで。
詳細は聖火リレー応募の特設サイトでご確認ください。

応募には、申込者自身の自己PRや応募動機400文字程度と、
申込者を聖火ランナーとして推薦する推薦文400文字程度が必要となります。
400文字の原稿を、どう書けばいいのか?ちょっと戸惑ってしまう人もいるかもしれませんね。
参考までに「聖火ランナー選定」のポイントをご紹介します。

聖火ランナー選定の基本的な考え方

東京2020組織委員会が定める東京2020オリンピック聖火ランナー選定の
基本的な考え方は、下記のとおりです。

【対象:全ての人々】

●国籍、障がいの有無、性別、年齢のバランスに配慮しながら、幅広い分野から選定し、開かれたリレーとする。
●地域で活動している人を中心に選定。

【復興・不屈の精神(支えあう心)】
●日々の生活の中でも、家族、仲間、同僚などお互い支え合って、
あきらめずにどんな困難にも立ち向かう人
(例) 復興のために、地域コミュニティの再生に多大な貢献をした人

【違いを認めあう包容力(認めあう心)】

●様々な人々との違いを認めあいながら新たなものに取り組んでいる人
(例)様々な個性の子供たちのためのスポーツコミュニティを作り、
   多くの人が集う地域の拠点を作った人
   地域の人と移住者をつなげて、新たな地域ブランド構築に貢献した人

【祝祭による一体感(高めあう心)】

●ランナーとして走ることで、地域の一体感を高め合うことができる人
(例)地域の伝統文化等を縁の下で支えている人

そして、最後は滋賀県における聖火ランナー選定の考え方として
【人、社会、自然の健康 (健康しが)】

●人の健康、社会の健康、自然の健康につながる活動に取り組んでいる人
(例)生きがいと楽しさを見つけ、いつまでもその人らしく活動している人
   スポーツや運動等を通して、地域づくりにつながる活動に取り組んでいる人
   琵琶湖等の環境保全につながる活動に取り組んでいる人


考え方次第では自分にも当てはまる部分があるのではないでしょうか。

オリンピック聖火ランナーをめざして


(映像提供:Tokyo 2020)

晴れて聖火ランナーに選ばれた人だけが手にできる聖火リレーのトーチ。

東京2020オリンピック聖火リレーのトーチは、
日本を代表する花でもある桜をモチーフに作られています。
その本体の重さは約1kgで、年齢や性別を問わず、
誰にとっても扱いやすいトーチであるように工夫が凝らされています。


(Photo by Tokyo 2020)

聖火ランナーのユニフォームは、半袖タイプと長袖タイプの2種類。
東京2020オリンピック聖火リレーエンブレムを中心に、
肩からは、たすきをモチーフとした斜めのラインをあしらったデザインです。

滋賀県内聖火ランナーは、県内に住んでいなくても、
滋賀に思い入れがある人なら誰でも応募でき、中学生から参加できます。
ぜひ、10代の未来を担っている子どもたちにこそ
聖火ランナーという貴重な経験をしてほしいものです。

たとえ聖火ランナーになれなくても、ボランティアスタッフとして参加したり、
沿道での応援するだけでもきっと胸が熱くなる。
東京2020オリンピック聖火リレーを、滋賀からも盛り上げていきましょう!

※この記事は、滋賀県スポーツ課が制作しています。

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