カフェ・お店

アートとカフェが混ざり合う、心地良い食事空間『カフェ デベッソ』

カウンター席

【CAFE DEBESSO(カフェ デベッソ)/滋賀県甲賀市】

前衛的なアウトサイダーアートの拠点「やまなみ工房」に
アートに囲まれながら食事が楽しめるカフェがオープンしました。

温もりのある木のテーブルやイス、
ナチュラルな空間の中に馴染むアート作品は
すべてやまなみ工房の利用者さんによるもの。

アートが生まれる現場で
感性を刺激されながらゆったり過ごせるお店です。

さまざまな”表現”が展示されたカフェ

アートセンターやまなみ

カフェがあるのは、「やまなみ工房」の敷地中央にそびえる4階建ての白い建物。
2020年7月にオープンした「アートセンターやまなみ」の1Fです。
2・3階はアトリエ、4階はスタジオになっています。

玄関アプローチ

カフェの扉をあけて、まず目に飛び込んでくるのは
無数に並ぶお地蔵さん!

正己地蔵アップ

よく見てみると、一体一体、サイズや表情も違って
なんともいえない愛くるしさがあります。

これは、やまなみ工房の利用者の山際正己(やまぎわまさみ)さんが
30年以上にもわたり制作を続けている「正己地蔵」。
これまでに何万体と作り続けられてきた正己地蔵は彼の生き様そのもの。
気に入ったものは購入も可能です。

カウンター席

店内の奥にはカウンター席。
ランダムに並んだモノクロのタイルは、
4名の利用者さんに描いてもらったものを並べかえ貼ったんだとか。
計算してデザインしたわけでもないのに、
こうあることが決まっていたかのように、ぴったりと空間に馴染んでいます。

中川ももこ布作品

店内の壁にかけられている絵やオブジェもすべて利用者さんの作品。

中川ももこ布作品
カラフルなオブジェは河合由美子さんによるもの。
ただ一心に、丸く、刺繍を続けた結果、帽子のような形になってしまうのだとか。

中川ももこスタンプ作品

こちらは、コーヒーを染料にして染めた紙に数字のスタンプを押した、中川ももこさんの作品。
スターバックスから店舗に飾る絵を依頼されてできあがったそうで、
近鉄百貨店草津店のスターバックスにも同じシリーズの絵が飾られているんですよ。

やまなみ工房の利用者さんが描いた絵は、
パリコレの洋服にもデザインされたことがあり、
社会の中でもアートとしてしっかりと確立されています。

■関連記事:
パリコレにも採用された“アウトサイダー・アート”の発信地 世界に注目される『やまなみ工房』

アメニティグッズ

ホテルとのコラボも!
難波にあるギャラリーホテル「DISTORTION9」では、
ホテルの中をやまなみ工房の作品が彩っているんです!
靴下や歯ブラシなどのアメニティグッズも商品化されていて、それらはここでも購入できます。

お店の中にはほかにもさまざまな絵があり
見回しているだけで感性が刺激されていくようです。

料理もアートのよう!地元食材を使った彩りランチ

キーマカレー

色鮮やかで見た目も美しい「デベッソ・キーマカレー」。
近江牛を使用し、卵は近所の甲南高校の農場から仕入れています。

スモ―ブロー

甲賀市にある人気のパン屋さん「montpain(モンパン)」の食パンを使用した「スモ―ブロー」
カリっと焼き上げたパンに、とろり卵と近江豚生ハム、サラダをのせていただきます!

ドリンク各種

ドリンクメニューにも地域性がでています。
水口の滋賀酒蔵で製造されている「甲賀コーラ」「びわ湖サイダー」などのソフトドリンクから
長浜浪漫ビール」や「ヒトミワイナリー」のにごりワインなどのアルコールも。

イタリア版のアイスコーヒー「シェケラート」など、ちょっと珍しいものもありましたよ。

事前予約でアトリエ見学も可能!アートが生まれる現場へ

アトリエへ続く扉

お店の奥には、2・3階のアトリエへ続く扉がありました!
事前予約をすれば、利用者さんが制作しているアトリエも見学できるんです!!
(コロナ感染拡大の影響で見学不可の場合があります。事前にお問合せください)

階段

ピンクの照明に好奇心を刺激され、アトリエ見学もさせていただきました!

