カフェ・お店

それぞれの”君”にコーヒーの思い出を届ける、びわ湖のそばの「きみと珈琲」

【きみと珈琲/滋賀県彦根市】

滋賀県彦根市のびわ湖畔。
アトリエとカフェを兼ねた
独特で開放的なスペース「VOID A PART」内に
2021年2月28日(日)、
新しくコーヒーショップがオープンします!

お店の名前は「きみと珈琲」。
「あなたの、暮らしの、ええ塩梅」をコンセプトに
自家焙煎のコーヒーや、
滋賀県の食材を使ったランチが楽しめるという
注目のお店に、一足早くお邪魔してきました!

コーヒーの香りが漂う日だまりの空間

内観

ドアを開けると、お店全体が日だまりに包まれたような
明るい空間が目の前に広がります。

窓辺に並ぶ商品
焙煎所、コーヒー豆やフードを販売するショップ、カフェという
3つの顔を持つ「きみと珈琲」。

焙煎機

カウンターのそばには立派な焙煎機があり、
お店全体に香ばしいコーヒーの香りがただよっています。

カフェスペースには座り心地のよさそうなソファーや
壁一面の本棚があり、コーヒーを飲みながら
ゆっくりと読書を楽しむのにもピッタリです。

澄んだ水をたたえる湖をイメージした「びわ湖ロースタリーブレンド」

びわ湖ロースタリーブレンド

きみと珈琲で飲めるコーヒーは、すべて自家焙煎。
中でも一番のおすすめは、琵琶湖をイメージした
「びわ湖ロースタリーブレンド」です。

珈琲

スッキリした中に華やかな香りがあって、
どんな人にも飲みやすいキレイな味わいのコーヒーです。

ドリップシーン

「琵琶湖は、広くて穏やかで澄んでいる感じ。
それをコーヒーで表現できたらおもしろいなと思って。
琵琶湖からいちばん近い焙煎所という意味も込めて
この名前をつけました」と、店主の小川隆仁さん。

コーヒー豆

他にも深煎りや浅煎り、フルーティーな香りのものなど、
豆の違いや焙煎の違いが味わえるラインナップが
季節に合わせて4〜5種類並ぶのだそう。

焙煎の様子

「今は、もうすぐ春なので、
春らしい甘酸っぱい感じのものや、
花のような香りがするものを
お出ししたいと考えているところです。
お店で出すコーヒーは、すべて豆でも販売しますよ」

りんごジュース

メニューにはカフェインレスのコーヒーや
無農薬のりんごジュース、
ほうじ茶も用意されているそうで、
カフェインが苦手な方や
小さなお子様連れの家族も安心して楽しめそうですね!

見た目も味も楽しめる、絶品のオリジナルフード

クロクムッシュ

コーヒーに合うフードを作るのは、奥様の佑美さん。

「最近で一番の発見は、多賀町にある『原養鶏所』さんの卵です!
食べてみたらすごくおいしくて。
そうやって出会った手間ひまかけて育てられた滋賀の食材を、
たくさんの方に知ってもらえるような
メニューを作れたら楽しいなと思っています」

サンドイッチセット

おすすめは、サンドイッチとサラダにコーヒーが付いた
「サンドイッチセット」。

2種類から選べるサンドイッチは、
試飲会で好評だった自家製ホワイトソースと
鶏のハムの「クロックムッシュ」と、
季節ごとに変わる「旬の野菜を使ったサンドイッチ」です。
オープンから春先にかけては、
滋賀県産の菜花と原養鶏所の卵を贅沢に使った
見た目も春らしいサンドイッチになる予定。

チーズケーキ

スイーツのおすすめは、
2種類のクリームチーズをブレンドした「チーズケーキ」。
チーズの配合や焼き方を何度も変えて完成したという
佑美さんオリジナルの力作です。

こちらは、春限定で作られる「政所茶のマフィン」。
政所の煎茶は香りが繊細で
焼き菓子に使うのは難しいと言われており、
試行錯誤してお茶の香りをしっかり感じられる味に
仕上げられたそうです。

焼き菓子

他にも、素材の味を大切にしたコーヒーのお供にピッタリの
焼き菓子も用意されています。
「これだ!と思うものを完成させるのは大変ですが、
自分が食べたいと思うものを作っているので楽しいです!」。

ここに来たらホッとできる“町のコーヒー屋さん”になりたかった

きみと珈琲を営むのは、小川隆仁さんと佑美さんのご夫婦。
この場所でお店を始めるために、
昨年末に東京から移住してこられました。

隆仁さんは、もともと滋賀県の高島市出身。
大学を卒業したあと旅行会社に就職して1年半ほど島根県で暮らし、
その後、東京のコーヒー店で5年、腕を磨いてきました。
そして自分のお店をオープンするために滋賀県にUターン。

コーヒー道具

「学生の頃からコーヒーショップが好きで。
コーヒーを飲んでほっと一息ついたり、
店主さんと話をしたりするのが、
僕にとっていつも癒やしの時間でした」

東京でコーヒーの焙煎に関わる仕事をするうちに、
もっとお客さんと接しながら自分のコーヒーを味わってもらいたい、
そういう場所を作りたい、と思うようになったそう。

焙煎の様子アップ

「自分のお店を出すなら滋賀県で、とずっと思っていました。
1年半ほど前、東京で働きながら滋賀で出店の場所を探していた時に、
VOID A PARTの周防さんと出会って。
『今度、うちのカフェスペースが空くからやってみませんか?』
と言ってもらったのが、この場所で
きみと珈琲を始めることになったきっかけです」

外観

そこから夫婦2人で滋賀県に引越して、
出店準備や地元の人をまじえた試飲会を繰り返し、
ついにオープンの日を迎えました!

焼き菓子とコーヒー

「試飲会をする時、チラシを作って近くの家にポスティングしたんです。
そうしたら近所のおばあちゃんがチラシを握りしめて来てくれたり、
仲良くなって、自家製の梅干しを持ってきてくださる方がいたり。
ずっと夢だった“町のコーヒー屋さん”に近づけているようで、
すごく嬉しいです!」

「コーヒーを通してできるつながりを大事にしたい」

パッケージ

きみと珈琲は、「コーヒーと人、食べもの、音楽…
コーヒーを通してできるいろんなつながりを
大事にしたい」そんな思いから付けられた名前。

外観とお2人

おいしいコーヒーに、丁寧に作られたフード、
お2人の柔らかい空気がつくる居心地のいい空間は、
まさに「あなたの、暮らしの、ええ塩梅」。
春の陽気に誘われて、
コーヒーがつなぐ新しい出会いを見つけに
出かけてみてはいかがでしょう。

(文:林由佳里 写真:鎌田遥香)

「きみと珈琲」を地図でみる

湖岸道路沿いの青い看板が目印

きみと珈琲

→大きい地図で見る

「きみと珈琲」のデータ

住所
〒521-1146  滋賀県彦根市柳川町218-1 VOID A PART内 
→地図
営業時間
平日11:00〜19:00 土日祝7:30〜16:00
Facebook
https://www.facebook.com/kimito0311/
インスタグラム
https://instagram.com/kimito_coffee?igshid=13ephvj7nqoi9
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