【滋賀のええトコ:ホテル&カフェ】
ここが大津駅だということを忘れてしまいそう!
リニューアルオープンしたばかりの駅ビル施設『ザ・カレンダー』は、
とてもスタイリッシュな空間!
県庁所在地のメイン駅にも関わらず、
昼間は人通りがまばらで寂しかった大津駅。
その駅ビルが、10月1日にリニューアルオープンしました。
駅ビル2階には、カフェ・レストラン、
バーベキューテラス、座敷にバーカウンター、
そして、なんとカプセルホテルまで!
飲んで、食べて、宿泊できる、
いろんな要素がギュッと凝縮された空間。
ランチに、打ち合わせに、友達との待ち合わせ場所に!
わざわざ行ってみたくなるスポットに生まれ変わった
大津駅の複合施設「THE CALENDAR(ザ カレンダー)」と、
1階の観光案内所「OTSURY(オーツリー)」をご紹介します!
カプセルホテル&カフェ・レストランの「THE CALENDAR(ザ カレンダー)」
JR大津駅・北口の改札からすぐ。
リニューアルされた駅ビル内にあるのが、こちらの入口。
玄関はコンクリート打ちっ放しのオシャレな空間。
テーブルの上には、「大津駅が変わる!」など、
リニューアルコンセプトを散りばめられたチラシがズラリ。
ここから、階段の先がお店です。
何が待っているのか、期待が膨らみます!
階段をのぼってみると・・・
この別世界!
地上の喧騒からすこし離れただけなのに、
2階のフロアそのものが、海外のデザイナーズホテルのよう。
もう、長居すること間違いなしです!
じつはこのお店は、大阪・東京でカフェ「GARB」を運営するなど、
カフェブームの仕掛け人(株)バルニバービがプロデュース。
納得の雰囲気です!
お店に入ると同時に「いらっしゃいませ!」と
素敵な笑顔で迎えてくださったのは、店長・井上隆文さん。
カフェ・レストランはセルフスタイルですが、
店員さんの笑顔と接客の優しさは抜群です。
システムの説明や、席の案内、おすすめ料理など、
丁寧に説明してもらえます。
セルフなので、注文はご自身で。
ここで好きなメニューを注文して事前にお支払い。
ブザーで呼ばれたら取りに行きます。
写真のメニューは、カレンダーボードランチ(980円)。
ほか、週替りランチプレート(780円)パスタランチ(880円)など
ランチメニューも充実&良心的なお値段!
なお、ランチにはすべてフリードリンクが付いてお得!
コーヒーや紅茶も、もちろんセルフで!
奥まった空間にはお座敷コーナーもあります。
駅ビル2階で、ちょうど、駅のホームと同じ高さ。
なので、食べてる間に電車が目の前を通過します!
ちびっ子や、電車好きの方には、もうたまらないですね!
奥には卓球ができるスペースも。
お食事の方は、無料で使ってOKです。
取材中、ランチタイムに卓球をしてる人は居ませんでしたが、
今後、ここから大津の卓球文化が育っていくのでしょうか。
屋外にはバーベキューができるテラス席もありますよ。
夜になると照明が灯って、また違った雰囲気に。
テーブルだけでなくソファ席もあるので、デートにも使えそう。
この空間を使ったイベントもいろいろ企画されてます。
なんと、毎朝7:30からラジオ体操イベントも実施するそうです!
女性でもわざわざ泊まりたい!カプセルホテルの新しいかたち
レストランだけでなく、注目なのがカプセルホテル。
駅直結のため、京都や大阪の旅行者からもアクセス抜群!
宿泊目的でも滋賀へ来る人が、今後もっと増えそうです。
ホテルの中も見せてもらいました。
ちょっと覗いてみましょう!
カフェエリアから、ドアを一枚隔てた奥に、
このエントランスがあります。
ここには自由に読める本がずらり!
