【滋賀のええトコ:大津パルコ】
8月31日、大津パルコが20年の歴史に幕を閉じました。
1996年にオープン以来、
滋賀のランドマークとして愛されてきた大津パルコ。
「青春時代の思い出だった‥」
「タワーレコードによく行ってたなぁ」
「初デートが大津パルコだった」
あの頃、学生で青春時代を謳歌していた人も、
いまでは立派な大人になりました。
まだ小さかったという人も、
この20年でお酒だって飲めるようになりました。
ファッションも、音楽も、ワクワクするきっかけが
大津パルコだったという方も多いのではないでしょうか。
最終日にはたくさんの人が集まり、
大津パルコの閉店を惜しみました。
多くの人が押し寄せた大津パルコの最終日
(写真撮影 hana19)
8月31日、大津パルコのラストを見届けようと、
円形広場はたくさんの人で溢れていました。
見上げると、2階や3階にもお客さんの姿が。
(写真撮影 asm_iy_z)
「明日からパルコの看板が光っていないなんて、
想像するだけでさみしすぎる…」という声も。
大津パルコ店頭にある街路樹の
イルミネーションは幻想的な雰囲気で、
通りすぎる人の心をわくわくさせてくれました。
「さようなら、ばいばい!」
(写真撮影 marihi)
営業の最後には大津パルコ、竹井信治店長から閉店のスピーチが。
「ありがとうございました」の言葉の後に
「ばいばい!!」と大声で手をふる
大津パルコスタッフのみなさん。
会場からは
「ばいばい!」
「ばいばーい!」「ありがとう!」
の声とともに大きな拍手が沸き起こりました。
(動画:yskz_mwam755)
日常の中の“あたりまえ”だった大津パルコ
(写真撮影 asm_iy_z)
閉店の翌日、9月1日の朝の写真。
パルコの面影が少しずつ消えていきます。
日常の“あたりまえ”は、
そう簡単には浸透しないもの。
20年間、営業し続けてきたことは、
本当にすごいことだったんだと
改めてて実感させられます。
大津パルコ閉店後は大阪市中央区の不動産
「アーク不動産」が後継し、来年の春頃には
商業施設がオープン予定とのこと。
滋賀の文化発信基地として20年間。
たくさんの人に愛されてきた大津パルコ。
みなさんの思い出の中で、
時々しみじみと懐かしみ、
その記憶に励まされながらも、
この場所での新たな展開も、ぜひ見守っていきたいですね。
大津パルコに
心からの大きな「ありがとう」を。
20年間、おつかれさまでした。
さようなら。
そして、ばいばい大津パルコ!!