リフレクションフォトスポット<びわ湖の北編>
湖に映る夜景や緑、田園に反射する青空。
上から見ても下から見ても美しい!?
『リフレクションフォト』をご存知でしょうか?
『リフレクションフォト』とは、
風がないなどの条件が揃った時に
水面などに景色が反射して
上下対象に映る写真のこと。
じつは滋賀県には、
そんなリフレクションフォトを
撮影できるスポットがたくさんあるんです。
米原から長浜に続く北エリアの
リフレクションスポットをご紹介していきます!
L. 三島池(滋賀県米原市)
滋賀県最高峰の伊吹山が映り込む三島池。
静かな早朝の撮影は、
少しひんやりした空気に
心が浄化されます。
リフレクションとともに、
周りから聞こえてくる自然の音にも
耳を傾けてみてください。
M. 青岸寺(滋賀県米原市)
青岸寺の見事な庭園が映り込むのは、
水面ではなく、机なんです。
つまり青岸寺では、風の有無に関係なく
リフレクションフォトを撮影できます。
撮影スキルに自信がない方も、
まずは青岸寺のリフレクションを
カメラに収めてみてはいかがでしょうか?
N. 大野木の水田(滋賀県米原市)
このスポット魅力はなんといっても
伊吹山をバックに新幹線が映り込むという
贅沢なシチュエーション!
季節によって表情を変える田んぼが
リフレクションフォトにまた一味加えます。
駐車スペースがないので、撮影の際は
農作業の迷惑にならないよう配慮してください。
O. 新庄の桜並木(滋賀県米原市)
蛍で有名な天野川沿いの桜並木。
約500mの桜並木はライトアップもおこなわれます。
桜が咲く頃はまだ田植え前なので、
水が張られた水田に
しっかりと桜並木が反射します。
駐車場がないので、
ゆっくりと散歩をしながら撮影するのが
いいかもしれません。
P. 余呉湖(滋賀県長浜市)
羽衣伝説がある神秘の湖、余呉湖。
1周、約6.4Kmという大きさで、
三方を山で囲まれています。
春は桜が美しく、
冬はワカサギ釣りも楽しめます。
壮大な自然が織りなすリフレクションを
是非カメラに収めてください。
Q. 菅浦(滋賀県長浜市)
菅浦は、びわ湖の最北端のあたりに位置します。
入り組んだ景色が美しく、
別名「日本のフィヨルド」とも呼ばれます。
菅浦にある集落は、
昭和30年代に道路ができるまで、
船でしか行けない陸の孤島でした。
随筆家の白洲正子はこの村を紀行文で
「かくれ里」と表現するほど、
独特の立地と歴史を持ち合わせています。
そこでの独自の暮らしが注目され、
「重要文化的景観」に選定されています。
R. 慶雲館(滋賀県長浜市)
立派な梅の木の盆栽が展示される、
新春イベント「長浜盆梅展」の
会場として有名な慶雲館。
明治19年に、明治天皇行幸のために建てられた迎賓館です。
こちらも青岸寺と同じく、
机に映り込む庭が撮影できるスポットです。
S. もみじ池(滋賀県高島市)
もみじ池という名前の通り、
秋には池面に周辺の山々の紅葉が
鮮やかに映し出されます。
紅葉の季節はもちろんですが、
新緑もまた素敵なリフレクションを
生み出してくれます。
T. 平池(だいらいけ)(滋賀県高島市)
2haにも及ぶ湿地帯に群生する
1万本のカキツバタが有名な平池。
カキツバタが咲く時期は
池全体が幻想的な色彩に包まれます。
夏には山々の緑が美しく映り込み、
冬には池の表面に張った氷も
見れるかもしれません。
U. メタセコイア並木(滋賀県高島市)
雪が降れば冬ソナのヨン様が現れそうだと
巷で噂になるこのメタセコイア並木。
約500本のメタセコイアが約2.4kmに渡って植えられ、
この先のマキノ高原へ続くアプローチ道となっています。
平成6年には、読売新聞社の
「新・日本の街路樹百景」に選定されました。
V. マキノサニービーチ(滋賀県高島市)
高木浜、知内浜2つの浜からなるマキノサニービーチ。
水質が良く、オートキャンプ場もあり、
景観の美しいビーチとして人気です。
昭和62年には、
「21世紀に引き継ぎたい日本の白砂青松百選」に選ばれています。
シャッタータイマーをセットして、仲間と並んで写真を撮れば
誰でも青春時代にタイムスリップです!