ブックコンシェルジュがセレクトした古本が揃い、
海外のような素敵な内装ですが、ここ、カプセホテルなんですよ。
奥に進むと、女性と男性に別れた入り口が。
チェックイン時に渡されるカードをかざしてロック解除。
セキュリティも、もちろん万全です。
映画のワンシーンに出てきそうな、
この近未来的な雰囲気!宇宙船みたい!
カプセルの中も、けっこう広いですね。
これなら大きな男性の方でも、ゆったり過ごせそう。
シャワールームはこちら。
コインランドリーもあって、加湿器、ズボンプレッサーの貸出もあり。
最低限のことはここで揃いますが、
じつは大津駅前には、昔ながらの銭湯も多いんですよ。
ゆっくりお風呂に入りたい方は、
ちょっと街なかを散策してみるのも良いですね!
観光案内所も「OTSURY(オーツリー)」としてイメージを一新!
街なかを散策をしたい人へのおすすめが、
駅ビル1Fにオープンした観光案内所「オーツリー」!
「ザ・カレンダー」の隣にあります。
入り口には、自転車がずらり!
これ、なんと、無料でレンタルできます!
(※2017年3月末までの期間限定/その後は有料)
これで、浜大津の湖岸までの移動もラクラクですし、
スポーツバイクを借りればビワイチチャレンジも出来るかも!?
ぜひ、このお得な期間に利用してみてくださいね。
観光案内所の中には、たくさんのチラシやパンフレット。
最近は訪日外国人が増えているので、
観光案内所にも外国人スタッフの姿が!
英語を含めて、計6ヶ国語に対応してくれるそうですよ。
地元のお菓子屋や雑貨なども購入できます!
駅前にお土産が揃ってると、
ちょっとしたときの手土産にも仕えて便利!
おすすめはこちら「オツなクーポン!」
大津の飲食店などで使えるお得なクーポンが並びます。
クーポンといえども、一つひとつがカードサイズにデザインされていて
見た目にも可愛い!全種類あつめて使いたくなります。
店内に掲げられた黒板には、「そば打ち大会」や「酒蔵見学ツアー」など、
楽しそうな企画が!大津駅前の商店街さん協力のもと、
様々なイベントが企画され、それがこの観光案内所を中心に発信されています。
地元の人でも“使える”情報が詰まった観光案内所は良いですね!
こちらがスタッフのみなさん。
「大津へようこそ」という、ステキな笑顔を見せてくださいました!
人が集まり、街が動く!新しい大津駅のこれから
もともとは人通りも少なく、寂しい印象だった
滋賀県の玄関口「大津駅」。
リニューアル後の現在は、1階に飲食店も入居し
お昼ともなれば、この通り!活気のある風景が見られるようになりました。
街が息を吹き返せば、人の流れが変わり、動きが生まれる。
シーンと静かなままでは、きっと変化は難しい。
動き出すエンジンに火がついた(?!)大津駅が、
これからどんな方向に進もうとするのか。
わかっているのは、集まる人の数だけ可能性が広がるということ。
この大津駅リニューアルプロジェクト、
大津市と民間企業と、地元のみなさんと
みんな一緒になって奮闘したプロジェクトだったようです。
「ここに来たら、何か面白いことが体験できる、
大津駅から旅を始めてみたくなる。
そんな駅になっていきたいですね」と、
人で賑わう店内をしみじみと見つめながら話す
観光振興課の清水さん(右)と、
その隣で何度もうなずいていた檜垣敏さん(左)。
取材時に、おふたりのにじみ出るような笑顔と出会って思わず写真をパチリ。
大津駅が新しいスタートを切ったんだ!と改めて実感する瞬間でした。
わざわざ出かけたくなる、生まれ変わった大津駅へ。
ぜひ足を運んでみてくださいね!
(写真:林正隆 文:亀口美穂 )
「THE CALENDAR(ザ カレンダー)」を地図でみる
JR大津駅ビル内2F
→大きい地図で見る
「ザ・カレンダー」のデータ
- 住所
- 〒520-0055 滋賀県大津市春日町1-3(→地図)
- 電話番号
- 077-526-9090
- 公式サイト
- http://www.the-calendar.jp/index.php