【JR大津駅前カフェ:COYA CAFE(コヤカフェ)】
滋賀の県庁所在地でもあり、玄関口でもあるJR大津駅。
でも、なぜかお店も少なく、寂しい印象を持ってしまいます。
そんな大津駅前に、公園の中でのんびり時間を過ごせる
新しいスポットが誕生しました!
ひとりでも、家族でも気軽に立ち寄れる
サンドイッチ専門店『COYA CAFE』を取材してきました。
生まれ変わった『大津駅前公園』
JR大津駅からまっすぐに伸びる中央大通りは
琵琶湖に向かってゆるやかに下る坂道。
湖の風を感じながら歩くことができる遊歩道は
数年前に拡幅されて、とても歩きやすくなっています。
大津駅前は、いわゆる官庁街。
県や国など、多くの行政機関が集まるエリアです。
『COYA CAFE』がある大津駅前公園も、大津地方裁判所のすぐ隣。
丘のようなユニークなすべり台やステージが設けられ
イベント等では度々マルシェやビアガーデンが登場していましたが、
この秋、市内に本社をおく高栄ホームがネーミングライツを獲得し
『大津駅前高栄ホームパーク』として生まれ変わりました。
公園の一角に誕生した『COYA CAFE』は、
高栄ホームが手掛けるテイクアウトメインのサンドイッチのお店です。
公園の片隅に建てられた”小屋”
公園に足を踏み入れるとまず目に飛び込んでくるのは、
開放的であたたかい雰囲気のウッドデッキのテラス席。
隣には公園の景観に溶けこむ”小屋”が建てられています。
この”小屋”はお店の名前にも由来しているシンボル。
趣味のための秘密基地として、
家族が増えた時の離れとして、
自宅の庭にも設置することができるという
高栄ホームの『COYA BASE』がモチーフになっているとか。
中には8席設けられていて、雨風や寒さをしのいで
ゆっくりと過ごすことができます。
テラス席からは公園全体を眺めることができるから、
すべり台で子どもたちが遊ぶ姿を見守りながら
おしゃべりを楽しむ人たちや、
散歩の途中、愛犬とともに立ち寄る人の姿も。
テラス席をズドーンと突き抜ける一本の木は、
カフェと公園の境界線を曖昧にしてくれます。
オープンしたてホヤホヤのお店はまだ進化の途中。
今後、注文カウンターのところには屋根が設置され
テラス席には防風カーテンがつくので
さらに快適に過ごせるようになるそうです!
豊富なサンドイッチメニュー
サンドイッチのメニューは7種類、
さらにホットサンドが3種類と大充実!
駅に近く、オフィスにかこまれた場所ということもあり
「限られた時間でもすぐにお渡しできるように」と
すぐに提供できるサンドイッチも常に準備してあります。
バゲットサンドのあたためがお願いできて、
パニーニなどのホットサンドも選べるので
寒い日のランチにぴったりです。
「全種類制覇したら、ぜひ挑戦してみてほしい!」と
お店の方が勧めるのは、パンの種類や具材を組み合わせて
カスタマイズできる”自分だけのオリジナルサンドイッチ”。
バゲットorクロワッサンを選んだら、
メインの具材、トッピング、ベースの野菜とソースを決めます。
ソースの種類もなんと5種類!!
今の気分にぴったりと合うサンドイッチを手に入れたら、
是非びわ湖まで足を伸ばしてみてください。
地産地消の『近江牛サンド』
COYA CAFEの看板メニュー『近江牛サンド』を注文すると、
ジュージューと奥からお肉を炒める音と香ばしい薫りが。
にんにくを効かせた醤油ベースのソースと玉ねぎが絡み、
近江牛特有の甘い脂が絶妙な旨みになっています。
大津の農園のリーフレタスも使用されていて、
地産地消のひとしなです。
サンドイッチと相性抜群なグァバジュースも人気!
中央大通りに面していながらも、
少し奥まったところにあり、静かに自分だけの時間が楽しめる場所。
公園には新たに公衆トイレが設置され、多目的トイレもあるので、
小さなお子さん連れの方や車椅子を利用する方でも
気軽に立ち寄ることができるのではないでしょうか。
忙しい日常の合間に、深呼吸したい時に、
ふと立ち止まりたくなる憩いのカフェ。
あなただけのお気に入りのオリジナル・サンドイッチも
ぜひ見つけてみてくださいね!
(写真・文 しがトコ編集部)
『COYA CAFE』の詳細情報
- 住所
- 滋賀県大津市京町3丁目1
- 営業時間
- 10:00〜17:00
- 定休日
- なし
- 電話番号
- 077-536-5066
- https://www.instagram.com/coyacafe_ootsu/