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世界にたった一つだけ。自らの生命力でつくる真珠の形「琵琶湖真珠」

【滋賀のええモノ:琵琶湖真珠】

琵琶湖で真珠がとれることを、みなんさはご存知でしたか?

かつて琵琶湖で豊富にとられ、ヨーロッパを中心に人気を集めた伝説の真珠。
その後、琵琶湖の水質汚染などの影響で姿を消していましたが、
今、再び“琵琶湖真珠”がその輝きを取り戻しつつあります。

自らの生命力がつくる、真珠の形

無核真珠
琵琶湖固有のイケチョウガイを母貝とする琵琶湖真珠。
特徴は、一つひとつ違う色合いや形にあります。
しずくのような形、平たい形やぷっくりとした形、
色合いも深みのあるピンクやベージュに近いピンクと、
同じものは一つとしてありません。

一般的な丸い真珠と比べて、
ギュッと中身が詰まったような印象の琵琶湖真珠。
個性的な姿形は、自らの生命力そのものを表している
ようにも見えます。

真珠の違いは「無核」と「有核」

琵琶湖淡水無核真珠

一般的に知られている真珠は丸い粒。どれも同じ、
まん丸な形をしていますが、琵琶湖真珠はそれぞれ個性的。
この違いは「無核」「有核」にあります。

写真の図を見てください。左の丸い粒が一般的な「有核」真珠。
丸い粒をつくるために、母貝に核となる貝殻を挿入します。
その核の周りに真珠層が巻きつき、丸い形になります。

右の図が琵琶湖真珠。こちらは「無核」です。
核となる貝殻は挿入しないので、すべてが真珠層。
自らの力で、形をつくっています。

「無核」の琵琶湖真珠ならではの技術

琵琶湖真珠の形

琵琶湖の「無核」真珠は、
さまざまな形を生み出しています。
このユニークな形の真珠たちは、30年ほど前のもの。
琵琶湖真珠の職人さんたちによる粋な“遊び心”が
技術として受け継がれていきました。

迫力のある形が特徴の「ドラゴン」
2つの真珠がくっついた「ツイン」
しずくの形をした「ドロップ」など、
形の種類によって名前が付けられています。

2014年に浜揚げされた琵琶湖産の真珠

守山真珠・草津真珠

一般的な真珠は養殖に1年ですが、
琵琶湖真珠は養殖に3年かかります。

写真の真珠は昨年、滋賀の守山市と草津市の
真珠養殖場で浜揚げされたもの。

琵琶湖の水質悪化とともに
長らく姿を消していた琵琶湖真珠。

母貝となるイケチョウガイも
一時は絶滅にひんしていましたが、
真珠養殖関係者のみなさんの努力により、
改良したイケチョウガイで真珠養殖が行われました。

そして、2014年、養殖した貝から
真珠が取り出されました。

復活したびわ湖真珠が、
美しい見事な姿を輝かせています。

びわ湖真珠の専門店「神保真珠商店」

神保真珠商店

50年近くびわ湖真珠を専門に扱ってきた老舗、神保真珠商店。
実店舗を持たず、販売を行ってきましたが、
昨年、専門店がオープンしました。

神保真珠商店は、「いつかお店を開きたい」という
先代の伊吹敏明さんの想いを引き継ぎ、
娘の杉山知子さんが立ち上げたお店です。

(文=亀口美穂)

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