【しがスポーツSTORY#007 スラックライン】
気持ち良く晴れ渡った湖岸で青空へ向かって跳ねる!
これはいま話題のスポーツ「スラックライン」です。
5cm幅のベルト状のラインの上を歩いたり、ジャンプしたりするスポーツで
その華麗な技がメディアで取り上げられることも増え
見たことあるという人も多いかもしれません。
楽しそう!と思った人も、なんだか難しそう…と思った人も
まずは知ってほしい!
スラックラインの魅力は誰もが気軽に始められることなんです。
今回の「しがスポーツSTORY」は
そんな「スラックライン」に魅了された人が集う
「栗東スラックラインクラブ」のみなさんの練習会場へお邪魔しました。
乗りたい気持ちがあれば必ずできる!
スラックラインをわかりやすく言えば、綱渡りを誰でも楽しめるように進化させたスポーツ。老若男女を問わず誰でもすぐに始められるのが最大の魅力です。
県内のスラックライン愛好者らが集まる「栗東スラックラインクラブ」代表の林英雄さんは、「最初はなにも気にせず自分の思い通りにやってみればいい」と話します。実は林さんも子どもの遊び道具にと気軽にネット通販で購入し、誰に教わることもなく自宅の庭で始めたのがきっかけでした。
「ただ歩く、これが意外と難しくて!歩けないことが悔しくて、いつの間にか子どもよりも私のほうがハマってました(笑)とにかく乗ってみたらわかるよ!」
そう言われ、興味津々でのってみた取材陣。
「おぉ!乗れた!」何度かチャンレジするうちに数秒間ですが立てるようになりました!
初心者だとただ落ちずに耐えるのも一苦労で、夢中でやっているとそれだけで汗びっしょりになってきます。コツは足元を気にせず、目線をまっすぐ前に向けること。体の重心を一直線にすること。歩く、しゃがむなど少しずつできることが増えてくると、達成感が感じられ、より一層楽しくなってくるそうです。
「見た目で難しそうと言われることもあるのですが、基本的に誰でも練習すれば乗れるようになります。自転車だって乗りたいという気持ちがあれば乗れるようになるでしょ。あれと同じ。乗りたいって気持ちが大事なんです。」と笑う林さん。
通常、初心者が始める場合はラインを低く設置するので、誰でも安全に遊べるスポーツです。短くて低ければ幼児でも挑戦できます。
「スラックラインは自然と共存しながら楽しむスポーツ。公園で遊ぶ場合は、他の人の動線の邪魔にならない場所に設置する、木や支柱を傷めないように養生するなど、周囲への配慮を忘れないように。」
※「しがスポーツSTORY」は『しがトコ』が企画・取材を担当し制作しています。この記事は、滋賀県公式の総合スポーツサイト『しがスポーツナビ』で公開されています。