カフェ・お店

『寿長生の郷』の夏の風物詩。ふわっふわの天然氷かき氷。

天然氷かき氷「抹茶」

【寿長生の郷(すないのさと)/滋賀県大津市】

暑くなればなるほど、食べたくなるものといえば・・・かき氷!

「叶 匠壽庵」の和菓子が生まれる『寿長生の郷』で、
期間限定で日光の天然氷を削ったふわふわのかき氷がいただけます。
和菓子屋が本気で作った極上かき氷をもとめ、行列ができることも。

ほかにも和菓子の郷には、ここでしか味わえないスイーツがいっぱい!
『寿長生の郷』の食の魅力をご紹介します。

窓の外のロケーションも抜群!

梅窓庵外観

限定かき氷をもとめて、『寿長生の郷』の中心施設へ。

昔からここにあったかのように周囲の自然としっくり馴染んでいる
和風の建物が「山寿亭」と「梅窓庵(ばいそうあん)」です。

完全予約制でしっとりと食事を楽しむ「山寿亭」と、
窓の外の梅林を眺めながら食事と甘味が楽しめる食事処「梅窓庵」。
この日は予約なしで来店できる「梅窓庵」にうかがいました。

梅窓庵内観

「梅窓庵」の店内は広く、ゆったりと席が配置されています。
そしてその名の通り、窓からの眺めが最高!

梅窓庵カウンター席

目の前には千本の梅林が広がります。

心地良い風を感じ、鳥のさえずりを聞いていると
気持ちが解き放たれていくようです。

梅窓庵テラス席

外のテラス席で自然を肌で感じながら過ごすのもいいですね。

希少な天然氷を使ったふわふわ極上かき氷

天然氷かき氷抹茶

※2023年、かき氷は「総合案内所(古民家)」での提供となります。
ご注意ください。

こちらが天然氷を削ったかき氷「氷室守(ひむろもり)抹茶小豆」。
宇治の抹茶を使ったシロップに、和菓子にも使う大納言小豆餡と白玉がトッピングされています。

外の鮮やかな新緑にも負けず、映えてます(笑)

天然氷かき氷抹茶アップ

“天然氷”とは、自然環境下でゆっくりと凍らせた氷のこと。

天然氷を生産しているのは全国でわずか5軒しかなく、
ここでは日光の「四代目徳次郎」の氷が使われています。

雪が降れば氷を守るため徹夜で雪かきし、
雨が降ればいちからやり直しといった具合に、
手間暇かけて硬く透明度の高い氷が完成します。

日本の伝統的な製法で作られる天然氷は薄く削っても溶けにくく、
口に含むとふんわりとした、やさしい食感を楽しむことができます。

綿菓子のようなふわふわの天然氷のかき氷は、かき氷フリークも一目置く存在なんだとか。

天然かき氷 あら川の桃

こちらは「あら川の桃」を使用したかき氷。

・あらごし食感にクラッシュした果肉ソース
・桃本来の甘さが際立つ桃ソース
・美しい桃色と甘酸っぱさが感じられるすももソース
と、こだわりの桃ソース3種類を絶妙にブレンドした、桃好きにはたまらない逸品です!

横に添えられているのは、和三盆糖を使用したアールグレイシロップ。
途中でかけると、ピーチティのような味の変化も楽しめます。

ほかにも完熟いちごをつかった「完熟あまおう」や
寿長生の郷の梅をつかった「城州白梅」などもあり、
どれを食べるか、悩んでしまうほど。
いずれもなくなり次第販売終了となります。お早めに!!

伊吹そばや近江牛。滋賀食材にこだわったランチメニュー

「梅窓庵」には、滋賀の食材を使ったランチメニューもあります。

梅おろしそば

「梅おろしそば」

日本そば発祥の地とも言われている伊吹で栽培された「伊吹そば」の冷製そば。
大きな梅干しを崩し入れて、さっぱりといただきます。
付け合わせにも、エビ豆などの滋賀の食材が使われています。

近江黒鶏の親子丼

「近江黒鶏の親子丼」
寿長生の郷で栽培されている実山椒を使った親子丼です。

写真ではわかりづらいかもしれませんが、
とろとろの卵の中にフレッシュな実山椒がたっぷり入っているんです。
ピリリと爽やかな辛味がたまりません!

心ときめく、美しい和菓子との出会い

お菓子売り場

和菓子の郷に訪れたなら、ぜひお土産も買いたいですよね!
お菓子売り場には、同じ敷地内にある和菓子工場から届くできたての和菓子が並びます。
ここでしか手に入らない店舗限定菓子などもありますよ。

標野

売り場でひときわ目を惹いたのは、見た目にも美しい
梅酒を使ったお菓子「標野(しめの)」。

「叶 匠壽庵」の代表的なお菓子ですが、
6年もの開発期間をかけて、2020年6月にリニューアルされたんだそう。
これまでは着色料で表現するしかなかった赤い色を
希少な梅の赤い品種「露茜」を使い、梅の色素だけで表現することに成功しました。
甘さを抑え、梅の風味がより濃く感じられるようになったんです。

梅本来の甘酸っぱさが、夏にぴったり!

あも

こちらは銘菓「あも」。

柔らかい求肥をふっくらと炊き上げたつぶあんで包んだ
「叶 匠壽庵」を代表する和菓子です。
もちとあんこというシンプルな組み合わせだからこそ、
和菓子職人のこだわりが際立ちます。

かるた最中

古い百人一首のようですが、実はこれもお菓子。
かるたの聖地「近江神宮」から着想を得て誕生したお菓子で、
かるたのように見えるのは最中種(最中の皮)なんです!

この最中で先ほど紹介した「あも」を挟んでいただきます。
美しい絵札が精密に再現されていて、食べるのがもったいないほど!
滋賀の贈り物としても喜ばれそうですね!

梅酒

敷地で育った城州白梅を使った梅酒や梅ジュースなども販売されています。

日常を離れ、お茶席でのんびり

お茶室

お菓子売り場の奥には、生菓子と抹茶がいただける茶室もあります。

「お茶席」
10時~/12時~/14時~/15時30分~の4部制
料金:税別1,500円(お抹茶と生菓子)
※所要時間約30分/定員15名/予約可

毎月替わる設えはもちろん、茶席でしか味わう事の出来ない季節の生菓子もおすすめです。

お茶席

お茶席の作法などを知らなくても大丈夫。
優しく教えてもらえます。

庭園と和菓子から、季節を五感で感じとってみてはいかがでしょう。

囲炉裏茶房のテラス席

和のおもてなしを感じられる『寿長生の郷』で、1日ゆっくり過ごしてみませんか?

施設を散策した様子はこちらの記事でご紹介しています。

“和”と“自然”に包まれリラックス。『寿長生の郷』にお出かけしました

(記事公開日:2020年6月24日/最終更新日:2023年7月27日)

『寿長生の郷』を地図でみる

JR石山駅からシャトルバスで30分

寿長生の郷

→大きい地図で見る

『寿長生の郷』のデータ

住所
〒520-2266 滋賀県大津市大石龍門4丁目2-1
→地図
電話番号
077-546-3131
営業時間
10:00~17:00
各施設により営業時間が異なります
定休日
毎週水曜日
公式サイト
https://kanou.com/gnaviplus/sunainosato/
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