2階アトリエ

2階のアトリエでは、中央の大きなテーブルを囲むように、
利用者さんが顔を見合わせながら作業しています。

わいわいと、おしゃべりしながらとても楽しそう。

3階アトリエ

3階は、制作エリアを区切って、没頭できる空間になっています。

利用者さんがリラックスできる環境はそれぞれ。
制作に使う道具やモチーフもみんな違います。
自分がやりたいことを、やりたいようにやるのがここのスタイル。

まさにいま新しい作品が生まれようとしている現場に立ち会えて
見ているだけでも自然と興奮してきます。

カブトムシの絵

「これはカブトムシでな」と作品の説明してくれるなど
フレンドリーに話しかけてくれる人も。

カメラを向けると、手をとめてポーズをとってくれました!
和やかななかに、エネルギーを感じる制作現場でした。

やまなみ工房の敷地の真ん中のカフェ

デベッソ看板
カフェの名前「CAFE DEBESSO(カフェ デベッソ)」は、
やまなみ工房の敷地の真ん中=おへそという意味で、“でべそ”をもじった造語なんだとか。
ロゴのデザインは、利用者の吉田陸人さんによるもの。
“でべそ”という、なんだか可愛らしい表現ながらも、
そこには、施設の中心地から、社会や世界に向けて発信していくという
熱い気持ちが込められているんです。

カフェスタッフ

「カフェの利用をきっかけに、やまなみ工房を知ってもらえたら嬉しいですね」
とスタッフのおふたり。

十数年、利用者さんの活動をそばで支えてきたという
戸田理恵さん(写真右)は、カフェ担当になり
利用者さんとの関わりが少なくなってしまったことが少し寂しいとこぼします。

実際、アトリエを案内いただいたときにも、たくさんの利用者さんと笑顔で話しながら
「久しぶり!」「すごいね!頑張ってるね」などと声をかける戸田さんの様子をみて
スタッフのみなさんが、この場所と利用者さんを心底大切にされていることが伝わってきました。

ギャラリー

敷地内にはやまなみ工房の作品を展示したギャラリー兼ライブハウスなどもあります。

ミュージアムショップ

ギャラリーに併設されたミュージアムショップには
オリジナルグッズをはじめ、全国各地の作業所からセレクトした
個性的な顔ぶれが並びます。

オリジナルTシャツ
やまなみ工房オリジナルのTシャツも!
どれもインパクトのあるパワフルなデザインで、
着るだけで元気になれそう。

オブジェ

のどかな自然に囲まれた甲賀の里山から
世界に向けてさまざまな表現を発信する場所。
ただ食事を楽しむだけでなく、
さまざまな表現との出会いで五感が豊かになっていく、
やまなみ工房というテーマパークを、
ぜひゆっくりと楽しんでみてくださいね。

<写真:若林美智子 文:しがトコ編集部>

※この記事は、非常事態宣言解除後に取材したものです。
編集部はマスクを着用するほか、感染防止に最大限注意し取材しています。
被写体の人物は、写真撮影時のみマスクをはずして撮影しています。

『カフェ デベッソ』を地図でみる

新名神甲南ICより車で約5分

カフェ デベッソ

→大きい地図で見る

『カフェ デベッソ』のデータ

住所
〒520-3321 滋賀県甲賀市甲南町葛木872(やまなみ工房内)
→地図
電話番号
0748-86-0334
営業時間
10:00~18:00
定休日
土・日・祝日 ※土曜日は不定休
公式サイト
http://cafedebesso.com/
公式Instagram
https://www.instagram.com/cafedebesso/?hl=ja

「やまなみ工房」の関連記事

パリコレにも採用された“アウトサイダー・アート”の発信地 世界に注目される『やまなみ工房』

関連記事

  1. 古民家に並ぶレトロ雑貨と、昭和の雰囲気。cafe & g…
  2. ”しょうゆソフト”や、舌までまっ黒ソフトまで?!滋賀で見つけた個…
  3. 外観 世界一周の果てにたどり着いた場所。森の中の「TOPPIN OUT…
  4. アンティーク美術館のような古民家カフェ&ギャラリー『慧蔵』
  5. アイキャッチ こだわりの地酒を一合瓶でテイクアウト!『ノミビョウタン』の画期的…
  6. 壁の棚の白たぬき 白色に込められた思い。信楽の窯元が営むギャラリー&ショップ『sh…
  7. 器・生活道具 The Good Luck Store(滋賀県彦根…
  8. 滋賀県の”富士山”を見渡せる場所に建つ、絶景カフェ『三上山テラス…
滋賀県 マイナンバーカードでマイナポイント
滋賀No.1メディアで魅力を発信しませんか
PAGE TOP