【滋賀ぐらしインタビュー地域の魅力編】
信楽の土に魅せられて、
陶芸の町でしか味わえない日々を楽しむ篠原希(しのはらのぞむ)さん。
アメリカから彦根に移住し、彦根の奥深い歴史に感銘をうけ
ボランティアガイドを務めるアンドラス・リーさん。
ふたりとも、好きなものの傍で暮らす選択をした移住者です。
移住を決めた経緯や現在の暮らしぶりなど、
内容の一部を抜粋してご紹介します。
信楽の土に魅せられた篠原さん
___移住の経緯を教えてください。
僕の決め手になったのは、ここ(信楽)にしかない土ですね。
世界中で見ても信楽みたいな面白い土はないと確信を持ってるので、
その土を知り尽くすまではとてもじゃないけど離れられない
というのが決め手になりました。
僕からすると信楽は焼き物のメッカみたいな場所ですし、
「移住する」ではなくて「仕事をする」ために来て、
その結果住むことになっている。
不安も多かったですけど、
逆に知らない世界だけしかない世界っていうのはすごく面白かったです。
___滋賀ぐらしの中で感じた地域の魅力とは?
操業していた登り窯の風景を思い浮かべながら、
あの辺りの土を掘って木を燃やしてたのかなとか、
感じながら制作できるのですごい嬉しいし、
信楽で制作できたり、暮らせることの一番大事なところだと思います。
彦根の歴史に魅了されたアンドラス・リーさん
___滋賀ぐらしの中で感じた地域の魅力とは?
私が彦根に移住した理由はいくつかあります。
1つは妻が彦根出身であったことですが、
移住してから彦根の1600年代の素晴らしい歴史に魅せられました。
(彦根藩主の)井伊家は徳川幕府からこの地を与えられ、
彼らの子孫は今もなお彦根に住んでいます。
彦根の人々は今もなお彼らを誇りに思っており、
井伊家の伝統はこの地で大変重要なものです。
彦根は本当に興味深い場所です。
___滋賀への移住を考えている人へメッセージをお願いします!
彦根には素晴らしい自然の風景がたくさんあり、
なかでも琵琶湖の周辺は特に美しいです。
彦根城ではひこにゃんに会うこともできます。
彦根城の桜も素晴らしいです。
この辺りは全て桜の木で、満開の時期は本当に美しいです。